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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

revient a la maison

2019-06-16 09:03:38 | Weblog

Don Giovanniがオペラ館のガルニエに戻って来たとフランスの新聞に出てた。今もドンジョバンニ、モーツアルトなんだ。と思うと芸術は永遠なんだね。オレは門外漢だからオペラは何も知らないがドンジョバンニというタイトルだけは知ってる。なんでもドンファンのことで女にもてて剣の腕も立つ男の話だったと思う。夜這いに行った娘のところでそこのオヤジに見つかり争いになってそのオヤジを殺して仇と狙われ、捨てた女に恨まれそれでも放蕩の限りを尽くし最後は地獄の釜が開いてその中に引きづりこまれる。そこで残ったものはめでたしとなる物語だったと思う。ナント軽率な男の物語がこんなに永遠に続くとは。やはり、庶民の憧れでもあるんでしょうかね。このドンファンの生き方も。放蕩も限りを尽くしてしまえば疲れるだけだと思うけどと凡人は思うのですがそうでない人もいるからなりたっているんでしょうね。いくら自分勝手ないい思いをしたとしても最後は地獄の釜ですからね。やはりそういうのって人は許してくれないのですよ。でも破壊と回復の物語でもありますからそこら辺がご愛敬というのでしょうかね。人間なんてちっとも進歩してないと思いますね。それでも今度のジョバンニは若者仕立ての新解釈でやると書いてました。やはりオペラの定番ですからウケるんでしょうね。ミュージカル仕立てのヤツもあったのでしょうか?よく知らないけど。と久しぶりのクラシックでした。

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