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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

ふり返っても

2018-12-30 08:39:57 | Weblog

畑の杉の木が伸びたので二、三本の太い幹と数十本の枝を切っただけなのにもう手が使えません。人差し指は間違ってノコギリで霞めるし枝切ばさみの多様で中指にまめができるわで白魚のようなお手々では何の役にも立ちません。気持ちでは木を一定の高さで切りそろえてと思ってたんですが計画実現には春までかかりそう。平成の御代のうちに達成したいと願うのですが。杉の木の列を見るたびに僕は「ケンジュウ公園」という宮沢賢治の童話を思い出して「ホーホー」と一人でニンマリしていましたが幹を切らず枝ばかり切ってきたせいで木はぐんぐん伸びて畑に影を落としてきたのであわてての仕儀で木こりとなりました。が、このテイタラク。木が伸びたのはこの夏、暑かったからかな。そうだ、今年をふりかえってもこの夏暑かったことと今寒いことしか覚えていない他のことはすべてオボロ。これが「毎日が新鮮」の云われなのか。毎日が新鮮だからまだまだ昔を懐かしむ心境になれない。

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