“我が家は私と妻、娘夫婦と孫3人で暮らしています。去年の11月、娘がクリスマスプレゼントの相手をクジ引きで決めようと発案しました。2千円ずつ軍資金として配り、超過分は個人負担で買い物するということで、全員が賛成しました。
私は2番目の孫に当たりました。デパートで手袋やマフラーなど見て回りましたが、見つかりません。妻に相談すると「あんたプレゼントの相手が分かっちゃうじゃない。夢がないねー」と言いつつ、付き合ってくれました。あれこれ売り場を回り、暖かそうなかわいいジャケットを買いました。渡す相手の笑顔を想像しながらの買い物は、結構楽しいむのですね。
いざプレゼント交換です。誰からなのか、どんな品物か、2倍の楽しみで、皆興味津々。例えば妻は娘から素敵なデザインの大皿2枚、娘は3番目の孫からブランケットといった具合で、大きな歓声と笑顔が広がりました。ちなみに私はグラウンドゴルフのボールと手袋です。妻からでした。
今年?勿論やりますよ。クジ引きは終わりました。私が引き当てたのは、何と妻です。今度こそ本人には聞けないなぁ。帽子? 花・・・・キザだと皆に冷やかされそう。思い切って年末ジャンボ宝くじ? 妻の喜ぶ顔と渋い顔が交互に浮かびます。”(12月22日付け中日新聞)
岐阜県大垣市の山田さん(男・76)の投稿文です。クリスマスプレゼントの相手をクジで決める、これはまた面白い趣向である。相手は分かっているので、的外れのものではなく、ふさわしいものを選ぶことはできる。7人でするので結構楽しめるであろう。こういうことができる家族は、前回の話と同じく、全く幸せな家族である。そして知恵は使いどころである。でも軍資金はどこから出たのであろうか。
ボクの家も以前プレゼントをクジで引いていたことがあるが、それは妻がすべてを用意していた。これでは山田さんとは似てもいない。そろそろ子どもや孫から提案があってもいいものだが、そんな気配は全くない。
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