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円錐角膜

2020-05-08 |   ー病気を知るー
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 円錐角膜とは、角膜の中央部分の厚みが薄くなり、角膜が前方へ円錐状に突出する病気。これにより角膜の歪み(乱視など)が生じるため視力が低下する。通常は両眼に発症するが、左右の眼で進行の程度に差があることが多い。思春期に発症することが多く、徐々に進行し30歳を過ぎる頃から進行が停止するとされているが、個人差があるため、30歳を超えて進行することもある。原因は今のところ不明、目をこする癖やアトピーのある人に多い傾向がある。

 角膜が前方へ突出することにより、角膜の歪み(乱視など)が生じ、視力が低下する。特に角膜の突出が強くなり、デスメ膜という角膜の内側にある薄い膜が破裂し、角膜内に水が溜まることで角膜が突然白く濁る「急性水腫」という病態になると、著しく視力が低下することがある。


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