大相撲夏場所は白鵬の優勝で終わりました。
途中、綱とりをかけていた栃東の休場で、気が抜けましたが、やはり今場所もおもしろかったです。
金髪のお相撲さん、把瑠都。
岩木山との取組「はりま投げ」、あれにはびっくりしました。
豪快です。まるでブルトーザーみたい。
お国では、「酒場の用心棒」だったんですって。
結局のところ、栃東が好きだから相撲が好きなわけではなく、相撲が好きだから栃東が好きなんだと思ったりしたわけで。
まあ、そんな事はどうでもいいのですが、どうでもよくないことがあったのです。
これは、たまたまだったのか・・・・。
昨日、日田から帰る途中、天ヶ瀬、湯ノ釣、少し中に入れば、壁湯、宝泉寺、川底と沢山の温泉地があります。
で、その中の一軒で汗を落として帰ることにしました。
すっきりして、お風呂から出ると、夫が
「決定戦になったらしいよ」
「え?ここテレビ置いてあるの?」
今日は生で相撲中継観る事をあきらめていただけに、喜び勇んでテレビの前に直行。
あたりを見回すと、数人のおじさんたちもテレビを観ていました。
女性は、お風呂に入ると、あれもこれもするので、男性よりずいぶんお風呂から上がるのが遅くなります。
そのおじさん達も、テレビを観ながら奥さんを待っているようです。
しばらくすると、奥さん達が次々に出ていらしたのですが、な、なんと、決定戦が今からというのに、観ないで奥さんと一緒に駐車場にむかうじゃないですか!!!!!!
「え?、観ないんですか?今日、千秋楽で、もうすぐ決定戦ですよ~!」
さすがに口に出しては引き止めませんでしたが。
なんせ見ず知らずの人ですし・・・・・。
でも、一組のご夫婦だけじゃないんです。
次々に、み~んな帰って行かれるんです。
相撲観ないで。
奥さんが、たとえ相撲に興味がなくても
「ちょっと待って、今から決定戦だから」
って言って観て欲しかったです、私。
だって、私よりみんな年上に見えたあのおじさんたちは、野球、相撲、プロレスで育っていて、相撲の面白さ絶対知っているはずなのに。
やっぱり外国人力士ばっかりだから?
でも外国人力士だって、日本人力士以上に努力して精進していて好感が持てる力士もいるし。
旭鷲山が、決定戦前の白鵬に、お風呂にも入らず、目を見て真剣にアドバイスしている姿なんか、胸がジーンとして、下手なドラマ観るよりよっほど感動しました。
一時より、相撲人気が持ち直してきたと思っていたのですが、どうやらまだまだのようです。
それとも今日はたまたまだったのでしょうかね?
帰りの車の中で、
「ねぇ、どうして?どうして?そんなに相撲面白くない?」
と夫に詰め寄ると
「ところで、帰って夕飯何作るか決めてるん?」
と、見事にうちゃられてしまいました。
今日の私の小さな幸せ
宮崎産のマンゴーと大分県杵築のハウスみかんをいただきました。
マンゴーなんて、買って食べたりしない我が家です。
だからうれし~い。