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畳刺 父ちゃんの日々

千葉県印西市で畳店を営む父ちゃんが 日々体験した事などを気ままに綴っていく日記です。

北総春まつり

2010年03月28日 | 商工会活動
昨日、印西市 北総線 千葉ニュウタウン中央駅にて北総春まつりが開催されました。

      

このまつりに商工会青年部として参加するのは初めてのことです。
天気は良かったものの、風が強く寒い日でした。

出店内容は 豚汁、キャラメルャbプコーンです。

     

出たしはお客様も少なく、果たして売れるのか?という不安が大きく、豚汁失敗したかもなんて思うほどでしたが、時間が経つにつれ人出も多くなり売れ行きは好調!!

       

  

販売数、キャラメルャbプコーン320袋、豚汁180杯、午後1時30分過ぎにはどちらも完売!!
残り1時間30分の販売時間を残し完売御礼となり、うれしい誤算となりました。


             
       ここにも色々なユルキャラに混じりチーバ君が。

来週4月4日(日)は印西市小林牧場での桜まつり出店となります。


印西市 合併

2010年03月23日 | ノンジャンル
本日3月23日に私の住む印西市が近隣の2村 ( 本埜村、印旛村 ) を編入合併し、新しい 《 印西市 》 になりました。

市名が変わらなかったのは商売をしている者にとって非常に助かりましたが 印旛村、本埜村の方はこれから色々大変だと思います。

2村を編入合併した事で市の範囲が非常に拡大しました。
広くはなりましたが、栄えている中心はニュウタウン地区という事になるのでしょうか。

これから私の住むこの町はどのようになるのでしょう?
誰もが住みやすく、誇れる町になってもらいたいものです(願)


        印西市    本埜村    印旛村

色々な畳

2010年03月19日 | 仕事
最近、色々な畳をやっております。

先日納めてきたのが、新築のヘリ無し半畳。

     
具合良く収まりました。

縁付きでは薄畳から標準厚まで、機械の変更がちょくちょくありました。

本日は納期のアパートとまたまたグランプリ前、練習がてらに板を入れさせて頂いたサラの裏返し。
板入れはグランプリ前、良くやりました(汗)

   

   

   

お客様も良く覚えていて、『大会の前に良い物を安くやってくれたんだよねー』と仰ったので私も、『もし今これを頼まれましたら三万円は頂きますよ』と返しました(笑)

一般の仕事に加え、明日からは学生寮の仕事が始まります。


年度末&新年度を迎えるため、仕事外でも出ることが多くなりました。
子供会や消防団、商工会など3月4月の土日は予定が一杯です(汗)


消防団に関しては今月限りで15年の消防生活が終わり、晴れて退団となります。
昨日、現役最後の水出しを仲間と共にやってきました。
来月、新入団員と共に歓送迎会を開いてくれるようです。
結婚した翌年から入団し今日まで、すごく長かった気もするし、なんだかあっという間だった気もします。
カミさんはホッとしているのでしょう。

そんなこんな最近の報告でした。




町駕籠

2010年03月06日 | 房総のむら
房総のむら入り口、総屋(ふさや)の中に常設展示してある 《町駕籠》 の補修を頼まれました。

私も初めての仕事ですが、こういう仕事は中々出来ませんので二つ返事で引き受けました。

 
        担ぎ棒に鰍ゥっている草鞋が粋ですね

  

               もうボロボロです
      
   今までは縁のみで下紙も入っておらず、平刺しも返しも粗く・・・。
      

スダレ部分などは着いてる物を外して使います。

       
     茶qゴ部分に平刺しの糸を鰍ッ、返しは平刺しの糸に絡めます。       
      

      
           
   
          下紙も場所によって使い分けしました  
  
    

    
今までは普通のゴザ縫いでしたが、今回はなるべく裏にも糸を出さない縫い方で仕上げました
    
                 裏面です(内側)
    
  
        
                 包み茣蓙、表面です
    

    
       完成です。 自分なりに満足の行く出来になりました。


この町駕籠の茣蓙作りは仕事が終わってから一人、夜なべに少しずつやっておりました。
合わせて製作日数は 表張り(シワ伸ばし)などの段取りを含めて約3日という所でしょうか。


駕籠屋さんも本体の補修をしている為、町駕籠に取り付けはまだしていませんが、出来て取り付ける時が楽しみです。
完成したらまた写真を撮ってきたいと思います。

良い経験で、また楽しい仕事でした。

茶室

2010年03月05日 | 房総のむら
房総のむら、武家屋敷離れの茶室です。

      

      

後から炉を切ったらしく畳の寸法はバラバラ、困った事に御点前の畳が一番小さい寸法で目乗りにもなっていない状態でした。
中物や炉畳も目乗りではなく床の間は一分以上持ち上がり、寄せもバラバラ、炉の電気コードは畳の下に入れてあり、敷き合わせで躓く位の段差、何だこの茶室は・・・と思ったほどでした。

関東間のこの建物、御点前畳が七分小~八分小で反対側の客畳の通しが五分大~七分大
、中物が2枚とも二分大巾、炉を切っていなくてもなんでこの割付???と思う寸法。

炉の蓋も二分以上寸法が小さく、敷いてある畳が一寸八分厚に対し、二寸の厚みがありました(呆)

寸法を直しながら目乗りに変えていきます。

   


 

畳の下ではなく、加工して板の下にコードを通しましたので段差はありません。

   

もちろん御点前畳も炉畳も中物も、この部屋全体を縁巾も工夫しながら総目乗りとしました。

   

色々手間が鰍ゥりましたが、自分なりに気に入った仕事が出来ました。

      
           夕方、静まり返った休日の商家町並み