青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

みちのく楽し

2005年08月11日 19時30分26秒 | 日常
朝三時に家を出て東北道を快走。
とりあえず一泊目は鳴子のいつものまるみや旅館にした。この時期に一人で前の日に予約出来るとこはなかなかないから…てか、泊まるトコ探すの面倒だっただけなんだけど(笑)。

『自炊できるんだから自炊しなきゃ損ですよ。市場で買えば料理屋で食べるより地元の美味しいものが全然安く手に入るんですから』とは前回訪問時宿のご主人に言われた言葉。その言葉を思い出し、到着前に塩釜の魚市場に寄り道してみた。
色んな種類の魚がたくさんの小さな店に並んでいる中を、500円で山盛りのマグロの中落ち、400円で5ハイもある刺身用生イカ、手の平よりでかい300円の生タコの足を仕入れる。

宿に着いて小一時間昼寝。ひと風呂浴びてから甲子園をBGMにまず生イカを捌く。丁寧に皮を剥いて不揃いながらも刺身に作る。生タコはこれもそぎ切りにして皿に並べて、和民のマグロならこのひとかけらで三切れは作れそうな大振りの中落ちを盛りつけて刺し盛り完成。酒は宮城の地酒『浦霞』を酒屋で仕入れた。日本酒の趣味はないが、刺身にはビールより冷や酒が宜しかろう。

一雨あって、なお涼しくなったみちのくの夕風を部屋に引き込む。BGMを横浜対巨人戦に替えて、グラスに冷や酒。ねっとりと脂がある中落ち。トロリと甘くて美味しい生イカ。クニャクニャコリコリと食感が楽しい生タコ。生に飽きたらフライパンで焼いてみると、タコ焼きならぬ塩胡椒味の焼きタコがヒット。生より美味い(笑)。

しかし一人では食べ切れないのだが…。
誰か飲もうよ(笑)。
コメント (1)
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