青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

がっきゅうぶんこ・かなざわぶんこ

2012年08月04日 22時39分35秒 | 日常

(レッドでハッスル@金沢検車区)

今日は先週注文したクールビズ用のスラックスを取りに行ったのだが、取りに行ったのが保土ヶ谷バイパスの近くの紳士服屋だったので流れでそのまま車を流したら行きついた先は京急電車の金沢文庫の検車区だったという(笑)。仕事では良く使いますけど、あんまりマトモに撮った事がないね>京急


2100系A快特三崎口行き。
京急の快特車としては定番の2100系、窓周りのアイボリーの塗り分けが許されるのがエース特急車の証。塗装が代々エース車に引き継がれるってーのは京急唯一の特徴だあね。相鉄民であるヨメさんに言わせると「京急って揺れがひど過ぎて気持ちが悪くなる」らしいのだが、それでも昔に比べればずいぶん揺れなくなったと思うんだけどなあKQ。旧1000系快特三崎口行きが横浜を発車し、左カーブの下り坂から平沼川を渡り右カーブで根岸線の下を抜け、二段の坂を上がって平沼駅から左カーブで戸部通過までの一連のジェットコースターな流れで不慣れな人はゲロを吐くらしい(嘘)。ってか相鉄は私に言わせれば遅すぎる田舎電車だw


1500系快特青砥行き。
踏切の障検が引っかかったが気にしないw
何だろう…デザインといい存在といいあんまり京急っぽくない車両ですよねこの形式。
感覚としては茶色系の帯をまとって東武電車とかにいたらしっくり来そうな(笑)。


お銀こと新1000系。この車両が登場した時は、京急もとうとうプライド捨ててステンレスに走ったかと言う思いもあったけど、こうも増えるとさすがに気にならなくなるな(笑)。あっという間にその数を増やし既に12次車まで出ているらしいのだが、数の暴力と言えなくもない。この車両、マスコン回りとかが非常に簡素でして、それは合理化されてコンパクトになってるって事なのかもしれないけど、メカメカしいものが好きな私はカブリツキとかやってても(←やるなよw)寂しいことこの上ないんだよなあ。まあよく見れば相変わらずボルスタアンカーにコイル剥き出しのウイングバネと重厚感のある足回りは京急仕様なんだけどね。


800系普通車新逗子行き。
すっかり普通車運用が定番となった800系も、私が子供の頃は窓回りをアイボリーに塗られた最新鋭の特急車であった記憶がある。まあアホほどいた旧1000系の陰に隠れた存在ではありますが、前面のアンチクライマ、片側開きのドアと京急っぽさたるエッセンスが残ってる車両です。仲木戸とか井土ヶ谷あたりの退避線のない駅だと、発車直後から鋼製の重い車体を震わせて、目一杯のダッシュで優等から逃げる豪快な走りを堪能する事が出来ますねw

赤い電車のゴロゴロしている文庫の検車区の真裏には東急車輛製造横浜工場がありまして、時と場合によっちゃあ新製車両がアントに牽かれて出て来るのですが、基本的に敷地内は撮影禁止でございまして写真はありません。新製車両って製造業にとっちゃ自分のとこの技術の集大成みたいなもんだし、新製品の情報がダダ漏れでも困りますからなあ。パッと見で工場の中ではJR東日本のE657系を一生懸命作ってたのと、東急の8500系とおぼしき中間車が何両か。また改造してどっかの地方私鉄でも行くのかしら。

あ、東急車輛と言いましたが、業績不振により今春からJR東に叩き売られ現在は株式会社総合車両製作所と言う会社になって再スタートしております。
ステンレスカーの権威・東急車輛ですら厳しいってのは寂しいものですねえ。
ちなみに標題、口の中に指を入れて、横に引っ張って言ってみるのは神奈川県民のお約束(笑)。
コメント
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