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☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆

作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

「お笑いモンスター」さんまさんの秘話

2015年01月20日 20時28分32秒 | 好きなアーティスト
今日は、昨夜のラジオ「ミラクルショット」の僕のコーナーで取り上げた素敵なお話を、
皆様にブログでご紹介させてください。



明石家さんまさんと言えば、この30年以上にわたり日本中に笑いをふりまく大スターですが、
その明るいキャラクターの裏腹に、悲しく劇的な背景と運命を抱えた人物だということ、
皆さんご存知でしょうか。

大竹しのぶさんとの間に生まれた娘の「いまる」ちゃん。
この名前の由来が「生きてるだけで丸儲け」ということは、知られています。
なんだ、一人娘にそんなふざけた名前をつけてけしからん、と思った人も沢山いたでしょう。
しかし実はこの名前に彼の悲しい歴史がこめられているんです。

さんまさんは、3歳の時に実の母親を亡くしています。
甘えたい盛りの子供がお母さんを亡くした悲しみ。これが第1ページになります。

父親が再婚した相手、つまり継母とは折り合いが悪く、
彼があのような面白いことを言って笑わせる子になった背景には、
かまってくれない継母を冗談で笑わせて、かまってもらいたいという切ない気持ちがあったからだと言います。
継母は子供を産み、腹違いの弟ができましたが、
この弟がさんまさんにすごくなつき、さんまさんも弟をすごく可愛がっていました。
さんまさんがどんどんスターになっていく様子を弟さんもすごく喜んでいたそうです。
しかし、この弟さんが19歳という若さで亡くなってしまいます。
さんまさんは計り知れないショックを受けます。これが第2ページです。

続く第3ページは、1985年8月の日航機墜落事故です。
この飛行機には、坂本九さんが搭乗していて犠牲になったわけですが、実はこの便にさんまさんも乗る予定でした。
しかし、この日の「俺たちひょうきん族」の収録が予定より早く終了し、さんまさんはこの便をキャンセルして、
早い時間の飛行機で大阪入りしたので事故を免れました。
当然、その日の彼も大きなショックを受けました。
本当ならばあの事故で死んでいたのかもしれない。言葉をなくし、うなだれるさんまさんでした。

常に「死」が身近にあり、「死」を意識して生きてきたさんまさん。
『生きてるだけで丸儲け』という言葉は、そんな背景と深みがあるんですね。
娘にこの名前をつけた気持ち、よーく分かります。
生きている事のありがたさを娘に伝えたかったのですね。

さんまさんの明るい笑顔の向こうに、悲しい人生と運命があったなんて、知りませんでした。
これを知ってからは、彼を見る目が変わり、
彼の爆発的な面白トークがますます大好きになった、鉄のみゅーじしゃんでした。
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1 コメント

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Unknown (本橋裕)
2015-01-21 19:46:58
こんばんは!さんま師匠のブログおもしろいですね!おれたちひょうきんぞくもみてました!毎週土曜日だったので、特にアミダババアの歌が大ヒットで作曲したのが、サザンオールスターズのリーダー、桑田佳祐さんです!!
さんまさんの歌もよいですが、桑田佳祐さんの歌声も最高です!桑田さんバージョンをききたかったら、2003年の夏におこなわれた、全国ツアーの模様がおすすめです!DVDでみると最高の歌にしあがってますよ!ぜひチェックしてみては?
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