7月25日(日)はれ
【きょうの行動】
サンバーを修理に預け、VTRで二戸を出発~軽米でレッカー代清算~八戸市~苫小牧行きフェリー乗船
AM9:30
チェックアウトを済ませて、市街の郵便局ATMで現金を入手しスバルへ直行。青いツナギに無精ひげの若いメカニック担当の方によれば、サンバーは云ってみればエンジン吸気系の「デリケートな管がプチンと切れ」ているような感じらしい。このデリケートなパーツを交換すればとりあえず直るんじゃないかな、って。スーパーチャージャーへの吸気が亀裂が入って云々だそうだ。ただ大した部品ではないものの取り寄せになるから数日はどうしても掛かるとのこと。1日で直らないことは想定済みである、ハラは既に決まっていた。「サンバーは爆破するッ!」もとい、すなわちサンバーをここに預け、バイクだけでの北海道上陸である。すっかり「東北温泉宿ツーリングに落ち着いたな」と早とちりしていた妻は気乗りしないようだが、改めてスバルへその条件でお預かり願い修理を依頼するとともに、車内に山積みの荷物から最低限のものをチョイスするよう妻へ指示、これらをバイクへ積んだのであった。快適なはずの旅行は、250ccの街乗りバイクでオール2ケツ、2人分の荷物まで積み込むというキチキチの予定へ変わってしまった。梱包に適当な鞄がないため、近所のニコアというスーパーで1050えんで買ってきたのが、なんというか「おばあちゃんバッグ」。タイヤと把手が付いてるアレだ。押して歩くも良し、引いて歩くも良し、みたいな。2ケツで走るため荷物を固定するスペースは雀のヒタイ程度しかない。このおばあちゃんバッグのスクエアな形状が活きてきそうだと判断したのだ。だがこの積荷はとりあえず旭川のそばに5日も借りているバンガローに下ろしてしまうまでの辛抱だ。勝算ありッ!スバルでは修理ついでに12ヶ月点検も行ってくれると言う。値段は勉強しておきますよ、とも。本当にありがとうございます。何気にこの時「雑巾」を一緒に持っていったのだが、これは大正解だった。
AM11:30
スバルの皆さんと旅の思い出にと記念撮影をさせてもらい、「今から上陸します、必ず戻ります!」と言い残しおもむろに出発。
と見せかけすぐさま近くのコンビニで停車し電話をしまくった。
「庭の間取りなんですけど、図面描いてポストに入れといたんですけどご覧(略」
「すみません、バンガロー今日1日だけキャンセルでお願いします。…いやクルマが高速(略」
「今夜の八戸→苫小牧便ですが、バイクで空いてます?え!空いてる!?」
フェリーは青函便が一番本数が多いので、予約なしで入るにはこちらしかないかと思っていたのだが、意外にも八戸便でいけることになった。まるまる1日ロスしたが、ようやく上陸の目処が立った瞬間である。28日の温泉旅館も決定だ。今夜10時までまるまる時間もある。ひとまず昨日のレッカーに連絡し、振り込み予定だった未払い金を直接清算にすることとした。昨夜のアクシデントから復活しバイクで自由に走り回れること、ここが岩手県の見知らぬ土地であることに若干の興奮をおぼえつつ。レッカー屋の地図も無いし住所もよくわからんが、とにかく「八戸道の軽米ICの近く」という情報だけを頼りに訪れてみることに。余裕で見つかったよ、田舎って良いよなあ。レッカー屋は実はかなり大きな自動車屋であった。ここで支払いをしている間、VTRはサイドスタンドがアスファルトへめり込みあわや転倒しそうになっていた。北海道のアスファルトはめり込むと噂に聞いていたが、岩手でもか。噂は本当のようだ。以後、北の台地のアスファルトには気をつけるクセがついた。
【きょうの行動】
サンバーを修理に預け、VTRで二戸を出発~軽米でレッカー代清算~八戸市~苫小牧行きフェリー乗船
AM9:30
チェックアウトを済ませて、市街の郵便局ATMで現金を入手しスバルへ直行。青いツナギに無精ひげの若いメカニック担当の方によれば、サンバーは云ってみればエンジン吸気系の「デリケートな管がプチンと切れ」ているような感じらしい。このデリケートなパーツを交換すればとりあえず直るんじゃないかな、って。スーパーチャージャーへの吸気が亀裂が入って云々だそうだ。ただ大した部品ではないものの取り寄せになるから数日はどうしても掛かるとのこと。1日で直らないことは想定済みである、ハラは既に決まっていた。「サンバーは爆破するッ!」もとい、すなわちサンバーをここに預け、バイクだけでの北海道上陸である。すっかり「東北温泉宿ツーリングに落ち着いたな」と早とちりしていた妻は気乗りしないようだが、改めてスバルへその条件でお預かり願い修理を依頼するとともに、車内に山積みの荷物から最低限のものをチョイスするよう妻へ指示、これらをバイクへ積んだのであった。快適なはずの旅行は、250ccの街乗りバイクでオール2ケツ、2人分の荷物まで積み込むというキチキチの予定へ変わってしまった。梱包に適当な鞄がないため、近所のニコアというスーパーで1050えんで買ってきたのが、なんというか「おばあちゃんバッグ」。タイヤと把手が付いてるアレだ。押して歩くも良し、引いて歩くも良し、みたいな。2ケツで走るため荷物を固定するスペースは雀のヒタイ程度しかない。このおばあちゃんバッグのスクエアな形状が活きてきそうだと判断したのだ。だがこの積荷はとりあえず旭川のそばに5日も借りているバンガローに下ろしてしまうまでの辛抱だ。勝算ありッ!スバルでは修理ついでに12ヶ月点検も行ってくれると言う。値段は勉強しておきますよ、とも。本当にありがとうございます。何気にこの時「雑巾」を一緒に持っていったのだが、これは大正解だった。
AM11:30
スバルの皆さんと旅の思い出にと記念撮影をさせてもらい、「今から上陸します、必ず戻ります!」と言い残しおもむろに出発。
と見せかけすぐさま近くのコンビニで停車し電話をしまくった。
「庭の間取りなんですけど、図面描いてポストに入れといたんですけどご覧(略」
「すみません、バンガロー今日1日だけキャンセルでお願いします。…いやクルマが高速(略」
「今夜の八戸→苫小牧便ですが、バイクで空いてます?え!空いてる!?」
フェリーは青函便が一番本数が多いので、予約なしで入るにはこちらしかないかと思っていたのだが、意外にも八戸便でいけることになった。まるまる1日ロスしたが、ようやく上陸の目処が立った瞬間である。28日の温泉旅館も決定だ。今夜10時までまるまる時間もある。ひとまず昨日のレッカーに連絡し、振り込み予定だった未払い金を直接清算にすることとした。昨夜のアクシデントから復活しバイクで自由に走り回れること、ここが岩手県の見知らぬ土地であることに若干の興奮をおぼえつつ。レッカー屋の地図も無いし住所もよくわからんが、とにかく「八戸道の軽米ICの近く」という情報だけを頼りに訪れてみることに。余裕で見つかったよ、田舎って良いよなあ。レッカー屋は実はかなり大きな自動車屋であった。ここで支払いをしている間、VTRはサイドスタンドがアスファルトへめり込みあわや転倒しそうになっていた。北海道のアスファルトはめり込むと噂に聞いていたが、岩手でもか。噂は本当のようだ。以後、北の台地のアスファルトには気をつけるクセがついた。