青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

越中黒部&能登半島一周ツアー その6

2006年05月14日 08時18分00秒 | 日常
(写真:湯川温泉龍王閣)

2日目の宿。満開のピンクの八重桜がきれい。
近くに和倉温泉があるせいか、ひっそりとした里山の温泉宿でした。
そんな宿なのだが、何ともタイミング良く今日のNHKで取り上げられるらしい(笑)。NHKとこのブログがコラボするとはw

続き。
ひとしきり浜辺の爆走とネタ映像を収録し終え、能登路を走る。
車のボディは相当の塩気を浴びてしまった。一応新車でもあり、車体は洗っておきたいところ。どこかでコイン洗車でもあれば…と思ったのだがこんな田舎町にそんなものはあるはずもなく、七尾へ向かう県道沿いのENEOS鹿島路SSにて水洗い洗車を頼む。暇そーにしていたおっちゃん2人が結構念入りに洗ってくれる。頼んだらホースを貸してくれたので、自分でも床下は念入りに洗っておいた。これで多分大丈夫でしょう…無茶は代償も大きい(笑)。

色々と忙しく(笑)すっかりと昼食を食べそびれた一行は国道沿いの「8番ラーメン」にて実にどうと言うことのない味の野菜味噌ラーメンを食い、宿に向かう。今日の七尾は「青柏祭」と言うお祭りのために結構な賑わいだったようだが、市街から離れた里山の宿は、青々とした水田に桜や菜の花の原色系の色が映えるのんびりした感じの風景の中であった。

昨日の鐘釣がインパクトありすぎただけに、この宿で特筆すべきはないのかもしれない。キャッチフレーズだけは無駄に破壊力があるが(笑)…ってか電話番号の「お湯が一番いいなあ」の「お湯が」の部分がどの数字にかかるのかが最後までさっぱりと分からなかったぞ。能登では58=お湯と読むのか?(笑)。
無愛想な頑固者っぽいオヤジと気さくなかあちゃんのコンビの宿は、周りには何もなく実に静かでほどほどにゆっくりと寛げる。今までの撮影映像をテレビで再生しつつ夕食。1人1泊7,000円でこんだけの物が出てくれば十分かなと。風呂場のシャワーがぶっ壊れていた事などは普通ならお怒りの対象なのだが、なんせ昨日が鐘釣な我々は特段何の文句もない。むしろ入浴条件としては格段の上昇である(笑)。久しぶりに見たライオンの口から出て来るお湯はちょっと赤茶っぽい濁った塩辛いお湯で、ピリピリと肌に来る。北陸では珍しいラドン温泉なんだそーだ。
暗闇に明かりが一つ灯る夜の湯川温泉は、蛙の声しか聞こえない。

翌朝。
昨日と同じように、グーグーと寝ている二人をよそに早朝散歩へ。てか、最近6~7時間寝ると自動的に起きるようにスクリプトが組まれている自分の体は、22時に寝ると5時にきっかりと目が覚めてしまう(ちなみにこのクセはオヤジと同じなのに気付き始めた)。
スポーツ新聞でも買いがてら街に出ようかな、と車を走らせてみる。朝凪ぎの七尾湾の入り江にその光を映して、能登島の向こうからゆっくりと朝日が昇って来た。今日も天気が良さそうだ。
七尾の隣の和倉まで20分ほど、高級旅館が立ち並ぶ早朝の温泉街を散歩。かなり自分の好みとは縁のないような旅館ばかりだ(写真は「加賀屋」)。つか、無駄に高そう(笑)。人のカネなら泊まってもいいけどな、と言う感じ。
ぐるりと一巡り。温泉街の共同浴場なら早くから開いているかな、と思ったのだが、朝7時からと言う事で残念。噴水ならぬ噴泉?の前の足湯に浸かりながらスポーツ新聞を読んで、宿に戻ることにしましょう。

最終日は七尾から反時計回りに能登半島をぐるーっと一周する、かなりハードなローテだ。宿の朝食も少し早めに済ませて、八重桜とおばちゃんに見送られて湯川温泉を後にする。まずは小手調べに和倉から首長竜のような能登島大橋を渡り、能登島の縁を快走。こちらはプチ瀬戸大橋と言う感じのツインブリッジのとで中島町へ出て、ここからひたすらR249にて能登半島を回って行くのであります。

続く。
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