愛しの天使はFeLV…幸せであるために♪

どんなに小さくても… 他に変わるもののない、かけがえのない命たち。

ちゃー、安楽死。【辛い・怖い】も逃げなかった先生、主治医としての責務を果たして下さった院長先生に敬意を表します。

2017年02月27日 02時32分31秒 | ピュア(ちゃちゃ/ちゃー)

タイトル通りです。

ちゃー、永眠致しました。

急性腎不全による尿毒症に陥りましたので安楽死させました。

ちょうど一週間前の18日の土曜日・朝です。

前回、まだ昨年秋頃だったと思います。

ちゃーの下痢嘔吐により身体の数値が乱れ、腎臓の数値が少し上がりました。

でも先生の処置ですぐに正常値へ戻り、腎不全は免れたかと思いましたが、点滴を止めるとまた結局腎臓だけ数値は上がってしまい、慢性腎不全と診断を受け、本格的に点滴開始となりました。

それでも数値としては、

BUN 55~61、~56

CREA 3.3~3.6、~4

と、まだこの時点ではこの程度でキープできていたのですが、

PCVが下がり始め、30%前後だったのが、

23%まで落ちてしまし、同時に食欲低下と共に、更に18%まで落ちてしまいました。

4日ほど自力でまともに物が食べれなかった為体重も、3キロ台から2.8キロまで落ちてしまい、

PCVは20%切ってしまい体重まで3キロ切ってしまい、

『・・・・・』ヤバイのかな・・と感じ始めていました。

なんせ猫免疫不全(FIV)ウイルスキャリアーですからね。。

どうなんだろうな・・と思っていました。

ですが、それが暮れだった為年末年始が入ったお陰で、普段より時間が持て家でじっくり世話もしてやれ、

一度食欲がそこそこ戻ってくれ、PCVは22%止まりでしたが、体重が3.5キロまで戻せたので、

かなり元気になってくれました。

(BUNとCREAは戻らずダメでしたが・・)

それから点滴・ビタミン剤・お薬(これまで通り)そして定期通院がまた始まる・・

その間膀胱炎にもなったりで、ちゃーのストレスも限界だったと思います。。

 

私は、慢性腎不全の告知を受けた時、ほんとうに気が重かったです。。

これまである程度健康に過ごしてこれた猫さんが腎不全となり、点滴やお薬してでも穏やかに過ごせるならまだしも、

もう散々病院・治療・お薬三昧なちゃーに、またこれから病院・治療の我慢を強いるのか・・

おまけにもう鼻はズルズル、しょっちゅう鼻腔の腫れで開口呼吸もしてるし、そのせいで(?)、

結局お腹にガス溜まって食欲おちてもお腹だけはパンパン。。(泣)

もうちゃーの苦痛は見てられないほど可哀そうでした。。

2月に入り、再び食欲も不安定になり、最後の方ではまた自分からはほとんど食べてくれなくなりました。

それでも、それでもです、

口元へちゃーの好物を運ぶとそれだけはクレクレと喜んで食べてくれていたんです。

それだけはキッチンまで入って来るほどに。。

私は嬉しくて愛おしくて『お!ちゃーちゃん、いらっしゃい、まいど!』と毎回その時間を愛おしんでおりました。。

どんなに苦しくても天下一品の食い気だけは衰えながらでも最後の最後完全に腎臓の機能が停止するまで、

ほんとうに食べようとしてくれていました。

その食べ物は腎臓の数値下げるのを邪魔する食べ物でしたが、先生は構わない、それが食べたいなら食べさせて下さいと言って下さった。(これは前の先生も同じでした。)

私も、今のちゃーに延命などもう拷問だと思っていたのでその日その時間の満足を優先していました。

そのちゃーの健気さと、ちゃーの行動、私の膝に乗っかって来る事と、主人の枕の上で寝る(主人の顔の横で寝る)、これらを少しヨタヨタしながらでも日課のように続けようとしていました。

ですので、もうちゃーのがんばれるとこまでがんばり抜いてもらうしかないのかな、と、ちゃーのがんばりに任せる事にしました。

 

どのコの時もそうでしたが、絶対に本猫の歩みに合わせる事。

本猫が少しがんばって歩こうとするならこちらも少しそれにあわせてがんばる。

歩みを緩める、また止めようとするなら、こちらもそれに合わせるしかないって思っていました。

 

そんな調子で同じ日々を繰り返しておりましたので、一度病院を一週間飛ばしてみました。

もう通院が一番のストレスだったからです。(点滴とお薬は続けていました。)

でもずっと(通院は)二週間おきくらいだったと思います。何もなければ。

先生も無理強いは絶対されませんので。。構わないと。。

これも前の先生も同じでした。

腎臓の数値は一月を最後に見ておりませんでした。

 

そしたら、17日朝まではこれまで通りだったのが、

その日夜、仕事から戻るとちゃーのオシッコ玉が一つも無い。

普段なら3ツは確認できるちゃーのオシッコ玉が全く見当たらないのです。

どこかに失禁している様子もないし、当のちゃーは昨晩と同じくらいの落ち着きはあった。

もう掛かりつけ医様は終了時間だし、夜間救急の先生にまず連絡入れ事情を説明しました。

そしたらやはり、腎臓(尿の出てない原因)調べた方が良いかとは思いますね・・との事だったのと、

私と主人も朝まで放置は心配だった為、夜間救急へ走りました。

 

そしたら何と・・

腎臓の数値はもう測る事すらできない最悪だと・・

完全に尿毒症状態であり、この状態で痙攣も起こさずに落ちついていられる事が私には信じられないくらいの状態です、との事でした。

エコーで見て下さったら膀胱は空っぽとの事。。

PCVは23%、体重は3.2キロでした。

救急の先生と主人と私とで話す・・・・・

諸々説明を受け、救急終了時刻夜中2時まで出来る限りの手を尽くして下さるとの事で、一旦帰宅し、再度迎えに来る事に。

主人も翌日仕事だったので主人の事も心配でしたが、主人が大丈夫だと言ってくれたので、一度家に戻りできる事を一つでも済ませる為に、もう可哀そうで見てられないちゃーの姿に後ろ髪引かれながら一旦病院を出ました。

その間も先生から電話が鳴らないか気が気でなかったです。

早々に用事を済ませ、ちょうど2時前病院へ到着。

ちゃーは無事でした。

先生から再度復習の如く手短に諸々説明を受け、万一に備え、座薬の鎮静剤を処方して頂き、ちゃーを連れ帰宅致しました。

主治医の先生とこが開く時刻まで、我が家は一変して緊迫してしまいました。。

ちゃーがすぐにトイレに行ったので凄い期待しましたが、小さなうんちを一つポロリとだけでした。。

その後も朝まで尿は全く出ず、ちゃーは朝までは落ち付いていたのですが、

朝になり今度は下痢嘔吐となってしまいました。。

二度立て続けに・・

そしてキャットタワーの下の隅に隠れてしまいました。。

痙攣起きるのかな・・と不安でしたが、主治医の先生とこまで何とかがんばってくれました。。

 

安楽死はこの後ですが、

すみません、今日はここで一旦切らせて頂きます。

すみません。。

読んで下さってありがとうございました。。m(_ _)m

 

 

 


ペットと飼い主に真に寄り添って下さる獣医師様へ、敬意を表します。

2017年02月13日 03時37分58秒 | 愛しい私のニャンコたち♪

お久ぶりです。今年初めての更新になります。

新年のご挨拶もなくすみません。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。m(_ _)m

 

ペットの安楽死がここまで理解がないなんて私も想像以上でした。

ツイッターの獣医師広報板 様より

https://twitter.com/mukumuku_vets/status/824399832521416704

 

フェイスブックで有名なK先生の記事。

https://www.facebook.com/koji.kawamura.33/posts/802267033228886?pnref=story

散々苦しむ猫の死を看取って来た私からすれば、このような先生は救いの神様みたいに思える存在なんですよ。

こちらのコメント欄の同じく動物病院の先生のコメントの、(勝手にすみません。m(_ _)m)

>【飼主さんが再度安楽死を求めたら、私は絶対やりませんから他所へ行ってください、と放り出された犬猫の安楽死を引き受けた事例が僕は既に二桁いってます。その辺からか、僕を死神呼ばわりしている人がいるらしいです。】

 

死神呼ばわりですか。。

私からすればこの上ない感謝の意を表したい存在となるんですけれどね。。

 

私が今お世話になっている先生はそこまでのノーキルではないはずなんですけれど、

(キャンディを安楽死して頂いておりますので)

以前お世話になっていた先生は結構ノーキル度の高い先生だったんです。

前の先生にも助けて頂いた事へは感謝以外ありません。それは本心なんです。

ただでも、前の先生は安楽死を拒まれる先生だった為、FeLVキャリアーで病死した私の愛する猫たちは、例外のタイガーを除き、皆とても苦しんで死んで行きました。 とてもです。

これが一番かわいそうで辛いんですよ。

死なれる事以上に何より、この、とてつもなく苦しんで死ななければならない事が、かわいそうでたまらないんです。辛いんですよ。

(タイガーが例外なのは、私が、過去にその病院からドリに処方して頂いた睡眠導入剤を、(一錠持ってたんです)

タイガーの看取りの際、もう終に最後の瞬間が来た、と思い見守ろうとしたとき、思いのほか苦しそうな状態がいつまでも続き、なかなか逝けないタイガーをもう見てられなくて、その持っていた睡眠導入剤を僅かのお水に溶かし、一か八かでタイガーにそう・・っと与えた所、眠った状態になってしまったんです。

逝けるか・・と思ったら、苦しむ様子は無くなったものの、静に目を閉じ、呼吸も穏やかになり、そのまま眠ったような状態となってしまった為、先生に連絡し病院へ連れて行きました。

先生曰く、タイガーはちょうど麻酔にかかったような状態となっていたようです。

先生『恐らくもうこのまま目を覚まさないと思いますけれどね・・このまま静に逝けると思いますね。。』とおっしゃられましたが、私は【恐らく】では不安なのと、もう病院へ来たのだから、先生に確実に安楽死をして頂こうと思い、お願い致しました。

先生も仕方なく・・でしょうか。。

因ってタイガーは安楽死となりました。

キャンディは今の先生に安楽死して頂きました。

でも、その前に死んで行った、ビボ・アニーちゃん・ドリ・そしてジュリ、のこの4頭は、とてつもなく苦しんで死んで行きました。。

特にドリとジュリは縦隔型リンパ腫 で胸水たまって口パクパクしながら苦しみもがいて死んで行ったんですよ。

(実は、ドリの最後の事でも話してない事はあるんです。長くなるのでまたいずれ・・)

そんな光景を、何もできず、見届ける以外できない無力さ、苦しさを分かってもくれない、そんなこちらの思いに寄り添ってもくれない獣医師さんが命を重んじる尊い方ですか。。

それが動物の命の尊厳尊重ですか。。

 

私には未来永劫理解はできないですけれどね。。

 

ご参考までに・・【猫 縦隔型リンパ腫画像】

後半、色々画像閲覧注意です!!!

https://www.bing.com/images/search?q=%e7%8c%ab%e3%80%80%e7%b8%a6%e9%9a%94%e5%9e%8b%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%91%e8%85%ab&qpvt=%e7%8c%ab%e3%80%80%e7%b8%a6%e9%9a%94%e5%9e%8b%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%91%e8%85%ab&qpvt=%e7%8c%ab%e3%80%80%e7%b8%a6%e9%9a%94%e5%9e%8b%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%91%e8%85%ab&qpvt=%e7%8c%ab%e3%80%80%e7%b8%a6%e9%9a%94%e5%9e%8b%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%91%e8%85%ab&FORM=IGRE

 

ショックを与えてしまったら申し訳ありません。m(_ _)m

 

私はこのようなネットで、可哀想なSOS!!!犬猫画像に脳にショックを与えられ、再び猫飼育者となり、病気の猫の飼い主となりました。

猫の病気など全く知らず(過去の猫は皆病気とは無縁でしたので)、はじめてビボを看取った時、その苦しみ様に、驚き過ぎてすぐに涙も出ませんでした。

【何・・これ・・この死に方・・ 】とショックでした。

主人も一緒の時間でしたので二人で必死で【ビボちゃん、ビボ、ビボ、】と名前を呼び、ビボの身体を精一杯擦り撫でてやる以外何もできませんでした。

死ぬ前に何度も叫び、最後はオシッコ漏らして苦しみ死んで行きました。

こんな死に方するなんて誰も教えてくれませんでした。

病院の先生も、私に預けた人間も誰も、です。

私なら、FeLV陽性猫譲渡するなら(相手様が全くFeLVについてご存じない方ならば)沢山のお話があります。

沢山のお話をして、それでも世話をし続け看取る覚悟がおありならば・・と託させて頂いたと思います。

ジュリ・タイガーは元は譲渡先募集猫でした。

それでも最後まで協力依頼があるなら即飛んで行ってお力になりたいと思っていました。

今後我が家がFeLV陽性猫の譲渡をする事はもうありませんが。。

 

これまで病気で看取って来た猫たちもそうですし、今いる猫なら、病院・治療三昧なちゃーに、たま。

(たまは幸い今もスペシャル絶好調でありますが。)

散々大嫌いな病院通いや、治療やお薬三昧にも耐えさせ続けて来たのも、過剰な苦しみを与えない為だけに、なんです。

それでも元気で機嫌良く生活できるのであれば、申し訳ないけれどしばし我慢してもらおうと、

その繰り返しでこれまで来たのと、今もずっとその繰り返しなんですよね。。

私たち夫婦が、手元にいる猫たちに異常を来した際、病院や治療の我慢を強いるのは、過度に苦しめない為、その為だけなんです。

その為に労力も金銭も惜しまず尽して来たつもりです。

にも拘わらず、最後の最後で、主治医の先生に安楽死を拒まれ、散々な苦しみの中もがいて死んで行かれたんでは、そのコのこれまで耐えて来た我慢も、これまでそのコの為にと使った時間も労力も金銭も、何もかも全てが水の泡となってしまうんです。

だから、私はノーキル度の高い獣医師様は無理なんです。。

高齢猫の老衰による死、正しく天寿を全うすると言う場合でしょうか・・

でない限り、病死で、苦しむ可能性も十分ある場合、また、最後の最後まで、苦しい治療だけのような生活を強いらばければならないような場合、

我が家は【安楽死】とほぼ決めているんです、もう。。

もちろん、思った通りに行かない事もあるでしょう。

ですが、思いはそうなんです。

心臓が止まるその瞬間までが私たち夫婦の思う所の【苦しめない】願望責務なんです。

 

ですから、ノーキル獣医師様は無理です。

K獣医師様のような先生や、同じ思想で挑んで下さる先生を心から尊敬し、一飼育者として心から感謝する思いです。。

もちろん、今現時点でウチがお世話になっている先生方へも感謝の思いでいっぱいです。。

 

私たちの愛しいペットに苦しみがあるなら、その苦しみに寄り添い、その苦しみと戦う飼い主の心情をも理解して下さりその思いにも寄り添って下さる獣医師様が死神呼ばわりなら、私は死神呼ばわりされている先生を心から支持させて頂きます。

ほんとうに、苦しむペットを救う為、そのペットの世話と看取りを行う飼い主の心をも救う為、ご尽力下さる先生方へ、

心からありがとうございます。。

m(_ _)m