19日(土)・20日(日)の2日間、伊那北高等学校を会場に、第27回長野県高校生英語ディベート大会が開催されました。
私は長野県高等学校文化連盟英語専門部の部会長であることから、昨日19日の開会式でご挨拶、そして予選のFirst Roundを観戦してきました。なお、野沢北からは3チーム16人(1チーム6人まで登録可)が出場しました。
本年度のテーマは、Japanese government should limit the weekly maximum average working hours,including overcome,to 48 hours.(following the EU) です。
「日本国は、残業も含めた週あたりの最長平均労働時間を(EUにならい)48時間に制限すべきである。是か非か。」
試合は各チーム4名で行われ、肯定側2試合、否定側2試合を行い、各グループ1位とそれに続く高得点の2位チームの上位8チームで決勝トーナメントを実施。上位2校が、12月25日(水)・26日(木)に群馬県で行われる全国大会への出場権を獲得します。
長野県の高校生ディベート大会の歴史は古く、全国で最初に高校生のディベート大会を開催したのは、実は長野県です。そして、全国組織の発足や全国共通ルールを策定するにあたって、長野県の教員が中心的な役割を果たしました。成績においても、2009年には、伊那北高校が全国優勝(決勝トーナメントで、灘、聖マリア、創価を破っての優勝)し世界大会(カタール)に出場、2011年には同じく伊那北高校が3位となり世界大会(ケープタウン)に出場、他にも上田染谷丘高校、松本深志高校、長野高校、松本県ヶ丘高校が全国大会で入賞するなど活躍しています。長野県の高校生英語ディベートは、顧問やALT、GIなどの指導者による指導法の研究など指導も熱心に行われており全国でも先駆的役割を果たしています。
本年度は、37チーム189人が参加しました。
予選First ROUNDの野沢北高校と屋代高校の試合を観戦しました。当然すべて英語で行われるわけですが、資料の収集や分析に加え、試合では議論を肯定、否定にそれぞれにもっていくやり取りは、日本語でも難しいと思いますが、チームで相談しながら対応をしていました。