6年生の児童48人が左官(石膏マーブル板)、畳(円形ミニ畳)、造園(コンテナガーデン)、和菓子(小麦まんじゅうと練り切り)、洋裁(ペンケース)、板金(銅板レリーフ)、フラワーデザイン(フラワーギフト)、大工(プランター)、西洋料理(オムライスと野菜スープ作り)の9職種に挑戦です。
体育館で開会式を行った後、それぞれの職種に分かれ作業開始です。
畳教室に参加してくれた児童は9名。
千葉県畳業組合からの講師は私と匝瑳市、富永畳店さんの2名です。
早速作業開始、初めて縫う畳表の硬さに苦戦しながら作業を進めます。
針で指を刺す子もおりましたが頑張って縫う事が出来ました


早い遅いはありますが皆上手に作り上げる事が出来ました

作り上げた作品を見て嬉しそうに笑顔を見せてくれる子供達には毎回元気をもらえます。
世界に一つしかない自分で作りあげた円形ミニ畳。
帰ったら家族に自慢してくださいね!
(※訳あって写真が1枚しかありません)
円形ミニ畳作りが終わったその後は畳教室に参加してくれた児童と一緒に給食を頂きました。
そして午後からは5時間目の授業時間を頂き、6年生全児童での畳講座です。
講師は引き続き私が担当。
畳屋さんの仕事、畳の構造や畳床、畳表が何から出来ているのか?を見て触って持ってもらいます。
畳の歴史や畳縁の事、畳職人の道具や畳職人が他の職人さんと違うところなどを説明。
最後に畳を縫う作業をちょっとだけ見てもらいました。
知ってそうで知らない畳の事。
あっという間の1時間でしたが、子供達が楽しんで畳を理解してもらえたと思います。
このようなキャリア教育は本当に素晴らしく、物作りの楽しさ素晴らしさを実感し、将来そういった道に進んでくれたら本当に嬉しく思います。
今回も大成功だった手づくりみらい教室。
畳教室を選んでくれた子供達、本当に有難うございました!
そんな多古町立多古第一小学校で行われた手づくりみらい教室のご報告でした。