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育成に向けての雑感

2017年10月24日 06時00分03秒 | 家族の日記
この日曜日は、子供の入試説明会に志望校まで出向いた。
台風が上陸する前の雨が降りしきる中、濡れながら歩く。

感慨深いのは、子供の成長でつい最近まで
ヨダレだらだらだった赤ん坊が、もう高
校生 になろうとしている。
人の成長の時間は、長いようで短い。

そう思うと、この子達を見届けるのも後
数年なのかも知れない。

だんだんと自身の意思を持ち、周りを理
解し、社会との関係を持つようになり、
暮らしていくのであろう。
暮らしていけるような教育が新しい世代
には、必要なのだと思う。

これからの時代、旧態の時代とは、大き
な変化が間違いなく訪れる。雑感的な
予測をしたためることは、これからの
未来に対する意識に繋がる。

高齢化社会
働く世代が少なく、主力となる若い世代
の母数が不足する。
素直に捉えると、日本も単一民族で良く
ここまでやってきたものだ。労働人口と
しては、確実に減少する。現在の経済、
生活、福祉を運営するためには、これを
増やす必要がある。おそらく、海外から
の受入を緩和し、外国人にも住みやすい
環境を提供し、受入れる必要がある。
製造、サービス等の生産性、効率は、
最大限に向上されて来ていて、これ以上
は、革新的な技術革新でもない限り、難
ずかしい。AIが真に期待する能力を発揮
して、情報分析、管理を出来るようにな
り、仕事を分散することができれば、少
ない人口でも、今の豊かさは維持できる
かも知れない。


良き社会秩序
日本という国は、親の教え、年上の教え
というものの中で良くも悪くも成り立って
きた。それは、そうしないと直接的に
子供の生活に結びついていたからだと
思う。親の言うことを聞き、そうしない
とご飯が食べれなかったり、学校に行け
なかったりそう言う逃げ道のない社会で
あった。

私ぐらいの年代は、豊かな国、飽食の国
お金は何とかなる国、幼少でも食べ物を
売ってくれる国で育った。逃げ道のない
貧素な時代ではなく、選択肢が多い国
と時代で育った。

そのレンジの親が、今度はその子に、
不自由のない暮らしをさせてあげるよう
何とか生計を立ててきた。その暮らしに
しっかりとした秩序を植え付ける手当て
をすれば、良いのだがそう言うものが
緩かったりする。子供というものは、
秩序やルールというものに忠実であろう
とする気持ちは、最初からあるわけでは
ない。そういうところから、しっかりと
動機付けを与えないと考える機会が無い。

選択肢が多い世の中、なんとか暮らせる
世の中では、人の道徳というものも、
だんだん薄れてしまう。個人にいつでも
何処でも容易く情報がスマートフォンで
得ることができる。情報は、個人を豊か
にし、なんとか暮らせるものを与える。

得られる情報で比較が出来き、術を見つ
ける。信用を置く基軸が、周りから教わ
るルール、秩序ではなく、スマホから得
る情報に比重が置かれたら、守るべきル
ールに従う気持ちは、だんだん薄れるで
あろう。その親密度は、大変深いので
他の介入を許さない。取捨選択をする上
で、正しく理解し選択する思考を身に付
ける機会を与えることが肝要である。

高齢化に伴い、良き指針となる人や環境
が少なくなるが、それ故に新しい秩序や
変化に対する柔軟な思考を持ちえるよう
育成の術を考えていかないと。
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