一緒に学ぼう、等身大の中国!

manamiの私生活は、食べることと歩くこと。日々の生活を通して、メディアが伝えない、中国の今を覗いてみよう!

田義墓~歴史の裏側を操ったのは宦官???~

2018-04-01 23:45:07 | 北京市内観光

 で、念願の法海寺の壁画を見終わったmanamiは、市内に戻る前に、約500m歩いて、田義墓と称される宦官の墓を序でに見学!
 本当は、宦官をテーマにした珍しい博物館「宦官文化陳列館」が隣接されていて、“2018年北京博物館通票”を利用すれば無料で見学できる(通常は8元)ことになっているのだけれど、博物館の方は修理のために休館中で、無料開放されているお墓のみを見学することに…。
 田義(1534年~1606年)は、明朝時代の皇帝・嘉靖帝/隆慶帝/万暦帝に仕えた最高位の宦官(太監)で、地宮も公開されてはいたものの、まあ~、これだけのためだったら、わざわざ遠くまで足を運ぶ意味はないかもね???
 でも、宦官の墓が残っているのは珍しいし、歴史の裏側を操ったのは宦官かもしれないので、そう思うと、少しドキドキ・ワクワクするね!

 住所:石景山区翠微山南麓模式口村81号 ℡:8872-4148



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法海寺~絶対にお勧め、莫高窟にも負けない壁画!~

2018-04-01 07:01:18 | 北京市内観光

 これは、もう1ヶ月ほど前のこと…。地下鉄1号線の西側の終点・苹果園駅から597路などのバスに15分程乗って、首鋼小区で下車したら、そこからは徒歩15分程。この日の目的地・法海寺は、明朝時代の1439年~1443年にかけて創建された歴史のある禅寺。
 で、普通に境内などを散策・鑑賞するだけであれば、20元の入場券を購入して入れば良いのだけれど、それでは、わざわざここまで足を運んで来た意味がない!このお寺の凄さは、敦煌の莫高窟にも匹敵すると言われることもある大雄宝殿内側に残る壁画にあるのだから…。とうことで、manamiは、この壁画を見ることのできるガイドツアー料を含んだ100元の入場券を購入して、参観スタートすることに…。

 ガイドツアーは1時間に1回しかないし、大雄宝殿の限られたスペースに入ることができるのは、毎回20人程度までと聞かされていたので、門が開く9時とほぼ同時に入って、9時40分の第1回目のガイドツアーを押さえた上で、まずは境内の奥まで散策しながら時間調整…。
 そして、9時40分になったら、大雄宝殿の入口で入場券を見せて、靴にカバーをかけて、懐中電灯を受け取ったら、真っ暗な建物内へ…。まだまだ外は寒いし、生憎の曇り空だったこともあって、第1回のガイドツアーに参加したのは7名のみで、約45分間、中国語ガイドの説明に耳を傾けることに…。

 思えば、当たり前のことではあるのだけれど、壁画がオリジナルのまま残っているということは、約600年間にわたって大雄宝殿は火事も含めて破壊されることがなかったということで、それだけでも非常に貴重な存在なのだ…。文化大革命の時に、大雄宝殿の中の仏像が破壊されるということはあったそうだけれど、一方で、貴重な壁画だけは、その破壊活動から回避する努力が行われたとのことだった…。東・北・西の3方の壁に10枚残る壁画について、構図・色合い・精巧さなど、非常に丁寧に説明してくれるので、中国語が分かっても分からなくても、このガイドツアーへの参加は、絶対にお勧め!単なる歴史の旧さだけでなく、技術の高さも魅力!
 早起きして、凄~く得した気分になれた1日だったね~。

 住所:石景山区翠微山南麓模式口村28号



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