小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

人生勉強

2006-05-30 21:52:37 | 小さな気付き

昨日は、カープのエース黒田の

「FA取得で意味深発言!」

などという、ヤフートピックスを読んで気落ちしたので、布団をかぶって早々と寝てしまいました。

 

そんな私に今日は梅雨入り前に神様からのプレゼント。

朝から、一日太陽が顔を出してくれました。

伸ばし忘れて干してしまったバスタオルのはしっこも中までしっかり乾いていました。

取り込んだ洗濯物をたたむ手もはずみます。

 

 

今日、高校3年生の息子さんを持つお母さんからこんな話を聞きました。

 

「ただいま」

 

と帰ってきたのですが、いつもより声のトーンがかなり低い。

テストがかえされてくる頃だとは思ったが、成績うんぬんというような雰囲気とも違う。

何かあったなと思い尋ねると、学校の帰りに自分の自転車と車が接触したとの事。

 

道路に駐車している車があったので、その車をよけて前に出たら、たまたま対向車が・・・・。

お互いブレーキをかけたが間に合わずに接触。

自分はけがもなく、自転車も無事だったのだが、車のボンネットにツーと傷が一筋入ってしまった。

その車の運転手、性急に車から降りてくるなり

 

「住所と名前を言え!」

 

と大声で怒鳴りはじめたそうです。

運転されていた方は、かなりの高齢の男性。

 

今時の高校生は一見強そうですが、普通の高校生だったらびびります。

すると、その様子を一部始終を見ていたおばちゃんが

 

「あのねぇ、この子の名前や住所を聞く前に言うことがあるでしょ。

大丈夫だったか?けがしなかったか?って聞くのが順序っていうもんじゃないですか!!!!!」

 

とたんかをきって、助け舟を出してくれたそうです。

そう言われたその男性、こともあろうか

 

「新車なんだ!!!!!」

 

その言葉に又カチーンときたおばちゃん

 

「新車とかボロ車とかそういう問題じゃないでしょ。

人と車、自転車と車、たとえどんな場合でも車が悪いって自動車学校で習ったでしょ!!!!!!!!!!!!!」

 

ただならぬ様子を察して、工事中のおじさんや、警備に立っておられた方が次々に集まってきたそうです。

その方達の第一声が、みんな

 

「僕、大丈夫だったか?けがしとらんか?」

 

と言ってくれたそうなのです。

多勢に無勢。その車の方は、

 

「もう、いい!」

 

とすてぜりふをはいて行ってしまわれたとの事。

 

「お母さん、世の中っていろんな人がいるもんやな~」

 

とは、その高校生の素直な感想。

自己中そのものの男性。

我が子をかばうようにたんかをきってくれたおばちゃん。

「けがはなかったか?」と親身になって心配してくれた見ず知らずの大人の人達。

彼にとっては、ほろ苦くもあり、優しさも感じた昨日の学校からの帰り道だったようです。

 

さてさて、私がその場にいたら、その女性のように、助け舟をだしてあげられただろうか・・・・・。

 

今日の私の小さな幸せ

 

雑草も花の季節をむかえています。

 

アザミの花。

 

      

 

ドクダミソウの花。

 

      

 

この花の名前知らないんです。でもこの雑草にもきっと名前があるのでしょうね。子供の時、おままごとによく使いました。

 

         

 

コメント (12)
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