春一番に梅が咲き、二番手に桃、次にスモモ、アンズ。
とりが桜!
そして、いよいよ春たけなわとなります。
中国の古典「史記」に
「桃李もの言わざれども、下自ら蹊(みち)をなす」
という一説があり、有徳の士のもとにはその人格をしたって人が集まってくる意味の金言として使う。
これを日本人が解釈をつけると、
桃や李の花は美しいから自然に木の下に道が出来る、
となるが、
中国人は、桃や李の実はおいしいから、自然に道ができる
と解釈する。
このあたり、他国人の方が、花より実をとる実用主義に徹していうようだ。
ことばの歳時記 金田一晴彦著より
桜の開花予報が出たり、開花宣言が、トップニュースで扱われるのは、世界でも日本だけ。
それだけ、日本人は花に対して、美意識や感性が鋭いんですね。
そんな日本に生まれて、よかったな~って思います。
だから、日本語には、花がつく美しい言葉が沢山あります。
花明かり
花の雨
花冷え
花筏(はないかだ)
花の下臥
花衣
花曇り
花道
花を持たせるなんていう言葉も日本人ならでは。
勝利や功名を人にゆずる。
相手を立てる。
自分の功績などを他人のものとする意。
他球団にばかり花を持たせないで、勝っていこうぜ、カープ!!
今日の私の小さな幸せ
関東は大荒れだったんですね。
九州は、麗かな1日でした。
でも、明日は、今度こそ花散らしの雨が降りそうです。