人骨

オートバイと自転車とか洋楽ロックとか

北海道ツーリング04

2004年10月26日 | ツーリングのレポート
ということでスバルまでレッカーされるのであった。なおカード決済用の伝票を置いてきてしまったとのことで、支払いはどうしても現金でないと困るらしい。お幾らですかと尋ねると、八つ墓村の金田一耕助よろしく激しいアクションを交えながら頭をかきむしり指を折る、
「えっとーッ高速料金だろ、えーとレッカー代がkmン百円だろ、んーとォ・・・あれッ」
(余談だがこの二戸市には「金田一温泉」というのがある)
とにかく難しい計算だったらしいが、3万円少々という結果がはじき出された。想像より安くてちょっと嬉しいがあいにく持ち合わせが無い。コンビニで降ろせるだろうから、ローソンで停めてもらうようお願いする。レッカーごとコンビニに乗り付ける。しかし店員に聞いたがATMは無いらしい。現金が不可能である旨を告げると、

「仕方ないね、んじゃ掛売りにするんで後日代金会社に持ってきてくれる?」
「そうしていただければ助かります」
「悪いんだげど、誓約書を書いでもらうんだ」
「構いません、助かります」
「こちらごそ悪いねえ」

この2人と話していて東北人は心温かいことに気付き始めた。

PM8:00
やっとこさ二戸市のスバルの営業所へ到着する。遅い時間だというのに待ってもらったのだろうか。申し訳ない。出迎えてくれたディーラーの社員がまたとても親切でいい人だ。サンバーはレッカー牽引から切り離され、みんなで手で押して駐車体制に入った。建物内でレッカーの人から誓約書と振込用紙をもらい記入、お礼をいってさようなら。あとはディーラーの方にバトンタッチだ。記入の間に女性社員が気さくに話しかけてくれる。旅の途中のアクシデントに大変同情していただき、快くサンバーを預かってもらった。メカニックは今日はもう帰ったというので、ひとまず明日9時以降再度訪れることに。宿泊は決まっていますかと尋ねられ、適当に探しますよと答えると、ご丁寧に紹介してくれて予約まで取っていただいてしまった。ここの営業所の人たちの親切に感激してしまった。というわけでひとまずサンバーの荷台からVTRを降ろしてこれを下駄とし、二戸市内の宴会場つきビジホみたいなところへお邪魔にすることとなった。国道と並行する市街地側の道路へ入る。なんとも予定外の出来事になってしまったが、やはり寝る前に酒は欠かせないでしょうと言うことでコンビニに寄って買い物。ビールとカラムーチョを購入しておいた。ほどなくして右手に二戸なんたらホテルが目に入った。道路より大分奥まって1段下がった場所にあり、そこまでの長ーい斜面が駐車場になっている。とてもじゃないがここにバイクを停める気になれないので建物脇の狭いスペースへ駐車する。

コメント
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