作り手の思い

2010-12-14 11:06:05 | お菓子教室
昨日はデモンストレーションのレッスンでした。
極寒の中、組み立て・仕上げの後に暖房をつけました。

お菓子を作る環境として、この寒さは、ある意味とても良いところ。
生地がダレないし、折込作業も楽といえば楽。

フィナンシエなど、材料が冷えすぎているのは良くないものもあります。
材料の状態もきちんと理解しないとね。

で、レッスンで作った苺のショートケーキは王道といったところでしょうか・・・
日本人が日本人のために日本の材料で・・・
といったお菓子???

それで、このケーキは、あえてフワフワ感が強い生地にしています。
でも、柔らかければいいってものではなく
「ああ、美味しい生地だな」
と感じる生地。

この「あぁ美味しい」と
しみじみ思うことが出来るか否かを
私はとても大事にしています。

で、このケーキ・・・
作りたては、生地とポンシュ、苺、クリームがまだ馴染まないので
出来たら、数時間後に食べてほしいところ。
フォークで指しても、三段の生地が崩壊しません。

レッスンでは時間の関係でそれは難しいところですが
習ったことをぜひご自宅で復習して一番美味しい頃合に食べてほしい。