PCに向かってる場合じゃないけど・・・
どうしても言いたくて。
ある方が2~3年前に、県のセンターを訪れられたそうで。
滋賀県民じゃない方だそうです。
その方にすれば、滋賀県のセンターは、地元のセンターよりも遥かに優れていたそうで、大変感激されたようです。
確かに、日本全国、他のセンターにお詳しい方の情報からすれば、滋賀県のセンターは優秀な方だと思います。
でも!!
殺処分されてる子は沢山いるんです。
殺処分ゼロのセンターではありません!
その方が、滋賀県のセンターで良い面ばかりを見られ、最後の締めくくりに、『滋賀県のセンターはステキ!』と締めくくっておられたのが悲しかった。。。
それを又、知らない方が、『そうなんだ♪』と思う訳で。。。
平成18年度、犬猫殺処分頭数
仔犬 299頭
成犬 746頭
仔猫 1533頭
成猫 356頭
譲渡率
犬 27・6%
猫 2・2%
譲渡率が上記の数字ってことは、殺処分率はその逆。
つまりほとんどが処分と言うことです。
センターの中がどんなにステキであっても、職員さんの対応がどんなに良くても、実際中でやってることはこう言うことなんです。
出逢いを待ちながら、結局出逢いに恵まれず、処分される犬猫たちは、2~3ヶ月もの間、身動き取れない狭い檻で、ひたすらじっと耐え、そして何も知らずに地獄の最後へと余儀なくされて行くのです。
このブログの、2008年夏のセンターのワンちゃんの画像の中に一頭だけ、恐らく殺処分されたであろうワンちゃんがおります。
後にセンターでお話を伺い、分かりました。
猫友ちゃんが先日私に言った。
『画像撮ったら撮ったで、もしその中に、殺処分された子がいたら、その子の画像が残ることになる訳やろ・・・(涙)』と。
そのことが早くも現実になりました。(涙)
でも私は、これからももちろんその子の顔をずっと見て行きます。
これが、今、滋賀県民である、私たち人間が行っている現実なんですから。
センターの印象は良い方がもちろん良い。
だから私も、知らない方が関心が持てたり、迷っている方が行き易いように、センターのステキな施設内をお伝えしたいです。
一匹でもご縁が授かれるように。
でも、決して、今の滋賀県動物保護管理センターは、まだまだステキなセンター等と呼べるようなセンターではありませんから。。。