北国の無線局 JA8CMC

北海道から趣味のアマチュア無線等の色々を思いつくままに綴ります。
since 2007 

リニア修理

2015-07-02 | 無線設備
  
 2年前に故障してメーカー修理をしたJRL2000がまた同じような

電源回路異常とのアラームが出て動作しなくなった。

今回はメーカー修理はせずに自前修理をすることにした。

高技術スキルのF局に全面的にサポートしてもらい作業開始。

 ケースを外し、各ユニットを順次解体して、電源ユニットをとり

出すのに結構、手数が掛かった。





解体中


取り出した電源回路部(PA部+制御部)


電源回路部のケースを外し、その中から制御回路電源用の

スイッチング電源(12V 4.6A)を取り出し。



12Vの制御回路用の電源が正常に動作しているか、負荷を掛けて
テストしてみると・・・・・


 出力電圧が10V程度に降下することがわかったので、平滑回路

の電解コンデンサが劣化しているのではと推定。基板上の電解

コンデンサを交換して、再度、負荷テストすると、電圧降下も無く

なり12Vで安定するようになった。



交換した電解コンデンサー。同値の物が手持ちに無いので近似値
の電解コンデンサーにしたが動作には問題は無かった。
20年位経過しているので寿命が来ていたのかもしれない。


 修理した電源回路部を組み入れ、1KWのフルパワーで動作させ

てみたが、アラームの発生もなく正常動作をして問題がなさそうだ。

 しばらく使用して完全に回復したか様子を見ることにしたい。

再発しないことを願っているが・・・・・・・。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿