小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

小手毬

2008-04-22 22:41:45 | スポーツ

 

ひと株から枝がこまかく分かれて枝垂れる。

そのしなやかな細い枝に沿って、4~5月、新葉とともに小さな5弁の花が20個ほど球形に集まり、小さな手毬のように咲く。

「小手毬」の名はスイカズラ科の大手毬に対してつけられたもの。

花の咲き連なる様子は古くは「鈴懸」とも呼ばれた。

風に枝ごと弾むさまは団子花とも呼ばれ親しまれている。

花の歳時記より

 

ところで、「紋切り型」の言葉があります。

長い間、言い古され、使い古されてきた表現や考え方。

例えば、

宝石を散りばめたような星空。

てんてこ舞いの忙しさ。

がっくり肩を落とす。

われるような拍手。

等など。

紋切り型は確かに便利。

でも、手垢まみれで、書き手が見えない・・・。

文章講座の先生は、紋切り型に逃げずに、自分なりの表現をするようにといつも言われます。

 

しかし、この型どおりがいいこともあります。

今回思いましたね~。

お悔やみの言葉。

「このたびは、ご愁傷様でございます。

心からお悔やみ申し上げます」

これこそ、長い間使い続けられた紋切り型の言葉。

でも、これ以外にない気がします。

これ全部をすらっと言えたら、見事ですが、途中で、フェイドアウト。

このたびは、どうも・・・・・。

それでいいような気もしました。

心がこもっていれば、伝わります。

 

さて、フェイドアウトしてほしくないのが、

「野茂投手」

日本に帰ってきて欲しいような、欲しくないような複雑な気持ちです。

「英語ができないのに、メジャーに行って大丈夫ですか?」

「僕は英語をしゃべりに行くのではない、野球をしにいくんです」

ぶっきらぼうで言葉足らずの彼。

ドジャーブルーのユニホームを着て、トルネードが冴え渡っていた彼。

彼の一球、一球に胸をドキドキさせたのを思い出します。

まだまだ夢を追いかけていて欲しいような、ゆっくりして欲しいような・・・。

一体、彼はどんな選択をするのでしょうか。

 

今日の私の小さな幸せ

 

今年はじめて「筍」をいただきました。

上の方の柔らかいところを、山椒の葉を入れて、酢味噌和え。

初夏が、そこまで来ている気がします。

 

コメント (10)
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