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IWベンチャー回顧録 3

2006年09月06日 14時05分19秒 | ビジネスネタ
確か1990年の秋くらいだと思うが、IWへ入社直後会社は、自社製品の準備で
忙しくなる状況にあった。 10名ほどの会社で自社製品。しかも今度はOEMで
なく、自社ブランドで製品を投入するのだ。そのことPC98全盛で、PCの
シェアは、NECが60%弱を誇っていた。IWのターゲットのマーケットは
Apple Macintoshであった。シェアからいくと当時で5,6%の市場ではなかったかと記憶している。
そのような小さな市場に自社製品を投入してどれだけの
売上が期待できるのか全くの未知の世界であった。社内では、営業部長がMS/Dosの
の不親切なUIに対し、MacのGUIは今後シェアを広げるに十分に値する。
広がる市場だという展望で進んでいた。しかもIO、メルコの国内のメーカー
での競合他社がいない。Macは当初、海外からの輸入品をローカライズして
周辺機器市場が成り立っていた。しかもMac自体がそこそこ高価なもので
あったのに、それに加えて周辺機器も20万、30万すぐに飛んでしまうユーザー
にはつらい市場であった。ある面Macユーザーは、ブランド志向、お金持ち
という空気が当時はあったように思える。

その市場にむけてどんな製品を展開していくか?自社製品としては、ビデオカード
であった。ビデオカードはAppleの市場でその当時RaseterOps等、非常に
高価な製品ラインナップで商品展開しておりシェアを取るにはGoodな場所で
あった。そこに国産のビデオカードで10万円切る価格帯でNubus,SE/30向けに製品
がでたら、ユーザー喜ぶだろうなという精神で開発が進んでいた。
それがVimageであった。

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