青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

20年選手、21歳の騎手

2009年10月25日 23時09分46秒 | 日常
予想より早く天気が悪くなった週末、なんかうすら寒くてストーブなんか出してしまった。
午後は家で久し振りに菊花賞とか見てしまったのだが、ほとんどが知らない馬で知らない騎手が勝ったwハマナカって誰よ。

勝ったスリーロールスと言う馬は、父親がダンスインザダークで秋に900万下を出た馬みたいなんで、ちょっとデルタブルースみたいな感じか。一時期菊花賞って春の勢力が横滑りしてたけど、最近は普通に秋の上がり馬が勝つよね。うん、それでも血統表を見ると古い大典牧場の牝系で、二代母のアコニットローマンは高橋三郎が乗って東京プリンセス賞とか勝ってましたなあ。南関古馬牝馬の薄い層を支えていた。兄貴のトキノクンショウとかも大井じゃ啓之が乗ってて、その後は宇都宮~道営とかなり末長い活躍をしていたね。まあ我々の世代で二代母の話まで出来るのだから、もう競馬自体も最近はやってないけど知識だけは20年選手になりかかっているような。

こちらは20年選手だが、乗っていた浜中騎手は生まれたのが1988年12月25日の若干21歳。調べたらその日は第35回有馬記念の当日でして、オグリ4歳で有馬を制す(with岡部幸雄)その日だった訳だが…長い事中央競馬ダイジェストに使われてたなあオグリ4歳の有馬。そんな岡部も引退してこっそりJRAのCMに出たりしているようだ。つか岡部のCM出走って以前に競馬学校のCMってのがありませんでしたっけ?「ダメじゃないか勝春!」みたいなベタ演技で勝春叱ってましたがw

調教師を見ると武宏平厩舎って事で、ここだけ自分の知ってる競馬関係者がいた(笑)。言わずと知れた武平三の息子さん。武一族は豊=邦彦の親子が光だとすると、武平三=宏平親子は陰でしたね。平三さんはカイバの中にカフェイン混ぜられちゃって調教停止だの名義貸しだの色々ありましたが、ステイジヒーローに武永祥を乗せ続けた事は評価してあげたいw今日の勝ち馬スリーロールスも武牧場生産だって事で弟の牧場の馬ですから、ダブルハッピーな出来事にきっと永祥さんも草葉の陰で喜んでいるのでは(死んでないよ)。

武牧場と言えば静内のサラブレッド銀座と言われた二十四間道路沿いにある。
アローやレックスや静内スタリオン(当時)にずらりと並んだ名馬の名前。
メジロライアンやらアンバーシャダイやらサクラユタカオーに負けじと武牧場が掲げる看板は、そのどの牧場よりでっかかったのだが、書いてある馬の名前が凄かった。

「種牡馬・コウストンズクラウン」

そのギャップに爆笑した記憶がw
B29を竹槍で撃ち落とす事を夢見た牧場、武牧場(笑)。
それは言い過ぎかw
コメント
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