私は大きな間違いを犯していました。(猫のみについて思いを綴ります。犬は含みません。)
ある方のサイトを見、ここ数日間、考える日々でした。
その方のサイトでは、徹底的に動物愛護法を掲げられ、また、日本、他、先進国等における動物(猫)事情の事例を紹介され、現在日本の動物愛護活動と称される活動の大半が動物愛誤活動だと主張しておられるサイトです。
そして、野良猫により様々な被害を受けて困っておられる方への対策のご紹介をされておられます。
サイトを運営されておられる方は、日本の動物愛護法はもちろん、他、世界における動物愛護法とその事例の物凄い情報収集をもされておられ、
且、言葉も選び、法に基づき解説されておられる為、
私は、そちらの記事を幾つか拝見させて頂き、どんなに厳しい内容であれ、反論の余地は無いと思いました。
また、そちらのサイトのブロ友さまとされてる方のサイトも拝見させて頂き、
毎日毎日考え込む日々でした。
そちらのサイトの内容はいずれも正論かと思いますが、
それらのサイトに集われる方のコメントの書き込みの中には、
『猫大好きなんて奴は全員死ね』とか、『動物愛誤は人間のクズ・ゴミ』
私のように、猫にブログで人間の言葉を話させ、猫を天使等と言い、猫を擬人化する者たちを、
『頭がおかしい』『脳がイカれてる』『脳が腐ってる』とまで言われ、
『猫を擬人化する頭のおかしい人間の言う事は笑え、見てると楽しいです』と小バカにもされ、
猫までも、『なんの取り柄もない』『害獣』とされていました。
(※ こちらの方たちが批判されてるのは、動物愛護を謳ってるつもりの(自分を含む)動物愛誤家たちであり、純血のねこちゃんをペットショップ等で購入され(たとえ野良猫であれ)、その子等のみ(自分家のねこのみ)を大切に責任ある飼育をされてる方々は一切敵視されてはおりません。)
また、ほんとうに正しい動物愛護活動をされてる方も一切敵視はされていないようです。
それから、野良猫に被害を受け、猫が駆除されることは、合法だそうです。
(法に則って行えば)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S48/S48HO105.html
(実際、過去に某ホテルが野良猫に被害を被り(しかも耳カットされていた地域猫とされる猫)、その猫等を駆除し、某愛護団体が抗議し、警察に訴えたところ、ホテル側の行為が合法であった為、一切法的に問われること等なかった・・と言う事例が日本で実際あったそうです。)
そしてまた、TNRは野良猫を減らすことへの成功例はないそうです。(泣)
野良猫を減らすことへは全く結果が出せてないそうです。
(以前、大物活動家さんから、過去に一時期、その方がTNRを行った町内で野良猫ゼロにされたご経験がおありだったそうですが、あくまで一時期・・だったようです。継続は不可・・のようですね・・やはり。。)
私は、そのサイトのあまりの正論に衝撃を受け、
またコメント書き込み等で、これほどまでに目の敵にされていたことを知り、
余りの衝撃で、毎日毎日考え込んでしまいました。
仕事でミスってしまったり、階段で足を滑らせあちこち打撲したりと、
(日頃からどんくさいだけかもしれませんが。笑 でもこの通り元気です。笑)
それほどに、
自分がこの8年間、猫の為と、正しいと信じ行ってきた行動、行為、また、ブログによる発信が間違いだったこと・・いかに道筋がズレていたことなどなどを激しく後悔し、ショックで考え込んでしまったと言うことです。
それほどに、野良猫が増えていることによる野良猫被害、及び飼い猫放し飼いによる被害は深刻な問題になっている言うことです。
どんなに恨まれても、
全ては、野良猫に無責任にごはんを与え増やして来た者、無責任な放し飼い飼育を行う者、産ませては捨てる者、
そして、誤った判断でひたすら殺処分ゼロを訴え続けて来た私のような人間、
こんな私たちが、猫を大好きと言いながら、殺処分ゼロに囚われ過ぎてしまった為、
結果、野良猫繁殖を黙認し、野良猫に被害を被られている野良猫問題についても、真剣に取り組んで来なかったと言うことです。
※この問題に関し、真剣に取り込んで来られ、活動されて来られて来た活動家さま方には大変立派な活動家さまだと、心から讃えたい思いです。
m(_ _)m
※動物愛護法改正により、犬又は猫の引取りをその所有者から求められた場合に、その引取りを拒否できる事由(動物取扱業者からの引取りを求められた場合等)を明記する。となったことを知り、私は安堵していました。
嬉しかったです。
でも、これも大きな間違いでした。
行政は、まずそれを実施する前に、マイクロチップ完全義務化、及び、(自分を含む)猫飼育者への飼育の申請及び適性飼育義務の徹底、
また、無責任に野良猫に関わる者への厳しい取り締まり等、そして違反者への徹底した罰則の実施、
(罰則の実施は絶対です)
これらを何を於いても実施すべきでした。
殺処分ゼロに取り組むのはそれから・・だったと思います。
(私は、ガスによる猫殺処分を決して賛同するのではありません。センターボランティアさんの日記を読んでるとほんとうに辛くてたまらないです。 この件に関しては、また後ほど)
でも、これらが取り締まれてないまま、ずさんに放置されたまま、
殺処分ゼロだけが果たせても、肝心の猫の殺処分頭数の大半を占めていた野良猫は増える一方で、野良猫被害問題も増える一方で、
恐らく、猫の交通事故死も、恐ろしい虐殺も、そして猫駆除も、
全て無くなる日は来ないでしょう・・(涙)
結果、殺処分も再び開始されるのではないでしょうか・・
私は野良猫もゼロになって欲しいと切に望んでおりました。
全国で、沢山の猫たちをTNRをされてる活動家さま方には、ほんとうに頭の下がる思いで、
感謝の気持ちでいっぱいでした。
TNRはてっきり野良猫を減らしているものだと信じておりました。
だから私も、たかだか30頭程度ですが、必死でTNRしました。
でも、TNRされてない野良猫の繁殖力の方がはるかに上回っているのでしょうね・・
減るどころか増えてるそうです。(*_*)
しかも、増やす原因の一つが、法律ガイドラインに沿わない地域猫活動だそうです・・
(法律ガイドラインでは、地域猫であっても、置き餌は禁止!とされてるそうです。)
ある方が、地域猫とされてる猫たちのいる現場の画像を載せておられてましたが、
その画像の現場はあまりに汚く、不衛生的で、まるで無責任なごはんあげさんの現場と同じに見えました。(苦笑)
完璧置き餌でした。
私も、これが地域猫・・?と驚きましたが・・
もちろん、ちゃんと法律に従い、地域猫活動をされてる方もいらっしゃるかとは思います。
でも・・
せっかくがんばってTNRして下さり、猫の為と思い、地域猫活動されていても、
増やしているのなら、それは間違っても猫を助ける活動にはなってないのではないでしょうか。。
私も自分がTNRした猫たちにその当時、ごはんを与えていた時期がありました。
(TNRした子のみ。)
今は与えていません。もうほとんどいないのです。
更に、今後、TNRはしても、ごはんをあげることは決してしてはならないと思いました。
でも、TNRは猫を減らすことへは全く繋がってはいないとのこと・・
そして私がTNRして感じたこと、
TNRは間違っても、 TNR=猫を守る では無いと言うこと。
TNRした子が何匹事故や病気、怪我と思しき亡くなり方を遂げてきたことか・・
いずれも楽に亡くなれた子などいないと思っています。
TNRに30万円以上つぎ込みましたが、
これなら、30万円を猫30匹安楽死につぎ込んだ方が猫たちの為だったのかも知れない・・
とまで思えてしまう現在です。。泣
(安らかに眠れるお薬を飛び切りなご馳走と共に振舞い、それと一緒に食してもらう、うんとご馳走を堪能し、そして安らかな眠りについてもらう・・
捕獲して病院で安楽死させたら恐怖だけは味わわせることになりますからね・・)
※ 訂正①
ねこを安楽死する時は、必ず捕獲して行います。
駆除されたり、虐待や事故で生殺し同様の時間を味わい死んで行くくらいなら、その方がよっぽどマシ。
外で生きる猫たちに幸せなどどこにもありません。
もう、ボロボロの身体のボスを見る度泣けてきます。。涙
でも今この様なことを個人で勝手にすれば、動物愛護法に触れるのでしょうね。
もちろん、しませんよ。勝手にその様なことは。。
訂正②
完全な野良猫と断定できた場合、
(回覧等での確認 / 市の自治体がTNRの際取られた手段)
個人の判断で自身で行います。
個人による野良猫の安楽死は動物愛護管理法違反ではありません。
動物愛護管理法より第五章 雑則
第四十条 動物を殺さなければならない場合には、できる限りその動物に苦痛を与えない方法によつてしなければならない。
2 環境大臣は、関係行政機関の長と協議して、前項の方法に関し必要な事項を定めることができる。
※ 路上悲惨死(交通事故死・大怪我、病死・私的駆除等)・恨みによる虐殺から守る為の止む無い選択であり、みだりに傷つけ殺すものではございません。)
殺処分ゼロに到達すると、素晴らしいことと取り上げられ、私自身も、
凄い!!素晴らしい!!ブラボー!!と感激していましたが、
今現在、殺処分ゼロばかりに囚われていたカンカンの頭を少し解凍し、
冷静に考えると、
殺処分ゼロは素晴らしいことだけれど、
そこの都市が、野良猫はいっぱいいて、野良猫の事故死や虐殺はあり、また野良猫被害問題が勃発していたら、
それでもその都市は素晴らしい、他府県に誇れる都市と言えるのでしょうか・・?
私は、これまで、ネットで殺処分されたあまりに残酷悲惨な仔猫の山積み画像を見て来たりしたせいもあり・・
私は、殺処分ゼロへの思いばかりに囚われ過ぎた為、
野良猫ゼロへの思いが後ろへ隠れてしまっておりました・・
ほんとうに野良猫ゼロにする為にはどうすべきか・・
今一度、ちゃんと考えて行きたいと思います。
野良猫が減れば、必然的に殺処分は減って行くはずなのですから・・
野良猫減=殺処分減 ではないかと思います・・
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今はまだ、頭の中が錯乱しており、うまく思いが明確に伝えられてないと思います。。
まだまだ、思いはいっぱいあります。。
あと、私のように猫を異常に溺愛してしまった頭のおかしい人間は、
猫に関して、適正な判断ができない ・・と言うご指摘には、
全くもって、ご尤も・・と反論の余地もありません。
猫を他の生き物に置き換え、色んなことを考え、想像してみたんですよね・・
そしたら、猫だけに異常な感情移入をしていたことが自身で嫌と言うほど分かりました。。
しばらくはこんな内容が続くかと思います・・
m(_ _)m