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一緒に学ぼう、等身大の中国!

manamiの私生活は、食べることと歩くこと。日々の生活を通して、メディアが伝えない、中国の今を覗いてみよう!

観復博物館~プライベートコレクションは入場料100元!~

2018-05-07 00:06:13 | 北京市内観光

 この週末も、“2018年北京博物館通票”を持参して、博物館巡りをしたmanami…。今回の訪問先はプライベートコレクションを展示した観復博物館で、酒仙橋エリアから北京首都空港の方角に418路バスで15分程走ったところ(バス停“張万坟”で下車)にあった…。少々不便な立地である上、入場料も通常100元、“通票”を提示しても50元(累計回収額295元)と少々高めの設定であるにも拘らず、参観者はそこそこ大目…。

 陶磁器・家具・絵画・玉器・門窗などがテーマ別に整理されていて、館内には静かな中国調の音楽が流れていた…。「うんうん、とっても見易くて、なかなか良いじゃない!」との感想。普通に見るだけで約1時間は掛かるので、規模的にもそこそこ…。そして、もっと深く楽しみたい参観者向けには、午前と午後に説明付き案内ツアーがあって、それに参加すると1時間半程度必要とのことだった…。
 中庭には猫が沢山飼われていて、これもこの博物館の名物だそうなので、猫好きの人も楽しめるかも!

 住所:朝陽区大山子張萬噴金南路18号 ℡:6433-8887



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中国紫壇博物館~期待を上回るテーマ美術館!~

2018-04-23 00:05:15 | 北京市内観光

 生憎の雨模様の天気となってしまった週末、manamiが足を向けたのは、地下鉄八通線・高碑店駅から徒歩3~4分のところにあるテーマ美術館・中国紫壇博物館。
 広東省や雲南省など中国南部や東南アジア等に植生を持つマメ科の樹木“紫檀”と聞くと、直ぐに木製家具が頭に浮かぶので、「多くの紫檀家具を陳列した博物館だろう」と思った訪問してみたら、50%はその通り!でも、圧巻だったのは、紫檀を使って作った数々の建造物のレプリカであったことを思うと、50%は事前予想を超える秀逸した展示だった!

 玄関正面に、鮮やかなゴールドカラーに覆われた故宮“乾清宮”宝座間の等身大レプリカが置かれているところからスタートしたら、故宮御花園の“万春亭”・“千秋亭”や“角楼”、天壇祈念殿や北京城門“永定門”などの1/5~1/10サイズのレプリカなども多数並べられていて、随分と立派だったね~。

 1~4階まで続く館内には、もちろん、明朝スタイルの応接家具・清朝スタイルの応接家具などなど、精巧な細工が施された中国ならではの伝統家具類も多く展示されていて、そちらも興味深かった…。
 参観所要時間は1時間余り、通常50元の入場料金も、“2018年北京博物館通票”の提示で無料(累計回収額245元)となって、期待を上回る時間を過すことができたね~。良かった!

 住所:朝陽区建国路23号 ℡:8575-2818



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これも北京~東・西・南・北の教堂を訪問!~

2018-04-04 00:13:24 | 北京市内観光

 北京を舞台にした、義和団の乱をテーマにした小説・松岡圭祐著『黄砂の籠城』に記されていた“西什庫天主堂”に興味を持ったmanamiは、ポカポカ陽気の中、市内にある“四大天主堂”をサイクリングで巡ることにした…。
  西堂・西直門天主堂
   1723年創建のゴシック建築の建物。一時期は、漢方薬で有名な同仁堂の倉庫などにも利用されていたのだそう。西城区西直門内大街130号。

  北堂・西什庫天主堂
   1703年に創建されたゴシック建築の建物で、当時は北京城内で最も高い建築物であった。堂内のパイプオルガンが有名。しかしながら、現在は改装中で、敷地内には入れず…。西城区西什庫大街33号。
  南堂・宣武門天主堂
   1605年にイタリア人伝道師の導きによって創建され、1650年ドイツ人宣教師の力で拡張された、中国に現存する最古の天主堂。外国語でミサが行われていた…。西城区前門西大街141号。

  東堂・北京天主堂/王府井天主堂
   1655年に創建されたローマ様式の建築物。東城区王府井大街74号。
 実は、4番目の東堂は、前の週末に足を運んでいたので、実際にこの日のサイクリングで巡ったのは、3ヶ所だけだった…。まあ~、いずれも、義和団の乱や文化大革命などで破壊されてしまったため、再建されたものばかりであることが確認されたのだけれど、どれも立派な建物だったね~。



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田義墓~歴史の裏側を操ったのは宦官???~

2018-04-01 23:45:07 | 北京市内観光

 で、念願の法海寺の壁画を見終わったmanamiは、市内に戻る前に、約500m歩いて、田義墓と称される宦官の墓を序でに見学!
 本当は、宦官をテーマにした珍しい博物館「宦官文化陳列館」が隣接されていて、“2018年北京博物館通票”を利用すれば無料で見学できる(通常は8元)ことになっているのだけれど、博物館の方は修理のために休館中で、無料開放されているお墓のみを見学することに…。
 田義(1534年~1606年)は、明朝時代の皇帝・嘉靖帝/隆慶帝/万暦帝に仕えた最高位の宦官(太監)で、地宮も公開されてはいたものの、まあ~、これだけのためだったら、わざわざ遠くまで足を運ぶ意味はないかもね???
 でも、宦官の墓が残っているのは珍しいし、歴史の裏側を操ったのは宦官かもしれないので、そう思うと、少しドキドキ・ワクワクするね!

 住所:石景山区翠微山南麓模式口村81号 ℡:8872-4148



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法海寺~絶対にお勧め、莫高窟にも負けない壁画!~

2018-04-01 07:01:18 | 北京市内観光

 これは、もう1ヶ月ほど前のこと…。地下鉄1号線の西側の終点・苹果園駅から597路などのバスに15分程乗って、首鋼小区で下車したら、そこからは徒歩15分程。この日の目的地・法海寺は、明朝時代の1439年~1443年にかけて創建された歴史のある禅寺。
 で、普通に境内などを散策・鑑賞するだけであれば、20元の入場券を購入して入れば良いのだけれど、それでは、わざわざここまで足を運んで来た意味がない!このお寺の凄さは、敦煌の莫高窟にも匹敵すると言われることもある大雄宝殿内側に残る壁画にあるのだから…。とうことで、manamiは、この壁画を見ることのできるガイドツアー料を含んだ100元の入場券を購入して、参観スタートすることに…。

 ガイドツアーは1時間に1回しかないし、大雄宝殿の限られたスペースに入ることができるのは、毎回20人程度までと聞かされていたので、門が開く9時とほぼ同時に入って、9時40分の第1回目のガイドツアーを押さえた上で、まずは境内の奥まで散策しながら時間調整…。
 そして、9時40分になったら、大雄宝殿の入口で入場券を見せて、靴にカバーをかけて、懐中電灯を受け取ったら、真っ暗な建物内へ…。まだまだ外は寒いし、生憎の曇り空だったこともあって、第1回のガイドツアーに参加したのは7名のみで、約45分間、中国語ガイドの説明に耳を傾けることに…。

 思えば、当たり前のことではあるのだけれど、壁画がオリジナルのまま残っているということは、約600年間にわたって大雄宝殿は火事も含めて破壊されることがなかったということで、それだけでも非常に貴重な存在なのだ…。文化大革命の時に、大雄宝殿の中の仏像が破壊されるということはあったそうだけれど、一方で、貴重な壁画だけは、その破壊活動から回避する努力が行われたとのことだった…。東・北・西の3方の壁に10枚残る壁画について、構図・色合い・精巧さなど、非常に丁寧に説明してくれるので、中国語が分かっても分からなくても、このガイドツアーへの参加は、絶対にお勧め!単なる歴史の旧さだけでなく、技術の高さも魅力!
 早起きして、凄~く得した気分になれた1日だったね~。

 住所:石景山区翠微山南麓模式口村28号



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