青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

もしもシリーズ

2008年11月05日 00時01分22秒 | 日常
そういう立場なので、「もし自分に子供が出来たら、どんな子供に育てたいか」と言う事を最近よく聞かれる。
よく聞かれるので、最近はこう答える事にしている。

「何でもいいから何かに夢中な人間になって欲しいね」と。

そりゃあもちろん勉強だってスポーツだって出来るに越した事はないんだろうけど、親がどちら方面も極めて平凡なのでそこら辺は望み薄でしょう(笑)。どんな遺伝に期待出来るか…と考えたら、何かに夢中になる事だけは出来る性分ではあるので、もし子供が生まれるとしたら、そこら辺をぜひ受け継いで欲しいと思うのである。

何でもいいんですよ。別に。
常々思う事だが、何かに夢中になっている人の話と言うものは、例え自分の全くの範疇外の事だとしても聞いてて面白いものだ。勉強も仕事もからっきしだが盆栽についての知識は誰にも負けないとかさ(笑)。

自分自身は、中学の卒業間近から競馬の世界にどっぷりハマってしまったのだけど、競馬ってモノ自体が相当に突き詰めて奥に進める世界だったから、知識に対しては本当に貪欲でした。暇さえあれば競馬の知識が欲しくて飢えていたような気がしたねえ。今思えば、あれだけ打ち込めるものがあって良かったと思いますよ。今の人達は空虚に暮らしているから余計な事を考えてくだらない事件とか起こすんじゃないの。

何にも打ち込めるもののない人だけにはなって欲しくないなあ~!
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