(苺・一絵@伊東市宇佐美)
家族運用なのでウン年ぶりかのイチゴ狩り。家族で行ったら人数×1,500~2,000円くらいが相場なので、いわゆるフルーツの「狩り」系では一番高額なのが躊躇われるところ(笑)。男脳だと「そんくらいの予算があったら焼き肉にでも行った方が…」という思考にも陥る。オトーサンは気乗りしないテイでブツクサ言いながら食べ頃になってそうなイチゴをつまんで口の中に放り込むのだが、確かに摘み取る瞬間まで養分を蓄えてオンタイムで食べごろになっているイチゴの味は確かにモノが違う。自分が思っていた以上に美味しいイチゴに、最初は「気乗りしねえ」なんて言っていたのを謝りたくなるほどに摘み取る手が伸びるのでありました(笑)。
最近のイチゴ狩りは、昔のように地面の畝から生えているイチゴをしゃがんで摘んで…みたいな面倒くささはなく、腰の高さ程度にイチゴの鉢植えを並べた「高設栽培」つーのが主流らしい。それと、最近はどこのイチゴ園も何種類かのイチゴを取り合わせて食べ比べする事が出来たりとなかなか趣向を凝らしているようで。特にお気に入りなのは「かおり野」という品種で、三重のイチゴらしいです。
今回我々家族がお世話になったのが伊東市は宇佐美にある
こちらのイチゴ園。ほぼデンシャの写真しか最近は掲載しない弊ブログが珍しく観光の話題なんか取り上げてみたのも、イチゴが美味かった!と言う事の他に働いているスタッフの皆さんの気持ちの良い接客が凄く印象に残ったからなんですよね。そのホスピタリティに感謝と言うか、子供もヨメさんも凄く喜んでいたのでね…。観光地だからこそ接客で嫌な思いをする事も決して少なくないからさ。特に子供連れになると色々周りにも気を遣うしね。待合室にはキッズスペースとかもあったり、喫茶も兼ねているのでイチゴ狩りに参加しないオトーサンがコーヒー飲んでまったり出来たりと、なんやかんやイチゴ狩りが終わってからも小一時間寛いでしまったよ。
思わずイチゴで腹一杯になってしまった。ヨメさん子供を楽しませた後はオトーサンのターン(笑)なので、宇佐美から山一個越えて網代へ。小山海浜公園横の歩道橋でカメラを出す。伊東線の定番撮影地ですが、開けているのが北側であんまり晴天の日は陰る。春らしい曇り気味のこの日の天気にはお誂え向きです。2月の伊豆半島と言えば何と言っても河津の桜、下手すりゃ夏に匹敵するほどの多客期だけに、日中は30分ヘッドで優等列車が通過する。いつもは空気輸送の「特急踊り子」も、この日はほぼ席が埋まっていました。
そして今月から「伊豆キンメ電車」として生まれ変わったのが
旧リゾートドルフィン号(ハワイアンブルー塗装)の伊豆急2100系「リゾート21」。真っ赤な車体に裾へ向かってのホワイトのグラデーションがキンメと言うよりイチゴフラッペみたいですが、目の覚めるような鮮烈なカラーリング。個人的には色の中では赤が好きなので結構お気に入り。窓下のキンメダイを模したゴールドの帯と合わせて非常におめでたい感じを受けますね(笑)。