青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

夜明けは遠く

2021年01月06日 06時00分00秒 | JR

(雪の夜@平成31年 奥羽本線・鶴ヶ坂駅)

正月も5日を過ぎて、お屠蘇気分も抜ける頃合いですが、早速世の中は「あけましておめでとうございます」という感じでもなくなって来ました。国内の感染者が一日5,000人に迫る勢いとなり、止まらない感染拡大に伴って再度の緊急事態宣言の発令が決定される中、社会生活にも大きな変化や制限がかかって来そうな2021年のスタートとなりました。基本的には家に閉じこもってテレビばかり見ていた正月休み。日本海側は寒波襲来による大雪の年末年始になったようです。SNSにて各地から届く雪と鉄道の素晴らしい作品を見ながら、ムズムズする思いで過ごす。タイヤもスタッドレスに換装しているし、何もなければこの週末に雪を求めてどこかへ行きたかったんですがね。

コロナ禍の夜明けは遠く、しばらくはカメラも握れなさそうなので、ブログも暫くは過去の写真でお茶を濁すよりほかないのかなあと言う感じ。写真は平成31年、冬の津軽遠征の際に訪れた奥羽本線の鶴ヶ坂駅。しんと静まる雪国の夜の駅の空気感が素敵。日本海縦貫線が青森に向かって最後の難所である「大釈迦越え」を果たして最初の駅でもあります。寝台特急日本海やあけぼの末期の頃には、ここから津軽新城に向かってブルトレ狙いの撮影者が大勢訪れたものです。傷付いたツルが湯あみをして傷を癒したと言われる鶴ヶ坂。「たらポッキ温泉」といういかにも津軽らしい風情のある公衆浴場があって、今は地域住民を癒しています。


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