大阪歌舞伎座で真夏の沖縄音楽祭があった。古謝美佐子を中心に中孝介、やなわらばー,ウクレレジプシーのキヨサク、そして琉神の太鼓の迫力。
琉神6人の太鼓が腹に響く。圧巻はショーの幕開けに真っ白な大きなシーサー?が舞台中央にどっかと居り激しい動きやスローテンポな歌に合わせて動くのだが、なぜか神々しく波打つ長い毛の動きに目が離せない。悲しい歌には動きも少なく頭を伏せ、怒りの時には激しく頭を天向け、中に入ってる二人の息がぴったりであった。古謝美佐子ははじめて見たのだが、三線の弾き語りのスローテンポで独特の琉球音階のメロディーが流れる。そのいでたちも沖縄衣装に腰まであるグレイヘヤーをなびかせながら声量豊かなに島唄を歌う。たっぷり3時間のショーに満足。五木寛之は人を癒したり健康を促進する「高周波」と「ゆらぎ」をもつ稀有な存在でと絶賛するゆえんである。
写真はnetより拝借