MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『G.I.ジョー バック2リベンジ』

2013-06-07 23:09:38 | goo映画レビュー

原題:『G.I. Joe: Retaliation』
監督:ジョン・チュウ
脚本:レット・リース/ポール・ワーニック
撮影:スティーヴン・F・ウィンドン
出演:ドウェイン・ジョンソン/ブルース・ウィリス/チャニング・テイタム/イ・ビョンホン
2013年/アメリカ

「嵐影」という名前

 ストーリーとしては可もなく不可もなくと言ったところで、決して悪くはないと思うが、前作と続けて観なければ面白さが半減してしまうように思う。ところで、ハリウッド映画における日本の描写も相変わらずで、明らかに中国が入り混じっており、『インポッシブル』(J・A・バヨナ監督 2012年)のユアン・マクレガーが演じる主人公のヘンリー・ベネットの取引先の日本人が「ユニオシ」という不思議な名前であることと同じように、イ・ビョンホンが演じるストームシャドーの本名が「トーマス・嵐影」というのも不思議な名前ということで終わらせるつもりでいたのであるが、よくよく思い返してみるならば1967年に放送された特撮のテレビ番組に『仮面の忍者 赤影』というものがあり、1972年に放送された特撮のテレビ番組には『変身忍者 嵐』というものもあり、実感としては理解していないようであるが、忍者に関する勉強は怠らなかったのではないのかと思う次第である。アメリカは認めていないようであるが、ハリウッドは北朝鮮の核保有を認めたという解釈で良いのか? 確かに最近ではマーケットを勘案した上で編集された「中国版」なるものが存在するが、北朝鮮に対してはそこまでする市場があるとは思えない。


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パリス・ジャクソンの不幸

2013-06-07 00:49:48 | Weblog

マイケル・ジャクソンの娘パリスが自殺未遂(映画.com) - goo ニュース
マイケルさん長女が自殺未遂か 自宅から救急車で搬送(スポニチ) - goo ニュース

 「Ever since I was born, daddy has been the best father you could ever

 imagine... I just want to say I love him... so much(私が生まれた時から、ダディ

はみなさんが想像出来る限りの最高の父親です。私が言いたいことはただ父親が大好きだ

ということです。)」と、2009年に亡き父親のマイケルの悼辞で語ったパリス・ジャクソンは

当時11歳だった。「I love him」と「so much」の間の“溜め”が絶妙だった事を思い出す。

久しぶりに見ると随分と大人になった感じがする。パリスの後見人である祖母のキャサリン・

ジャクソンが弁護士を通じて、「15歳という多感な時期は誰にとっても難しく、いちばん近し

い人物を失った者にとってはその辛さもなおさらです」と語っているが、4年近くも経っていな

がらパリスが父親の死からいまだに立ち直っていないという事は考え難い。ロックコンサート

に行くのを許してもらえなかったのが「自殺未遂」の動機というのも単純すぎるし、いじめが

あったとしても金持ちなのだから対処できるはずで、要するに家族のケアが不十分なのだと

思うが、それはパリスの父親のマイケルに対しても同様だったはずで、同じ過ちを繰り

返そうとしているとしか思えない。


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