夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

白い紫陽花

2024年06月07日 | 短歌
木の陰で真っ白い花の鞠を咲かせた朝

じっと見つめる僕は君のその白さが眩しかった
誰にも妥協しない花の矜持
近寄りがたい花の白さ







あれから何年経っただろうか


純粋だった白がピンクになったり、青になったり
 色を染めるなんて

出来ることなら
初めて見た君の真っ白い姿にもう一度逢いたい


白い紫陽花は 僕の憧れ 君への憧れ

今日もあの日のように静かに雨が降っている

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4 コメント

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ある日 (non)
2024-06-07 10:25:19
ロマンですね・・・私は父のおばあさんを思い出します。色が七色にかわるんだよ。と教えてもらい紫陽花の季節が来るとブルーピンクと懐かしおもいだされます。昔は青色桃色でしたよ。
私は先日うわー!素敵と思って写真を撮り気が付いたら方向が分からず迷子になりました。我ながらびっくり!京都の町は四角いからクスクス笑いながらばっくすればいいのに・・・
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こんにちは ( 夕庵)
2024-06-07 14:30:56
nonさん
お元気そうですね。
どの色も紫陽花の花は美しいですね。

京都人のあなたが方向音痴になったって?
私が何回行っても理解出来ないのがわかったでしょう?

いつも素敵な写真をありがとうね。
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想いは果てしなく・・・ (fumiel-shima)
2024-06-08 15:57:02
夕庵さん、こんにちは。

「夕庵さんワールド」に芽生えた純愛ラブストーリーのようなこの「僕」の一途な気持ち汲んで心境を思うと切なくなりますね。
また一方で変化していく紫陽花の気持や変化せざるを得なかった状況などの情景も浮かんでくるようです。

空想、考え過ぎでしょうか?・・
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こんばんは。 ( 夕庵)
2024-06-08 19:28:33
shimaさん
早速のコメントありがとうございました。

空想で書いた詩モドキに紫陽花の方にまで
空想を広げていただいて、さすが、shimaさんは
詩人だなとつくづく発想の豊かさに脱帽でした。

詩は初めてですが、思いのままに書いてみました。
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