川口千里ちゃん。現在21歳の、若き天才ドラマー。
中学時代、三重県の天才ドラム少女として名を馳せ、師匠の菅沼孝三さん譲りの超絶技巧で、今や国内だけでなく世界で高く評価される存在です。
21歳だけど、見た目はすごく純朴な少女で、ホントに可愛いです。
僕が初めて千里ちゃんのライブを見たのは2014年、ビオラ奏者田中詩織さんのライブでした。当時まだ高3で、そのライブのために上京していました。
このライブ自体、とても楽しくてクオリティの高いものでしたが、とりわけ千里ちゃんのドラムは高い完成度を誇り、風格さえ漂っていました。共演者がMCトークで「高校生のふりしてるけどホントは45歳じゃねーの？」といじってましたねぇ。
翌2015年、千里ちゃんは早稲田大学に普通に受験して合格・入学。この年から、大髙清美さん(org,kb)とのユニット「KIYO＊SEN」のライブをほぼ毎回見ていて、個人的にお話もさせてもらっています。写真は前回4/5の「KIYO＊SEN」ライブから。
過激なのにウキウキして楽しい、プログレ・フュージョン。
超絶技巧がさく裂しながらも、くだけたお茶目なトーク、ファミリー感あふれるチームワークで、すごく楽しめました。
清美ちゃんとの2ショットは、いつもこんな楽しい写真が撮れます(^O^)
さて本題です。
川口千里はまだ21歳で、見た目はまだ「小娘」かもしれませんが、僕は彼女から多くの大事なことを学びました。
まず、千里ちゃんはもう既に世界が注目する若手トップドラマーですが、全く天狗にならず、謙虚で聡明で良識の持ち主。スレたところがなくて、人懐こい、可愛い子です。ご家族の躾がよかったのでしょうね。
これだけでも素晴らしいことで、見習うべき人格なのですが、もちろんこれだけではありません。
世の若手ミュージシャンは、例え技術的に長けていたとしても、ベテランと比較されて、いわく「味わいがない」とか「演奏が歌っていない」だの「円熟してない」だのと、叩かれます。
しかし、僕は確信を持って言いますが、川口千里のドラムは確かに超絶技巧だけれどよく歌っているし、ストーリーが感じられるし、味があるのです。
自らも作曲を手掛けるようになったからか、より深くアンサンブルに寄与・貢献しています。そしてこれは、彼女が17歳から21歳の今日まで4年間で確実に進化してきた部分です。
つまり、若手ミュージシャンがよく難癖をつけられるような、未熟な短所が、この子にはないのです。
ひるがえって、オッサンである僕が千里ちゃんに学ぶことは・・。
確かに、経験を沢山積んだベテランミュージシャンはそれだけ感性やデータの蓄積があり、味がある演奏をする人が多いです。
しかし、いたずらに経験を重ねただけでそれがちっとも「こやし」になっておらず、歌っていない、物語や味わいのない演奏をする人も、沢山いるのです。
もう、経験を積んでいることで妙な自信を持つことは、やめた方がいいと考えます。
ベテランであっても、今現在、自分が充分に味のあるよく歌う演奏ができているのか、経験の浅い若手にコロッと負けるレベルではないのか、シビアに謙虚に自己を評価すべきだと思うのです。
シンガーももちろんそうで、ベテランの歌は若手の歌よりも味わいがあって人を感動させる、と思いがちですが、ホントにそうか、ベテランでも何も心に残らない歌を歌っていないか、危機感を持つべきだと思います。
これは、役者や著述業、画家イラストレーターといったクリエイティブな仕事をしている人はすべて、そうだと思います。いや、サラリーマンや教師や、すべての人にも当てはまります。
もちろん、この僕も、自分自身ともう一度対峙して、逆に若い人たちを目標にして頑張ってみようと思うのです。
・・といったことを、川口千里ちゃんを見ていて、僕は学んだ次第です。
今回はちょっと辛口なことを書いてしまいましたが、特定の誰かを中傷するものでは全くありません。
千里ちゃんは、この春で大学4年になりました。大学生活もあと1年。大切な人生の1ページをいっぱい楽しんでほしいです。
大学にいる間に、音楽と関係ないお友達をいっぱい作って、この先の人生でずっと大事にしてや、と偉そうに申し上げたら、本人はとっくにそれを理解して実践していました。余計なお世話でした(;^_^A
千里ちゃんの人生そして音楽家人生、この先どうなっていくのか、ホントに楽しみです。
すごい音楽家になるのは間違いないですが、ますます素敵な大人に、そして可愛い大人の女性に、なってほしいと、思います。
川口千里オフィシャルサイトは
http://www.senridrums.com/
中学時代、三重県の天才ドラム少女として名を馳せ、師匠の菅沼孝三さん譲りの超絶技巧で、今や国内だけでなく世界で高く評価される存在です。
21歳だけど、見た目はすごく純朴な少女で、ホントに可愛いです。
僕が初めて千里ちゃんのライブを見たのは2014年、ビオラ奏者田中詩織さんのライブでした。当時まだ高3で、そのライブのために上京していました。
このライブ自体、とても楽しくてクオリティの高いものでしたが、とりわけ千里ちゃんのドラムは高い完成度を誇り、風格さえ漂っていました。共演者がMCトークで「高校生のふりしてるけどホントは45歳じゃねーの？」といじってましたねぇ。
翌2015年、千里ちゃんは早稲田大学に普通に受験して合格・入学。この年から、大髙清美さん(org,kb)とのユニット「KIYO＊SEN」のライブをほぼ毎回見ていて、個人的にお話もさせてもらっています。写真は前回4/5の「KIYO＊SEN」ライブから。
過激なのにウキウキして楽しい、プログレ・フュージョン。
超絶技巧がさく裂しながらも、くだけたお茶目なトーク、ファミリー感あふれるチームワークで、すごく楽しめました。
清美ちゃんとの2ショットは、いつもこんな楽しい写真が撮れます(^O^)
さて本題です。
川口千里はまだ21歳で、見た目はまだ「小娘」かもしれませんが、僕は彼女から多くの大事なことを学びました。
まず、千里ちゃんはもう既に世界が注目する若手トップドラマーですが、全く天狗にならず、謙虚で聡明で良識の持ち主。スレたところがなくて、人懐こい、可愛い子です。ご家族の躾がよかったのでしょうね。
これだけでも素晴らしいことで、見習うべき人格なのですが、もちろんこれだけではありません。
世の若手ミュージシャンは、例え技術的に長けていたとしても、ベテランと比較されて、いわく「味わいがない」とか「演奏が歌っていない」だの「円熟してない」だのと、叩かれます。
しかし、僕は確信を持って言いますが、川口千里のドラムは確かに超絶技巧だけれどよく歌っているし、ストーリーが感じられるし、味があるのです。
自らも作曲を手掛けるようになったからか、より深くアンサンブルに寄与・貢献しています。そしてこれは、彼女が17歳から21歳の今日まで4年間で確実に進化してきた部分です。
つまり、若手ミュージシャンがよく難癖をつけられるような、未熟な短所が、この子にはないのです。
ひるがえって、オッサンである僕が千里ちゃんに学ぶことは・・。
確かに、経験を沢山積んだベテランミュージシャンはそれだけ感性やデータの蓄積があり、味がある演奏をする人が多いです。
しかし、いたずらに経験を重ねただけでそれがちっとも「こやし」になっておらず、歌っていない、物語や味わいのない演奏をする人も、沢山いるのです。
もう、経験を積んでいることで妙な自信を持つことは、やめた方がいいと考えます。
ベテランであっても、今現在、自分が充分に味のあるよく歌う演奏ができているのか、経験の浅い若手にコロッと負けるレベルではないのか、シビアに謙虚に自己を評価すべきだと思うのです。
シンガーももちろんそうで、ベテランの歌は若手の歌よりも味わいがあって人を感動させる、と思いがちですが、ホントにそうか、ベテランでも何も心に残らない歌を歌っていないか、危機感を持つべきだと思います。
これは、役者や著述業、画家イラストレーターといったクリエイティブな仕事をしている人はすべて、そうだと思います。いや、サラリーマンや教師や、すべての人にも当てはまります。
もちろん、この僕も、自分自身ともう一度対峙して、逆に若い人たちを目標にして頑張ってみようと思うのです。
・・といったことを、川口千里ちゃんを見ていて、僕は学んだ次第です。
今回はちょっと辛口なことを書いてしまいましたが、特定の誰かを中傷するものでは全くありません。
千里ちゃんは、この春で大学4年になりました。大学生活もあと1年。大切な人生の1ページをいっぱい楽しんでほしいです。
大学にいる間に、音楽と関係ないお友達をいっぱい作って、この先の人生でずっと大事にしてや、と偉そうに申し上げたら、本人はとっくにそれを理解して実践していました。余計なお世話でした(;^_^A
千里ちゃんの人生そして音楽家人生、この先どうなっていくのか、ホントに楽しみです。
すごい音楽家になるのは間違いないですが、ますます素敵な大人に、そして可愛い大人の女性に、なってほしいと、思います。
川口千里オフィシャルサイトは
http://www.senridrums.com/
