青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

19年ぶりの新入生

2016年05月06日 19時00分00秒 | 山陽電鉄

(お初にお目にかかります@山陽須磨駅)

西代駅をスタートした山陽電車の旅。まずは山陽須磨駅で行った日の2日前にデビューしたという新車6000系を見学する事にします。神戸三宮行きの普通列車で山陽須磨駅に入線して来た6000系、なんと山陽電鉄としては19年ぶりの新車だとか。さすがに19年ぶりと言うと注目度が高いのか、好天に恵まれた山陽須磨のホーム際にはマニアが集まっていました。この山陽須磨駅は、駅撮りの好ポイントでもあるようで。


ヘッドマークも誇らしげな山陽6000系のご尊顔。長年山陽電車とは関係の深い地元神戸の川崎重工製です。後で調べて分かった事なんですけど、山陽って車両の番号の末尾に「0」を取るのが珍しいよね。普通「6000系」だったら車両番号は「6001」からスタートするのが通例のような気がするのですが、この系列のトップナンバーは「6000」。理由はよく知りませんけど、山陽は昔っからそうなんだそうです。


山陽須磨で直通特急の退避を行う6000系。ちょっと山陽須磨駅はヲタクさんたちでワサワサと煩いので、直通特急で一つ先の月見山駅に。地図的には北東から南西に向かって線路の走る駅なので、上り電車には午前中なら間違いなくいい角度で光線が当たると踏んでの先回りです。やっぱり新車はピッカピカをパリッパリの光線で撮ってあげるのが礼儀ってもんでしょう(笑)。とか言っておいてちょっと対向ホームの屋根からの影落ちが…ギリギリかな。


走り出しでもうワンカット。フロントマスクのブラックフェイスと、弓なりの赤いカーブのライン(イノセントレッドっつーらしい)がビビッドです。ボディもあまりギラギラと光線を跳ねないダルフィニッシュ系の仕上げでいいんじゃないですかね。6000系は3両ユニットの2編成が今回ロールアウトしたそうですが、しばらくは線内の普通列車の限られた運用で使われるようですね。山陽電車のHPにも特設コーナーが出来ていて、時刻なんかも掲載されてますのでご興味のある方は是非どうぞ(笑)。


6000系デビュー記念乗車券。結構ほかの記念グッズなんかも出てたみたいですけど、まあ定番と言う感じですよね。この手のグッズも記念だからって買うのはいいんだけど、その後の処理と言うか管理がきちっとできていないんでちゃんとやらなきゃいけないなあ…趣味に生きるオトコの人って、こういうものの取り扱いを巡って家庭内不和の原因になったりするものですから(笑)。
コメント
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