青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

’2006 雑誌バトル・ロワイアル No.2

2006年01月10日 22時59分07秒 | 日常
「CLASSY(クラッシィ)2月号」
(光文社 定価680円)

雑誌バトロワ2回目。
徐々にレールを踏み外している俺ガイルw

まず、この雑誌に関しては絶対この企画をやっていなかったら手にする事も、ましてや買う事もなかったであろう(笑)。思いっ切り背広&コートで女性陣が立ち読みしている本棚の前へ強引に割り差しで切り込んで、むんずと本をひっつかみレジへ直行。本屋でこんなに嫌な汗をかいた事は今までなかったwってか、自分としては少なくとも「スーパー写真塾」を買う方が恥ずかしくない気がする(笑)。正直、「何でそんな本を買ったのか」とかを家人に聞かれるのも面倒臭いなこりゃw

表題。「季節の変わり目こそ『週末スタイル』強化!」。
「これから冬本番やんけ」とか「週末はジーパンと上にフリース羽織ったら十分だと思いますが何か?」つー突っ込みは野暮天のする事。当然「カーキ色のコートにハンチング」なんつー香具師はとっとと南浦和の駅前で国際興業のバスにでも並んどけ!って感じ。おととい来やがれってなもんでして(笑)、既にファッションの世界は春の模様。おー、「ファッション」なんて単語このブログで出てきた事あったか今までwどっちかと言えば「ファッショ」の方が先に出て来るはずだったんだがw

まー、ざっくり見さしてもらいましたがモデルさんがきれいですね(笑)。
眼福と言う事でしょうか。最近はこの手のファッション雑誌から飛び出したいわゆる山田優とか蛯原友里とかまあそれはCanCanなんですけど、モデル上がりが芸能界で活躍するのも分かる気がする。中吊りに飛び交う「かわいくエビちゃんOL」「優OL」とか言葉としてはすっかり市民権を得たらしい。私にはトンと縁のない世界だがな。だって俺が知ってる似たような単語はせいぜい「藤巻キャップ」「椋木デスク」くらいだぞと(笑)ってそれエイトやんw

このCLASSYはCanCan読者層を20~25歳の女性とすると、少し高くて25~30歳近辺の様子。手頃な洋服&アクセサリーを組み合わせる、じゃなくて、そろそろ勝負所で値段的にもいいモン使ってパリッと見せましょうや!的な提案が多いようだ。俗に言う結婚適齢期な層をターゲットにするとこういう紙面作りになるんだろうな。その一方で広告には「SKⅡ」が大フィーチャーされてるあたりは「来たるべき30代に備えてお肌の手入れもそろそろ…」的な商魂の逞しさを感じたりもするのだが。女性って大変ね。
「他人にみっともなく言われなければまあ何着たって構わないのでは?」と言う人間には理解しがたい「トレンチコートのボタンがマリンな雰囲気ですオールドイングランドの半袖ニット25,200円」。たっけえ~(笑)ってか言い回しが何となく「草津温泉ホテル一井のディナー付き宿泊券12万円!」(@100万円クイズハンター)と似てるような気がするんだが(笑)。ちなみに写真見ても別にレプリカ着てオイオイ言ってるような感じはしません。私にとっての「マリンな雰囲気」ってのはそー言うもんですから(笑)。

パラパラと読み進めていると「男のコ100人ホンネのCLASSY批評」と称して男性を集め前月号の読モ(読者モデル)のファッションチェックとかしてたりする記事があるんだが、集められたのは商社マスコミ外資系医者弁護士経営者って…(笑)。今更言うのもなんだが、女性のファッションと言うのは優性のオスをうまくおびき寄せるために蛍光色に塗ったルアーなのだなあと(笑)。このあたりに結構ギラギラしたもんを感じるのだが。
例えば男性雑誌で言うところの「アップトゥボーイ」みたいに、結局この手の雑誌と言うのは「異性にどうモテるか」が第一に作られている訳で。なんつーかそのあたりの欲を商売と結び付けるために作られた雑誌がファッション誌であるのだろう。強引に結論に持って行くが。

誌面に溢れる美形モデル、おしゃれな店、雰囲気のあるバー、かわいいコスメ、エステ、デートの食事マナー…非常に世間一般の20代後半女性のマニュアル的欲求を満たすにはよく出来ているのだろうなあ。私が学んだからと言って実践する事が果たしてあるのかどうか分からない知識だが…
いつか生きる日が来るでしょ、きっと(笑)。

さて、次は「い」だな。
って、第一回が「い」だったような…(笑)
また探さなきゃ。
コメント
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