2002年以来、足掛け16年乗ったVT250シリーズを、降ります。
人骨=VTRくらいのアインデンティフィだったし、最高の相棒と自他ともに認めていたVTR250Fを手放すこととなったことに、残念な気持ちを持っている。
しかし都合よく、前向きに新しい自分を迎え入れることとしたい。
これに至った背景を説明すると、昨年から新たなバイク仲間2名とつるんで走るようになり、そのうちリーダー格(50代後半)が自称変態、1日1500kmの高速道路走破に喜びを感じる特殊ライダーなことがあげられる。彼の得物はハーレーの1600cc?よく分からないがとにかくデカイ。そしてとてつもなく五月蠅い。もう1名もスポーツスター1200ccである。2台とも排気音はブヂブヂブヂッブヂッブヂッ!!というハーレーのあれである。
これに対応して自分はVTR250Fの前スプロケを1丁上げると共に、高回転域のヌケ改善を目的にモリワキサイレンサーを導入して、彼らと同等の120km/h巡行に備えたところである。
しかし、今年になってリーダーは私の追従を嘲笑うかのように、新型のゴールドウィングに乗り換えてしまった。1800cc?排気音こそ純正ゆえ静かになったものの、こんどは停車時のステレオ音量に閉口する。ますます遠い存在になったなと思ったら、曰く「これで骨ちゃんとはホンダ仲間だな!」
彼らに合わせてついて行く必要は無いものの、大型車特有の余裕クルージングを目の当たりにして、自分もついにもう少し余裕ある排気量が欲しくなってしまったのである。
一時的な風防効果を除いてVTに高速走破性能は求めていなかったし、そもそもそんなに高速道路を使う方ではなかった。しかし、いま高速道路で遠くを目指すことに知らず知らず快感を覚えつつある自分が居る。新しく出会う道には親しめる余裕を持っていたほうが良い。ETCなんとかプランというのも便利だ。
そこで、正常進化をするならVFR800Fに乗るかなと考え、まずはこいつを借りて乗ってみた。
はたせるかな、はっきり言ってこのバイクはコケる気がしなかった。高速コーナーでフルバンクしても半端ない安定感である。
かつてGSX750S3カタナに乗っていたことがあるが、パワーはともかく足回りがいかにも弱々しかった(現在の250CCクラス以下)。というより私の知っているバイクの足回りというのは、効かないブレーキとブリジストンBT45のそれが全てであった。
しかし現行のVFR800Fはどうだ、これが現代のマシンか・・・なんてこったマシンの進歩がこんなにも(略)。
高速道路もラクである。VTR250Fで150km/h巡航はムリだ。最高速アタックが150km/hだ。しかしVFR800Fはいとも簡単にそれを成せるばかりか、余裕で180km/hまで回った。うっかり覆面を追い抜いてしまい、あやうく捕捉されそうになったため、それ以上は諦めたが(スポスタの相方が、追跡を開始した覆面を遮って私を守ってくれたのだ、感謝!)、800ccのポテンシャルは侮れない。
ただしVFRはめちゃくちゃ重たかった。取り回しや押し引きをしている時は、コカす気しかしなかった、これは750カタナより重い。あと股間が熱い。
そこで色々調べた結果、コスト、パフォーマンス、ウェイトのバランスで最も優秀な、ヤマハMT-07というバイクに白羽の矢を立てた。
400ccクラス並の車格に、かつてのナナハンマルチに引けを取らないスペック。まさに現代マシンそのものでしょう。黄色のホイールのなんともアグレッシブなこと。これなら気軽に乱暴ができるのではないか。
私はこれに決めた。信幸・信繁、わしは決めたぞ、決めた決めた決めたぞォー!!
もはやこれしかないと思った。絶対欲しいと思った。かくして土曜日に試乗に向かおうとした。
しかし、意外なところからダメ出しが入った。
かつて「チビ」として拙ウェブログにも登場していた私の倅である。
2005年に産まれ、今年中1になる彼は、私の想像を超えるほど好奇心旺盛なカーキチ・バイクキチ少年に育っていた。
彼が、ヤマハのストリートファイターに浮気しようとした私を、猛烈に引き留めたのだ。
曰く、YZFシリーズなら本命だが、MTシリーズは許せないらしい(3年後に免許取る気満々)。
ちなみに彼はたまに河原でコレダくんに乗って遊んでいる。
「えー、MT07とかいってカウルないじゃん、お父さんVTでもあんだけカウルこだわってたじゃん、なんで妥協できるの?
あと、今着てるジャケットが、冬も夏もHONDAじゃん。ヤマハになったら、それどーすんの??
だからMTやめなよ、ホンダでさぁ、スーパースポーツに届かないこんなヤツあるじゃん?お父さんにちょうどじゃん?」

こいつです
倅が示したのがこのバイクである。
皆さんは知っていましたか?
私は知りませんでした、こんなバイク。
人骨=VTRくらいのアインデンティフィだったし、最高の相棒と自他ともに認めていたVTR250Fを手放すこととなったことに、残念な気持ちを持っている。
しかし都合よく、前向きに新しい自分を迎え入れることとしたい。
これに至った背景を説明すると、昨年から新たなバイク仲間2名とつるんで走るようになり、そのうちリーダー格(50代後半)が自称変態、1日1500kmの高速道路走破に喜びを感じる特殊ライダーなことがあげられる。彼の得物はハーレーの1600cc?よく分からないがとにかくデカイ。そしてとてつもなく五月蠅い。もう1名もスポーツスター1200ccである。2台とも排気音はブヂブヂブヂッブヂッブヂッ!!というハーレーのあれである。
これに対応して自分はVTR250Fの前スプロケを1丁上げると共に、高回転域のヌケ改善を目的にモリワキサイレンサーを導入して、彼らと同等の120km/h巡行に備えたところである。
しかし、今年になってリーダーは私の追従を嘲笑うかのように、新型のゴールドウィングに乗り換えてしまった。1800cc?排気音こそ純正ゆえ静かになったものの、こんどは停車時のステレオ音量に閉口する。ますます遠い存在になったなと思ったら、曰く「これで骨ちゃんとはホンダ仲間だな!」
彼らに合わせてついて行く必要は無いものの、大型車特有の余裕クルージングを目の当たりにして、自分もついにもう少し余裕ある排気量が欲しくなってしまったのである。
一時的な風防効果を除いてVTに高速走破性能は求めていなかったし、そもそもそんなに高速道路を使う方ではなかった。しかし、いま高速道路で遠くを目指すことに知らず知らず快感を覚えつつある自分が居る。新しく出会う道には親しめる余裕を持っていたほうが良い。ETCなんとかプランというのも便利だ。
そこで、正常進化をするならVFR800Fに乗るかなと考え、まずはこいつを借りて乗ってみた。
はたせるかな、はっきり言ってこのバイクはコケる気がしなかった。高速コーナーでフルバンクしても半端ない安定感である。
かつてGSX750S3カタナに乗っていたことがあるが、パワーはともかく足回りがいかにも弱々しかった(現在の250CCクラス以下)。というより私の知っているバイクの足回りというのは、効かないブレーキとブリジストンBT45のそれが全てであった。
しかし現行のVFR800Fはどうだ、これが現代のマシンか・・・なんてこったマシンの進歩がこんなにも(略)。
高速道路もラクである。VTR250Fで150km/h巡航はムリだ。最高速アタックが150km/hだ。しかしVFR800Fはいとも簡単にそれを成せるばかりか、余裕で180km/hまで回った。うっかり覆面を追い抜いてしまい、あやうく捕捉されそうになったため、それ以上は諦めたが(スポスタの相方が、追跡を開始した覆面を遮って私を守ってくれたのだ、感謝!)、800ccのポテンシャルは侮れない。
ただしVFRはめちゃくちゃ重たかった。取り回しや押し引きをしている時は、コカす気しかしなかった、これは750カタナより重い。あと股間が熱い。
そこで色々調べた結果、コスト、パフォーマンス、ウェイトのバランスで最も優秀な、ヤマハMT-07というバイクに白羽の矢を立てた。
400ccクラス並の車格に、かつてのナナハンマルチに引けを取らないスペック。まさに現代マシンそのものでしょう。黄色のホイールのなんともアグレッシブなこと。これなら気軽に乱暴ができるのではないか。
私はこれに決めた。信幸・信繁、わしは決めたぞ、決めた決めた決めたぞォー!!
もはやこれしかないと思った。絶対欲しいと思った。かくして土曜日に試乗に向かおうとした。
しかし、意外なところからダメ出しが入った。
かつて「チビ」として拙ウェブログにも登場していた私の倅である。
2005年に産まれ、今年中1になる彼は、私の想像を超えるほど好奇心旺盛なカーキチ・バイクキチ少年に育っていた。
彼が、ヤマハのストリートファイターに浮気しようとした私を、猛烈に引き留めたのだ。
曰く、YZFシリーズなら本命だが、MTシリーズは許せないらしい(3年後に免許取る気満々)。
ちなみに彼はたまに河原でコレダくんに乗って遊んでいる。
「えー、MT07とかいってカウルないじゃん、お父さんVTでもあんだけカウルこだわってたじゃん、なんで妥協できるの?
あと、今着てるジャケットが、冬も夏もHONDAじゃん。ヤマハになったら、それどーすんの??
だからMTやめなよ、ホンダでさぁ、スーパースポーツに届かないこんなヤツあるじゃん?お父さんにちょうどじゃん?」

こいつです
倅が示したのがこのバイクである。
皆さんは知っていましたか?
私は知りませんでした、こんなバイク。
CBR650F
と見立てました・・・・
VT降りてしまいました。ご推察どおりのバイクですが、これからもよろしくお願いします。
取り回しはラクなバイクですが、乗りやすいのはVFRの方です。
今はナンバーを切って倉庫に寝てます。
VTR250の09と12年式のリッタースーパースポーツに乗ってます。
前から人骨さんのページを見てました。
バリオスに乗ってましたので、弟さんのバリオスを直した時の記事でホームページにヒットしました。
上司の方のアジアのバイクを直した時とか、そのあたりです。
さてCBR650Fですが、ちょうど良いバイクだと思います。そこそこのパワー、そこそこの燃費。
ノーマルマフラーで5000キロ位走った後に、モリワキのフルエキを入れてましたが、燃費は変わらず22キロ/lでした。
レギュラーで良いので助かりました。
エンジンも回せばリミッターの当たるところまで出せますが、その域に行くにはアクセル全開です。
モリワキマフラーの効果は、ノーマルに産毛が生えた程度でした。音もほぼ変わらず、強い感じだったエンブレがすこしだけ弱くなりました。リミッターが当たるまでの加速が少しだけ楽になりました。
VTRにモリワキを入れた時の音の大きな変化や、最高速10キロアップの様な変化はありませんでした。
レッドバロンでタンクバッグとグリップヒーターとロングスクリーンを付けて、100まんえんポッキリでした。
翌年にバイカーズステーションソックスで新車が80万円で売っており、不人気車の弱さを痛感しました。
アフターパーツも、アジアばかりで、YZF-R1やCBR1000RRの様に豊富ではなく、例えばスクリーンを替えたいならプーチというメーカーしか無いよ、という具合です。
乗っていても、重い車体と、固いサスペンションに疲れてナンバーを切りました。
211kgの車体に83馬力。これが本物のスーパースポーツですと207kgの車体に180馬力とかになってくるので、
これならもう100万出して本物のスーパースポーツを買えば良かったかもと思っています。
アルミフレームで軽いし、エンジンももっと高回転まで回るし。カッコ良いしです。
3年乗って下取りは15万円のモリワキフルエキを入れて立ちごけ左右、走行9000キロで50万円でした。
綺麗に乗って倉庫保管だったのでこの値段でしたが、ノーマルマフラーのバイクカバーとかですと40万とかになりますでしょうか。
100万でCBR650Fを買って、もう100万以上だして新古のスーパースポーツを買いました。
最初から200万出して現行のスーパースポーツを買った方が良かったかもしれません。
スーパースポーツはリッター18km/l、ハイオクです。
レギュラーで29走ったVTRと比べて1.5倍ほどになるイメージです。
マフラー情報ありがとうございます、お話を伺ったので、ずっと純正にしておこうと思います。
私にとってはあまりとがったモデルは身分不相応なので、これくらい力の抜けたモデルの方が所有していても恥ずかしくない感じです。
しかし、ホンダさんから650Rが発表されたようなので、そちらの方が人気になりそうですね。
私はスポーツモデルはこれを最後にし、次はクルーザーかなと思っている次第です。