研究者によると、オスのスマトラオランウータンが、抗炎症作用と鎮痛作用があることで知られる植物の樹液と噛んだ葉で開いた顔の傷口を治療しているのを観察したという。野生動物が自己治療をしているのが目撃されたのはこれが初めてではなく、ボルネオオランウータンが人間が筋肉痛の治療に使う植物の葉を噛んで腕や脚をこすっているのが目撃されているほか、チンパンジーが虫の感染症を治療することで知られる植物を噛んだり、傷口に昆虫を塗ったりする様子が記録されています。しかし、今回の新発見は、野生動物が薬効成分として知られる物質で開いた傷口を治療しているのが観察された初めての事例である。研究チームは、この発見は、紀元前2200年にさかのぼる医学書で初めて言及された人間の創傷治療の起源に関する洞察を提供すると述べている。・・・・・・オランウータンが薬草の知識を持っているなんてワイルドだなぁ。代々受け継がれてきて本能に刷り込まれたのか、それとも集団生活の中で教え込まれたのか。傷にその噛んだ葉を塗りつけたオランウータンの傷は5日後に塞がって治ったってね。あとは小さな傷跡だけが残ったってね。人間は、猿から学んだのか、猿が人間のマネをしたのか、人間の創傷治療の歴史が解き明かされるかもしれないね。
たぶん動物が食ってたり
噛んでたりしてたものを見て
人間が自然から学んだんだろうと
思うけど
初めてそれをした人間は
男だろうか女だろうか
男は傷が多かっただろう
女は子供を守るために
かな?
最初に怪我をした人間は
誰だろうナンテ
人間創始の時代への
興味が湧いてくるね