朝、通勤にブロンプトンを使っていたら、さっそくパンクした。これを修理したので、修理のコツについて書こうと思うです。
平日突然の出来事なので、写真はないです。
不思議なことに、速攻ぺしゃんこにはならず、しばらく走ることが出来た。パンク防止剤でも入れてあったのかもしれない。メーカー仕様なのか、販売店仕様なのかは不明。
タイヤを見てみると安全ピンが刺さっていた。ムカついてその安全ピンを投げ捨てたのだが、帰りにまた自分がこの道を通ることを思い出し、捨てたピンをわざわざ拾って、改めてドブに捨てた。これにて一件落着。
幸い会社まで残り400mほどの距離であったから、そのまま押して歩いて、仕事が終わってから作業することにした。
ブロンプトンはクイックリリースハブが装着されていないので、車輪を外すのに工具が要る。そのナットのサイズが15mm。
15mmというのは、自分としてはマニアックなサイズだ。オートバイ用の工具を持っているが、14mmの次は17mmと相場が決まっている。なので、まずレンチを購入・常時携行していないといけない。しかもこのサイズだと、そこそこ長いレンチでないと緩められないだろう。
それからブロンプトンは内装式ギアだ。私は外装式ギアのホイール着脱しか経験がない。
ブロンプトン購入以降ずっと、その辺について若干敷居が高い感じがしていたのだが、まあ自転車を乗るにあたってパンク修理は最低限身につけなくてはならないスキルなので、遅かれ早かれ要経験なのだ。
その時が来ただけなのだ。
しかも比較的恵まれたシチュエーションと言える。
やるぞぉっ。
ということでぼちぼち仕事をこなしつつ、終業時間を待つ。
ところで私はうかつにも何も道具を携行していなかったので、職場近くの100均でパンク修理キットを購入し、会社の備品のデカイスパナを借りての作業となった。
パンク修理作業そのものについては、丁寧に説明してあるブログを発見したのでこちらを参照にさせていただきました。感謝。おかげさまで、修理自体は楽勝です。
しかし意外なところで引っかかった!
いよいよ修理の済んだチューブをホイールへ装着しようという段になって、何故かタイヤがリムに入らないのである!
パンク修理も、タイヤ交換も、これまで何度も経験がある。原付のタイヤだって自力でやれた。しかし何故かこのブロンプトンのタイヤは、ホイールにはまらない!
何度も力ずくで入れようとしたがムリ。よくご法度と言われる装着時のタイヤレバー、もちろん使用。でもムリ!
何故だァー?!
わたしの努力無駄無駄無駄!
幸い会社なので、ネット環境がある。色々調べてみると、小径車のタイヤははまりにくいとかいう情報もあった。
それにしたって12インチのスクーターのタイヤだって、ここまで硬くなかったぞ。
1時間以上、タイヤと格闘し、一瞬あきらめかけた。このまま置いて帰って明日自転車屋でタイヤだけはめてもらおうかとも思った。
だが改めて冷静に考えてみた。落ち着くんだ、自分。
このタイヤをホイールから外した時どうだったか?!
レバーを使って、全く問題なく外れたではないか!?
それなのに何故今、はまらないのだ?
そこで、私はタイヤを外した時と、今の違いについて考えてみた。違いは、チューブが直ってパッチ(2箇所。都合3つも穴が開いてた…)を貼ってあるだけに思えた。
いやもう一点だけ違いがある!
それは、「チューブに空気が入っている」ことだ。
チューブを、ホイールとタイヤはめる時の常套手段として、「チューブに軽く空気を入れておく」というのがある。これは何故かと言うと、チューブがリムとタイヤの間に噛み込まれてしまうのを避けるためだ。軽く空気を入れて、チューブがある程度自立した状態にしておけば、ペチャンコの状態に比べれば噛みこむ可能性が大きく減る。
なお、仮にチューブをタイヤとリムの間に噛みこんだままパンパンに空気を入れてチャリに乗れば、「パンク修理後即バースト」ということになる。
なので、いつも私は当然のように、チューブが軽く円形になる程度まで空気を入れてからタイヤに組みつけてきた。これは常識だと思っていた。
本日の作業開始の時。このタイヤを外した時。パンク状態であったので当然チューブはペチャンコであった。
だけど今、自分は軽くふくらませたチューブを、ホイールに戻そうとしているのだ。
なので、改めてチューブをペチャンコに戻してタイヤにはめる事を試みたところ、これが大正解だった!
何事もなかったかのように、スルリとタイヤがはまってしまった。
アゲーン!
以上のことから、ブロンプトンのパンク修理時やタイヤやチューブ交換時には
「チューブに空気を入れるとホイールにタイヤがはまらない」
ということが分かった。
空気を入れずにタイヤをはめるべし。
ただし、チューブを噛みこんでいないかどうかだけは綿密にチェックが必要である。
何事も常識に惑わされてはいけないのだなあという確信をますます深めた、非常識な私でした。
平日突然の出来事なので、写真はないです。
不思議なことに、速攻ぺしゃんこにはならず、しばらく走ることが出来た。パンク防止剤でも入れてあったのかもしれない。メーカー仕様なのか、販売店仕様なのかは不明。
タイヤを見てみると安全ピンが刺さっていた。ムカついてその安全ピンを投げ捨てたのだが、帰りにまた自分がこの道を通ることを思い出し、捨てたピンをわざわざ拾って、改めてドブに捨てた。これにて一件落着。
幸い会社まで残り400mほどの距離であったから、そのまま押して歩いて、仕事が終わってから作業することにした。
ブロンプトンはクイックリリースハブが装着されていないので、車輪を外すのに工具が要る。そのナットのサイズが15mm。
15mmというのは、自分としてはマニアックなサイズだ。オートバイ用の工具を持っているが、14mmの次は17mmと相場が決まっている。なので、まずレンチを購入・常時携行していないといけない。しかもこのサイズだと、そこそこ長いレンチでないと緩められないだろう。
それからブロンプトンは内装式ギアだ。私は外装式ギアのホイール着脱しか経験がない。
ブロンプトン購入以降ずっと、その辺について若干敷居が高い感じがしていたのだが、まあ自転車を乗るにあたってパンク修理は最低限身につけなくてはならないスキルなので、遅かれ早かれ要経験なのだ。
その時が来ただけなのだ。
しかも比較的恵まれたシチュエーションと言える。
やるぞぉっ。
ということでぼちぼち仕事をこなしつつ、終業時間を待つ。
ところで私はうかつにも何も道具を携行していなかったので、職場近くの100均でパンク修理キットを購入し、会社の備品のデカイスパナを借りての作業となった。
パンク修理作業そのものについては、丁寧に説明してあるブログを発見したのでこちらを参照にさせていただきました。感謝。おかげさまで、修理自体は楽勝です。
しかし意外なところで引っかかった!
いよいよ修理の済んだチューブをホイールへ装着しようという段になって、何故かタイヤがリムに入らないのである!
パンク修理も、タイヤ交換も、これまで何度も経験がある。原付のタイヤだって自力でやれた。しかし何故かこのブロンプトンのタイヤは、ホイールにはまらない!
何度も力ずくで入れようとしたがムリ。よくご法度と言われる装着時のタイヤレバー、もちろん使用。でもムリ!
何故だァー?!
わたしの努力無駄無駄無駄!
幸い会社なので、ネット環境がある。色々調べてみると、小径車のタイヤははまりにくいとかいう情報もあった。
それにしたって12インチのスクーターのタイヤだって、ここまで硬くなかったぞ。
1時間以上、タイヤと格闘し、一瞬あきらめかけた。このまま置いて帰って明日自転車屋でタイヤだけはめてもらおうかとも思った。
だが改めて冷静に考えてみた。落ち着くんだ、自分。
このタイヤをホイールから外した時どうだったか?!
レバーを使って、全く問題なく外れたではないか!?
それなのに何故今、はまらないのだ?
そこで、私はタイヤを外した時と、今の違いについて考えてみた。違いは、チューブが直ってパッチ(2箇所。都合3つも穴が開いてた…)を貼ってあるだけに思えた。
いやもう一点だけ違いがある!
それは、「チューブに空気が入っている」ことだ。
チューブを、ホイールとタイヤはめる時の常套手段として、「チューブに軽く空気を入れておく」というのがある。これは何故かと言うと、チューブがリムとタイヤの間に噛み込まれてしまうのを避けるためだ。軽く空気を入れて、チューブがある程度自立した状態にしておけば、ペチャンコの状態に比べれば噛みこむ可能性が大きく減る。
なお、仮にチューブをタイヤとリムの間に噛みこんだままパンパンに空気を入れてチャリに乗れば、「パンク修理後即バースト」ということになる。
なので、いつも私は当然のように、チューブが軽く円形になる程度まで空気を入れてからタイヤに組みつけてきた。これは常識だと思っていた。
本日の作業開始の時。このタイヤを外した時。パンク状態であったので当然チューブはペチャンコであった。
だけど今、自分は軽くふくらませたチューブを、ホイールに戻そうとしているのだ。
なので、改めてチューブをペチャンコに戻してタイヤにはめる事を試みたところ、これが大正解だった!
何事もなかったかのように、スルリとタイヤがはまってしまった。
アゲーン!
以上のことから、ブロンプトンのパンク修理時やタイヤやチューブ交換時には
「チューブに空気を入れるとホイールにタイヤがはまらない」
ということが分かった。
空気を入れずにタイヤをはめるべし。
ただし、チューブを噛みこんでいないかどうかだけは綿密にチェックが必要である。
何事も常識に惑わされてはいけないのだなあという確信をますます深めた、非常識な私でした。
サンクス!!
空気を少し入れるのはパンク修理の常識だよね。
勉強になりました。
パンク未経験とか言って…私が人身御供になったから、もう輪行も怖くないですね!
今年はどうしようかなあー。っていうか5日も休めるんだろうか(笑)
俺も、セローの時はびくついてやりました。
ただし、空気は若干いれました。
チューブにベビーパウダーなどを塗るとすべりがよくなり、噛みこみにくいみたいですね。
チャリは、クリアランスがあまりないので、空気をすこしでもいれるとつらいのでしょうね。
ありがとうございます。
子供の通学自転車のパンク修理を多い時には週3回くらいやったことがある身としては大変ありがたいことです。
しかし私はパンク修理でホイールを外すことは無いですね(〃^∇^)
そのままイケますよ!
なるほど、シリコンスプレーとかじゃないんですね。
私はおかげでタイヤのビードの部分のゴムがボロボロ剥がれてしまいました。
セローは確かリアがチューブレスなんでしたっけ?!(うろ覚え)
チャリンコにもチューブレスがもっと普及してくれたらなあと思います。出先では水が使えないからチューブ交換が前提なんですって!
週3回って、2日に1回パンクですよね?呪われてるんですよそれ!
は冗談です。
mikanさんもあらゆるメンテの達人ですね。
そういえば父親は昔チューブだけひねり出して修理していたなあ…
私が乗ってる小径車ブロンプトンは、やっぱりタイヤを外さないとムリらしいです。
おかげで小さいけどコンプレッサーを購入しましたよ。
参考になるけどタイヤの入れ方は端折られてました。
拳骨スパナ使っているね。
この動画ですと車体をひっくり返して行っていますが私の時は普通にリアを畳んで立てた上体で出来たことと、パンクしてる場合はブレーキキャリパは触らずそのままでOKということを付記いたします。
ナットの締め付けトルク、あんなもので良いのでしょうか?それと、締め付け時にレンチが外れてナメてますよね。それと、この紳士はもう少しダイエットされた方が良いですね。ブロンプトンの耐荷重80kgをオーバーしてそうです。
いずれにせよ英国人はそんなこと気にしないのかも分かりません。よってブロンプトンそのものもかなりアバウトに作られているのかもしれませんね。