長野県野沢北高等学校校長日記2017・2018・2019

長野県野沢北高等学校の日常と非日常を、校長の視点からお伝えします。

12月16日(月)図書館の風景いろいろ

2019年12月16日 19時17分09秒 | 日記

本校の図書館には、利用目的や寄贈等により様々なコーナーが設けられています。

今日は、2つのコーナーをご案内します。

1つ目の写真は、本校の学校評議員をお願いしている須崎慎一さんのコーナーです(須崎慎一先生寄贈文庫)。須崎先生は神戸大学名誉教授でいらっしゃいますが、高校卒業後北海道大学医学部に進学されますが中退され、早稲田大学、同大学院、一橋大学大学院を経て神戸大学で大学教官をお務めになります。詳細はwikipediaに掲載されていますのでご参照ください。ご専門は日本近現代史です。先生のご経歴も大変異色で興味深いものがあるかもしれませんが、二・二六事件など近現代史に関心のある人は、コーナーの本を手に取ってみてはいかがでしょうか。ちなみに須崎先生の奥様は野沢北のOGでいらっしゃいます。

2つ目の写真は「小論文を書くために読んでおきたい本」のコーナーです。私事ですが、年末が近づくと、本屋さんは私が何も言わなくても『現代用語の基礎知識』と『文藝春秋オピニオン〇〇年の論点』を必ず持ってきてくれます。現在、毎月定期で購読しているのは、『ジュリスト』『法学教室』『法学セミナー』『世界』『月刊高校教育』なのですが、この時期になると、この2冊と卓上日記が届きます。文藝春秋の『論点』は、かつては『日本の論点』でしたが、1992年の初刊からすべて揃っています。1つの論点について、相反する2つの主張を並べているところが、論点が明確になりわかりやすくなっているのかもしれません。かつては、大変ページ数が多く厚かったのですが今は、かなりコンパクトになっています。『現代用語の基礎知識』も本年度から、かなりコンパクトになりました。

3つ目の写真は、昭和63年の賞状ですが、当時本校2年生だった阿久津朋大さんが読書感想文コンクールで毎日新聞社賞を受賞し、それに伴い学校賞を受賞した賞状ということのようです。実は、阿久津さんとは現代社会の資料集の編集で7年間ほど、一緒にお仕事をさせてもらいましたので、お名前を見つけてついつい話題にさせていただきました。読書感想文といえば、長期休業中の宿題の定番でしたが、人を納得させるような感想文は、これまでに書けことはないように思います。本を読んでの感動を、うまく伝えることができるといいのですがね・・・。

先週末は、14日・15日がやまびこドームで「長野県高等学校ソフトテニス選抜大会」、15日は佐久平交流センターで「将棋選手権大会」が行われ、前者は大会長代行、後者は大会長ということで、挨拶やら何やらで両日とも250kmほど移動しました。本日も総合教育センターで教育講演会でしたので、3日間移動だらけでさすがにちょっぴり運転中に眠気に襲われました・・・。気を付けないと・・・。それでも、将棋とソフトテニスと種類は違えども高校生が熱心に取り組んでいる姿は、本当に素晴らしいものです。

なお、将棋選手権大会には、本校生も出場し上級者A級では1・2・3位を独占したそうです。(4校から19名が出場)賞品は日本将棋連盟の棋士の扇子です。豊島名人や広瀬竜王(先日豊島名人に奪われてしまいましたが・・・)、渡辺棋聖、佐藤九段などの扇子です。ちょっぴり興味がわきますよね。

ちなみに、ソフトテニスは、団体戦は男子が上田千曲が優勝、上田染谷丘が2位、女子は上田東が4位でした。上田千曲は、1月の北信越大会で全国大会(全日本高等学校ソフトテニス選抜大会)への出場を目指します。個人戦は、女子の小諸商業ペアが4位、上田染谷丘、野沢南のペアがベスト8ととなり、北信越大会への出場を決めました。東信地区の高校、頑張っています。

 


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