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老舎紀念館~近代中国を生きた小説家!~

2016-01-18 04:20:20 | 北京市内観光

 北京出身で、清朝末期~新中国初頭までを生きた小説家・老舎(1899~1966年)の故居を公開した老舎紀念館が、故宮の右側ゾーン、灯市口西街から豊富胡同を10mほど入ったところにある。正直、地下鉄では最寄駅が見つけ難いエリアになるので、どうアプローチしても少々歩く覚悟が必要!
 この故居は、老舎が米国から戻って亡くなるまでの1950~1966年に生活していた場所。渡米以前は、創作活動をする傍ら、あちらこちらで教鞭をとっていた経歴があり、更に遡れば23歳でキリスト教に入信、その後ロンドン大学東方学院で中国語教師を務めたりもしていたということで、この時代の国際人の1人だったのだね~。
 亡くなったのは、1966年。経歴と時代が暗示する通り、文化大革命初期に、紅衛兵の暴行を受け、入水自殺したという、悲しい最期。作品的には、演劇「茶館」が最も有名かな???
 入場無料、小さな四合院造りの建物なので、時間を見つけて訪れてみてはどうだろう…。

 住所:東城区灯市口西街豊富胡同19号 ℡:6514-2612



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