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◆胃と腸にガスの溜まる猫◆~ちゃー、初の一晩入院~またまた現場で戦う獣医師様とAHT (動物看護士)さんたち

2016年09月26日 01時23分03秒 | ピュア(ちゃちゃ/ちゃー)

 

ちゃーちゃんが昨日急変してしまい、初の一晩入院となりました。

さっきお迎えに行き無事帰宅出来ました。

昨日よりもうんと元気なちゃーを先生方とAHTさんたちは我々夫婦に返して下さいました。(;;)

 

どこから話そうかと思うけど、ここ数か月の話を全部するとクソクソ長くなる為やめときます。

最初だけ箇条書きで行きます

①夏かもう少し前頃だったかな、ちゃーが突然急激に痩せてしまった。

食欲、気持ち落ちたようにうかがえるが、でも確実に有る。

そこそこ食べてるのにも関わらず激痩せしてしまった。

(5キロ→4キロ切るくらいまで)

一通り検査したけれど以前と同じく目立つ悪性的な個所は見当たらず。

またも低悪性度リンパ腫疑惑浮上。(先生が『食べれてるのに痩せて行くのがな・・』と)

(同感。;--)

 ②但しレントゲン結果、胃と腸にガスが充満していた事が判明。

痩せた頃から更にちゃーの慢性FVRの鼻づまりが悪化して治まらないでいた。

(免疫低下の影響はあるでしょう、との事。)

完全な開口呼吸とまでは行かなくても、たえず口も使い呼吸している状態であった。

【胃と腸にガスの溜まる猫】で検索かけ、以下の獣医師様のブログ記事発見。

(ちょいとお借りさせて頂きます。)

http://blog.livedoor.jp/mirco_vet/archives/38803008.html

 >【私とのマウス トゥ ノーズです(笑)。】  このせんせ、凄いな。(''ω'')

この猫さんは治療の甲斐あってガスも抜けたようで良かったですね。

 

ちゃーのレントゲン画像も、ちょっと違うけれど、ガス玉だらけの所は似ています。

見るからに苦しそうですよね。(tt)

でも、ちゃーはこんな状態でもごはんパクパク食べるからちゃーの食い気は天下一品だ。(笑)

鼻の調子は以前からずっと悪いのにこのような状態になったのは初めてだった。

何故・・・?

そこで私の中の一つの仮説。。

ちゃーは元々吐き魔だった。

改善できるならした方がいいのかと、フードで試みてみたり、若干改善傾向にはあった。

でもこんな事は初めて。

ただ、体調不慮時の心配な吐きには吐き止め等の処置をして頂いて来ました。

で、ここしばらく一年近くと(私からの申し出相談で)吐き止めを続けて極力吐かないようにさせていたのです。

(お薬は1日置きか2日か置きくらいで大丈夫でしょう、との事で。)

この吐かさなかった事がこの可哀そうな結果を招いたのではないか。。

ちゃーが吐くにはちゃんと意味があったのかも。。

これまでずっと飲み込んでしまった空気を吐いていたのかもしれない。。

先生も『(吐き止め使用の)多少は影響あるかもしれないですけれどね。。』と。

先生と話し、吐き止めを止め、吐かせる事に。

そしたら胃のガスはだいぶ抜けたようだけど腸の中は依然変わらず。。(泣)

便の出も、悪くはないけれどちゃーはそんな大量デカう〇ちする猫じゃないので、胃を活発にするお薬などを飲ませましたが一行に改善は見られず、乳酸菌サプリで便は良く出るようになったけれどガスは全く抜けないでいた。

鼻が治らないから毎日どんどん空気のみ込んでる訳ですからね。。

先週久々に病院へ行きレントゲン検査した矢先だったのだ。

痩せてしまったけれど、4キロになりキープできていた為、もう病院ばかり可哀想なので毎日様子みで過ごしていました。

何せフードはバクバクでしたから先生からも、食べれてるのだしもうお薬は止めておきましょう、との事で、穏やかに過ごせているならそれでいいだろう・・との結論でした。

(鼻だけは可哀そうでしたがそれ以外の行動が正常でしたのでしばらくはこのまま穏やかに・・って事で)

※痩せた時に先生から今後の治療方針をどうしようか聞かれ・・

私は、某活動家様の名言をお借りし、

『無理やり息をさせておくような生活だけはさせたくないです。』

無理やり生かせておくのは嫌です、と。

と先生に訴えさせて頂きました。

そしたら先生も『そんな事は絶対にしない。』と断言して下さいました。

私が信頼を寄せるこの院長は【絶対に過度な苦痛を与えない】と言う事を信念に動物患者と向き合って下さる方ですから、

先生と共に、ちゃーを見守る方針で最善を目指していた所だったのですが・・

昨日とうとう激しい下痢嘔吐に見舞われてしまい・・

前夜まであんなに正常だったのに・・  午後診で病院へ駆け込む。

 

心音と脈はしっかりしているとの事。

でも体温がなんと35・5度と言う低さ。。。

ちゃーもぐったりしてしまい。。

その場で点滴もお薬もして頂きましたが、先生から、

『お預かりしたい所ですけれど入院は可哀そうですよね?』と言われ、

私『まさか、今夜息引き取る・・なんて、そこまで悪くないですよね・・?』

(私の思いは、『それ程までに危険な状態なら連れて帰る。』であり、『そこまでの危険がないのなら(生命力があるなら)先生に託したい。』だった。)

最初先生は一瞬逆と受け取られかけたのですが、(笑)

私の本意を知り、『ああ、そう言う事ね。。』と、『生存率は半々くらいでしょうかね・・?』と尋ねる私に、

『いっやあ~・・そこまで悪ないやろう』と。『そら助かる確率の方がもっと高いでしょ。ただ、体温がこれですから危険は危険と言えますが。。』との事なので、

余計な不安はよぎりますが、『ちゃーはこんなんでは死なん!』との思いもあり、ベテラン名医がそうご判断されたのですから、生きれるのに連れて帰って悪化しても何もしてやれんので、やっぱりお預けする事に。。

(静脈から点滴入れたいのと、たっぷり時間かけ処置をしたい、との事です。)

ちゃーには申し訳ないけれど一晩のお別れとなった。

ちゃーは、より設備の整った分院でお泊りさせて頂くそうで、翌朝面会できるとの事で、

(連れて帰るのは夜にしてくれ、夜までたっぷり処置を続けたいとのご説明を受けており)、

今朝主人と必死のパッチで会いに行くも既に分院だだ混みで面会厳しそうなので断念。

本院行って院長と話し、(昨夜本院にいる間にもう体温は37度まで回復していたと。分院でも夜中も下痢嘔吐もなく特に何も起こらず大丈夫だったとの事。)

それを聞いただけでも安心しました。そして夜に再度分院へお迎えへ行く事に。

院長も、『その時は私も分院にいるから』と。

 

もうね・・

院長はもちろんの事、他の獣医師様も、AHTさんたちもね、昨晩の本院もだだ混みだし、動物患者抱えて皆であっち走りこっち走り、ご自身も応援であっちこっち任務に分かれられ毎夜時間大幅オーバーも当たり前の日々なようで。。

でも、必死で笑顔でがんばる皆さん。ほんとうに泣けます。。

現場での戦う先生方の姿には鳥肌もんだわ、ほんとうに。。

 

今夜返して頂いたちゃーがようやく家について最初にした事は、【爪とぎ】。(笑)

必死の爪とぎでした。猫の定番ですね。(笑)

食欲こそまだですが、昨夜よりうんと元気なちゃーが帰って参りました。

 

結局長くなりました。。。お付き合い下さった方、すみませんでした。。( ̄▽ ̄)

 

動物福祉を考え始めると、こう言う時の線引きが難しいな。。

これ程尽力下さる獣医師様に【生きれる命の安楽死】の文字を突きつけるのはキツい事とお察し致します。。

でも・・・

でも・・ です。

野良猫はともかく、

飼育継続不可となってしまったペットの安楽死で、

(絶望状態のペットであってもですが)

最も辛いのは飼い主である事は言うまでもありません。。

 

猫一頭終生飼育するって、こう言う事なんですよね。

ましてや具合の悪いコや健常じゃない猫一頭の終生飼育ってどんなだか。。

昨晩本院である飼い主さんの会計が43万円との事。

一度の払いで43万円て。。

手術かな?保険入ってらしたらいくらか保証あるのでしょうね。。

でも、犬や猫、一頭終生飼育するってこう言う事なんですよ。

一頭殺処分止めさせて終生飼育するって事も、こう言う事なんですよね。

きちんと現実を知り生かす活動しましょうね。

 

ご参考になれたか分かりませんが、これもまた我が家のちゃーの確たる一症例でした。