“町内会の会計役員となりました。任期は1年。会計処理や報告書作成にパソコンソフトが必須となりますが、10年ほど前にスマートフォンを手にしてからパソコンすら使わない生活を送ってきただけに、無事この役を果たせるかどうかの不安もあり、地元のパソコン教室に週I~2日通うようになりました。
教室には、私と似た理由で教えを請う同年代の人が少なくありません。まず動画を見て分からないところは先生に聞くのですが、先生は「人間は忘れる動物ですから・・・」と優しく接してくれます。うまくいったら褒めてくれ、おかげで理解も随分深まりました。少しでも学んだことが定着するよう、帰宅後に復習しています。会計役員の仕事以外でも活用したいな。”(4月23日付け中日新聞)
岐阜県多治見市の安藤さん(男・75)の投稿文です。75歳で町内会役員か、大変だと思う。今や書類はパソコンが必須である。70代後半の人には、知らない人も多かろう。知っていても、もう長年使っていなかったり、うろ覚えの人もあろう。安藤さんはこのためにパソコン教室に入られた。行ってみたら同じ理由の人が少なくなかった、と言われる。高齢化したものである。ボクは安藤さんには良かったと思う。こうしてパソコン教室に入られ、次に使うことも模索されている。良い刺激になったと思う。
この文からいろいろなことを思い出す。ボクが町会長をしたのは67歳の時である。当時規約では町会長の年齢制限を69歳としていた。ボクはこの規約では近々人選に困ることになるだろうと思って、75歳にした。今やほとんど毎年70代の人である。
そしてボクは、この歳でパソコンが使えるのは大きな強みである。どれだけ得をしてきたのか、数え切れない。
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