内閣不信任案 否決なんだそりゃ？

内閣不信任案　否決なんだそりゃ？

今回の不信任案の騒動。全く永田町の茶番劇。

震災で被害を受けた方々のことを考えず、震災をきっかけに
自民の利権争い、民主の内輪もめと政治不信をいっそうあおった
だけで終わった。

被災された方、民間企業は、この難局をどうやって乗り切るのか
日々、苦闘しているところに、政治空白を作って利権争いをする
機会にくらいしか捕らえていない。

目前の状況に優先順位をつけて、どう対処するのか具体的な施策
くらいだしてほしいものだ。

小沢にしても、谷垣にしてもそれくらいのマイルストーンを
示してから不信任案の議論をしてほしいものだと思う。

一勝九敗 実録をもとに書かれているので共感が沸きます。

	一勝九敗 (新潮文庫)
	クリエーター情報なし
	新潮社

一勝九敗を読んだ。

ユニクロ会長、柳井氏のユニクロ創業期からの回顧録。
なかなかいい本だと思う。

ユニクロの企業イメージどおり、新しい事へ挑戦することの
楽しさ、難しさが書かれている。

小難しい企業論、思考、実践論ではなく、ドキュメンタリー
っぽく、企業を拡張してきた実録が平易に書かれているので
共感できるものがある。

企業は、刻々と変化するもので、その変化にあわせて個人も
変化し挑戦することが肝心というところは、現代の企業人
としては、必要な心構えでだと思う。

保守的な考えが強い自分でさえも、近年はそう思っている。
企業に頼る姿勢よりも、企業に属しながらも自分で開拓する
ことを目指す人には、良いエッセンスがたくさん含まれている
本だと思う。