たまちゃん、先週火曜日に分院にて院長先生に診て頂く事になりました。
酸素して頂いていたたまとようやく対面。
もうかなり嫌がっておりました。
先生とたまの様子をやり取りさせて頂きながら、今後どうして行くかのご相談。。
この日は、昨晩よりずっと食事が取れてない事から、点滴やビタミン剤、これまで使用されていなかったかなり強めのお薬を注入して下さる事にもなり、先生からお薬の話とか聞かせて頂き、
たまの様なケース(全く同じと言った様なケース)はこれまでなかった様なのですが、
どちらかと言うと、副腎皮質ホルモンが良く効くとの事でしたが、今回たまにステロイドは、一度ピシャーッ!と奇跡的に効いただけでその後は全く効かずだった。
※ 参考サイト(難し過ぎて私の頭では全部を理解するのは無理ですが(笑)興味のある方はどうぞ)
http://www.stnv.net/med/corticosteroid.htm
結果、どちらかと言えば、
普段あまり効果のみられない事が多い(らしい)抗ヒスタミン剤を試してみようと思う、との事。
でもこれが、効く時はピシャリと効く事もあるからだそうです。
※ 参考サイト
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1317231173
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%97%E3%83%92%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%E8%96%AC
かなりしんどそうで、もう嫌でたまならそうなたまを見、先生に、
このまま悪化する一方で、たまが弱って行くなら安楽死も考えてる事をほのめかしてみる・・
******* ここからが支離滅裂な会話 ********
先生『・・・・・』少し笑いながら『私、今安楽死なんて考えてないわよ。』と。(;^^)
もう可哀想でたまらないたまを撫でながら、
私 『先生、このコ、このままで生きて行けるんですか・・?』
先生『・・・・・・・・・・・』
私 『このコ、この状態で(呼吸が)しんどくないんですか・・?』
先生『そら、相当しんどいと思いますね、これでは。。』
私 『このまま食欲が戻らなかったらこのコ、どうなるんですか?』
先生『食欲戻らなかったら死ぬでしょうね。。』
(;--) だから可哀そうでたまらないって話なんですって、先生。。
こちらの院長先生は、もう絶望状態の動物には、拷問の様な治療は決してなさらない、と伺っておりました。
(飼い主がよほど治療を望めば分かりませんが・・)
キャンディの安楽死も、もう可哀想やね、と、キャンディを眠らせてやって下さいました。。
なのに、この時点でまだ回復の見込みのない状態のたまに、酸素をレンタルしてみてはどうでしょう?とか、
もちろん、たまが苦しいなら酸素は分かるのですが、
以前ドリームにレンタルした事があり、でも、スイッチ入れると音の喧しさに怖がって飛んで逃げて行く始末。(;--)
こんな状態の悪い猫に、この騒音に耐えろとは無茶苦茶やろ?って、酸素なんですよ。
その時は仕方なく、主人が壁に穴を開けてくれ、部屋の中へ酸素装置を入れ、壁から管を通し、隣の廊下でドリに使用したくらいだったんです。。
先生のご紹介下さる酸素装置は喧しくないのか尋ねたら、かなり音は喧しいとの事。
ほなアカンやん、先生・・・ (;--) もう、たま可哀そう過ぎますやんかー。泣
先生には大変申し訳なかったですけれど、主人も私も今回酸素装置は却下させて頂いたのでした。。
単なる延命なら尚更可哀そうで出来ない。。
でも、先生は、どうしたら食欲を戻せるか、栄養が取り入れられるのか?
そこを必死で考えて下さっていたご様子なのですが、
先生、鼻からチューブしてみる?
え???、鼻からチューブ???
これまで鼻にもカテーテル入れる処置もして頂き、たまはもう最高に鼻カテが大嫌いになっていた。(泣)
今この最悪とも言える状態のたまに、鼻から栄養取らせるって???
院長先生がそんな拷問の様な提案をされるなんて信じられない。。
私 『先生・・ すみません・・ もう可哀そうでそんな事してやれないです、私。。ほんとにすみません。。すみません。。』とこれも却下させて頂きました。
そしたら先生、また少し笑い出し、
『そらそうやわな。。猫はそんな事して欲しいなんて思ってないわな。。笑』と。。
更に、『ウチの猫にって言われたら、悩むかもね。。嫌かもね。。笑』とも。。
そして言ったご自分に対され?クスクスクス・・笑 と。。
先生・・・ 何それ~~~~~~~~~。(tt)
余りにもお疲れ気味の先生のお顔を拝見させて頂きながら、
そりゃあ今日は、私のワガママにお付き合いさせてしまい、
たまの為に夜まで余分なお仕事させてしまい、先生ちょっともう思考停止しかけておられる・・?とも思え、本当に申し訳ない思いと、でも、この上ない感謝の気持ちで一杯でもありました。。
とりあえず、今日はたまちゃんをもう連れて帰ってあげなさい、と。
可哀想だけれど明日、もう一度来て下さいと。
ただでも、ここでも、たまを見て驚いた事があり、
これだけのストレスを与えたにも関わらず、たまの顔が来る前よりしっかりとしていた事と、
来る前よりも、口がしっかりと綺麗に閉じられていた事が、驚きだったんです。
鼻のが―ガ―は同じではありましたが、その変化だけは先生にお伝えし、この日はまた100ぺんくらいお礼を述べ、帰宅させて頂きました。
そして、この後も翌日も、病院へ行くまで食欲が戻る事はなく、私は、いつまでたまにこのストレスを与え続ければいいのか・・
だんだん気は重くなる一方で、たまを見てるのが可哀想で、ただただたまらない思いでおりました。。
この院長先生が、どうしてこれ程シツコクたまへ治療されるのだろうか・・?
まるで無駄に苦しい延命治療のようでしたので、
ここでも先生への疑問に違和感を感じていたんです。。
ところが、その日の夜に奇跡が起こる事となったのでした!!!感涙
その夜の診察で、(夕べのお礼を丁重に述べさせて頂き)
まだ食欲が戻らない旨をお伝えさせて頂き、
先生は前日と同じく点滴とビタミン剤と、同じく抗ヒスタミン剤を注入して下さり、
(強めのお薬は持続力のあるお薬だそうで、この日は無し)
最後に、胃を活発にするお薬もも一つしときましょうと、お注射してやって下さいました。
そして、明日もう一度だけ来て下さい、それから今後の事やお家で処置する方法を考えましょうと、この日もこれで帰宅させて頂きました。。
そしたら何と、帰りの車中から変化を感じ、(キャリーから出て来)
あれ?何か調子出て来た???と希望の光が灯り始めた気がして来、
そして、帰宅後なんと、普段のたまそのものとなり、
もうカーペットでコロンコロン、コロンコロンとたまちゃん歓喜を見せてくれたのです!!!号泣
そして、ごはんは?と聞くと、普段のたまちゃんの、にゃぁぁぁぁぁ催促もしてくれ、
何と、食べてくれたのです!!!
暫くすると、お鼻のガ―ガ―まで静になりはじめ、
もう嬉しいのなんのってーーー!!!(;;)
お鼻のガ―ガ―の改善は完璧ではありませんが、四六時中だったのが、日に数回耳にする程度までの改善ぶりなのですから、これを奇跡の改善と言わずに何と言うのでしょうか。。
もう涙の感動ものです!!!
主人も大喜びだし、何より一杯我慢したたまを褒めてやりたい思いでした。
食欲も、まだ完璧とは言えないのですが、でも、あの拒絶ぶりからすれば奇跡です。(涙)
翌朝、先生にご報告し、先生も物凄く喜んで下さり、でもまだ予断は許されないだろうから、
電話口で私に、
『これからもみんなで頑張りましょうね。』と優しく仰って下さり、先生のあまりの優しさに朝から泣きそうになっておりました。。笑
そしてその夜もう一度だけ処置をして下さり、では、しばらくはもう通院は一旦止めて、後はお母さんががんばって下さいね、と優しく今後の処置のご指導をして下さり、
たまに、たまちゃんよく我慢してがんばったね・・もうしばらく来なくていいからね・・と、我々を見送って下さいました。。
ほんとうに今回は先生にお世話になり、ただただ感謝の気持ちで一杯なのと、
色々思う事も出来たりと、複雑な思いも少し湧いてはおります。。苦笑
でもたまはまだ決して完璧ではなく、ハラハラしながら生活している感じです。。
でも、たまが元気でがんばれるなら、回復を信じ当然応援・ケアーに励む所在であります。。
お薬ですが、一回分づつ先生が全てセットして下さいました。
至れり尽くせりです。。涙
5日分で、今日で3回済みました。
やや食欲もお鼻のガ―ガ―も、不安定であったりと、ほんとハラハラなのですが、
このお薬をするとまた上向きになるんですよね。。
だから、日毎にどんどん上向きになってくれる事を今は切実に願うばかりです。。
たまちゃん、がんばれ!笑
嫌な事ばかりでごめんやったね。。
最悪の時は、コロコロはもちろん、あくびも出来なさそうで、完全に押入れに引っ籠っておりました。。
私から見た最悪状態のたまは、もう絶望とさえにも見えましたが、
何十年もの間、莫大な数であろう症例をご覧になられて、改善へとご尽力されて来られた本院院長先生から見られたたまは、絶望ではなかった・・と言う事なのでしょうかね。。
それならそうと、その様に説明して下さいよ~~~~~~、せんせ~~~。(;><)
でも、本院院長先生はほんまに凄いなぁ~と、先生と同じだけの技能とその技術をどうか先生のお弟子様獣医師様へとご伝授願いたいと、切なる思いを抱きます。。
以前某番組で、神の手をお持ちと仰られる脳外科医様の、
かの有名な福〇大先生様が仰られておられました。
『私だけが出来ていてもダメな訳ですね。同じ事が出来る医師を育てる事も私の大切な使命な訳なんですね。』と。。
凄いですよね。。心から、出来る限りの沢山の救える命を救いたいと願っておられる証ですよね。。
今回はたまの為に、院長先生はもちろんの事、
お若い先生にも助けて頂き、分院の先生や看護師さんたちにもお世話になり、
(分院の方々には以前からももう十分お世話になっておりますが)
もちろん本院の看護師さんたちもいつもお世話になっておりますし、
ほんとうに、持病有りの動物と暮らす者にとって、獣医師様って、神様みたいな存在だな・・と思いました。
今回お世話になった先生方看護師様たちへ心より感謝申し上げます。。m(_ _)m
まだまだこれからではりますが。。
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長々最後までお付き合い下さった方がおられましたら、こころよりお礼申し上げます。。
どうもありがとうございました。。m(_ _)m