

地下鉄5号線の和平西橋駅で下車した後、北三環東路を横切った櫻花園西街との交差点角(北京貴州大厦の向かい)にある咸亨酒店は、元々は浙江省紹興市にある老舗レストランとして知られる紹興料理レストラン。魯迅(1881年~1936年)の小説「孔乙己」などにも登場する…。と~っても素朴なお料理しか食べられないのだけれど、特徴のあるお料理・お酒や、立派な門構え・内装の割にリーズナブルな価格設定を理由に、manamiが愛用しているレストランの1つ。


テーブルについたら、早速にお料理注文!ウイキョウ豆を使った名物・茴香豆(22元)と油炸臭豆腐(28元)は、絶対に食べてみるべき2品。前者は、八角の味がやや強めで特に美味しいとは思わないけれど、まあ~、話題にもなるので食べておきましょう~。一方で、後者は、同じ臭豆腐といっても、良質な油を使った揚げ立なので、美味しく食べられるはず!それから、“醉鶏”と紹介されることもある糟鶏(48元)も、大事な前菜…。
熱菜の方は、“梅菜扣肉”といわれることの多い干菜燜肉(58元)に、それを挟んで食べるための荷葉夹(1元/個)を数個注文して、野菜+スープを兼ねた上湯菠菜(32元)を加えれば、十分でしょう~。そして、最後に、エッグタルト・酥皮蛋撻(35元)を食べて打ち止めとしたけれど、敢えていえば、甜品の種類が少ないのがちょっと残念なところ???
でも、紹興料理のお店だもの、デザートなんて食べようと考えることが、そもそも心違い!やっぱり、紹興酒を存分に楽しむのが一番ということで、甕出し紹興酒・散装太彫王酒(78元/500ml)を、どんどん飲みましょう!黄酒の一種・紹興酒だけれど、このお店のものはほぼ黒色に近くて、濃厚ながらもまろやか…。
高級感はないけれど、個性と話題性満載のレストランでの会食は、いつも楽しいね~。
住所:朝陽区北三環東路19号 ℡:6443-1558







