アル・ジャロウさん追悼

先日、遠い旅に出てしまった、アル・ジャロウさん。
「声の魔術師」と呼ばれ、ミュージシャンにも敬愛されたアルさんを、この数日、CDを聴いたり動画を見たりして偲んでいます。

僕は個人的にはJay Graydonがプロデュースした一連の作品が大好きで、リアルタイムでLPでよく聴きました。
「This Time」1980、「Breakin' Away」1981、「Jarreau」1983の3作。
いずれ劣らぬ傑作揃いですが、「Breakin' Away」アルバムは特に愛聴盤。
1曲目の「Closer To Your Love」は休日の朝に聴きたい爽やかな曲で、繰り返し聴くほどに味わい深い佳曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=ctnpKH1bbfw　



そして、その前作「This Time」もすごい傑作アルバムです。



収録曲の中ではチック・コリアの「SPAIN」があまりにも有名ですが、他にも佳曲がズラーッと揃います。
1曲目の「Never Givin' Up」は、名曲。https://www.youtube.com/watch?v=Va28R2o6rMY

僕が一番好きな曲は「Alonzo」、邦題は「海の男アロンゾ」。どんな物語があるのか分かんないけど、とにかく胸に沁みるいい曲であり、素晴らしいボーカルです。ちなみに途中のフルートのような音もアルさんの声によるものです。
https://www.youtube.com/watch?v=azL3sfj458w