ケンのブログ

日々の雑感や日記

寒い一日

2021年11月23日 | 日記
私鉄で名古屋の神宮へ。

寒い。自動車に乗っているとわからないけれど、電車に乗っていって外を歩くと寒さがよく感じられる。

それとも、今日はだいぶん、寒くなったのか? そんな気もする。

実は名古屋の神宮、記憶にある限り今回 行くのが初めて。

駅からすぐのところにもう神宮がある。

境内のすぐ前に 宮前不動産株式会社 という不動産屋の看板が出ている。

見事にそのまんまの名前だなと思う。

境内に足を踏み入れる。

いやあ、広い。参道を歩いていると鳥居の厳かさ、森の深さなど伊勢神宮と見紛うほどだ。

参道の四つ角に七五三パックという看板が出ている。

どんなパックか知らないけれど、神宮まで、時代の流れでパックで商売をするようになったのかと思う。

手水にはひしゃくもおいてあり水が張ってある。

ただ、コロナ対策で手洗いは流水でおこなってくださいと書いてあって、手水から10メートルほど先に、竹の穴からちょろちょろ水が出ているところがある。

ただ、ひしゃくで手洗いしている人もいる。

それは自己責任でひしゃくで手を洗う分にはいいのだろうと思って僕もひしゃくで手を洗う。

コロナになってから一度もお宮のひしゃくで手を洗ってないので手順をわすれそうで、やはりやっておきたいと思った。

僕、お宮の作法は、細かいことは何も知らないけれど、手水の左手 右手 左手 左手の手順と二礼二拍手一礼だけはなぜかしっかりやったほうが気持ちがいいなと思ってしまう。

本殿のそばにお守りも売っている。

お守りを見ながら、「健康のやつにしとこか」「交通安全のにしとこか」と口々に言っている人がいる。

もちろん、どんなお守りを求めようとそれはひとそれぞれだけれど、僕は、特に目的が書いてあるお守りよりも 「お守り 〇〇神宮」 と書いてあるだけのシンプルなお守りが好きだ。

たぶん、特定の目的もさることながら、トータルに神様に守っていただきたいという気持ちが強いからだと思う。

それに、シンプルなものが好きということもあるし、、、。

まあ、お守りを吸盤で自動車のフロントガラスにつけたいなど機能的に特別の目的がある場合は、この限りでないけれど、、、。

シンプルなお守りの青と赤を手にとって巫女さんに見せると巫女さんは「〇〇円お収めください」とおっしゃる。

やはり、こういうところの巫女さんは言葉遣いがしっかりしている。

本殿でお祈りしてまた参道に戻ってくる。

もう一度手水で手を洗う。

すると手水の脇の森から

コッケコオオオーと声が聞こえる。

見るとちょっと太めで体格のいい鶏(にわとり)がいる。

鶏って日本ではその鳴き声を一般にコケコッコーと表現するけれど、コケコッコーでななくコッケコオオオーという感じで、ソプラノではなく隅々まで響くようなアルトの低い声で朗々と鳴くという感じだった。

そのさまを写真に撮っている人もいた。

鶏はコッケコオオオーと鳴いて、写真に撮られていることを意識して、ドヤ顔になってトトトトトっと5歩くらい歩いた。

冗談ではなく本当にドヤ顔をしていた。それはあれだけ気持ちよく鳴ければドヤ顔にもなると思う。

きっと神宮の森の中で環境がいいから、ドヤ顔になるほどいい声で鳴けると思う。

やっぱり鶏でも神宮の森にいる鳥は格が違うなと思ってしまう。

本当に天照大神が天の岩戸に隠れてしまったとき、岩戸の前で、天照大神のお出ましを願って鳴いたという鶏はこんな鳥だったかと思ってしまう。

神宮の森にいる鶏は違うなと思って森に意識が行ったせいだと思う、参道を歩いていると木の香りがとてもよいことに気づいた。

胸の中に入ってくる空気が体と心を浄化してくれるような気持ちになる。

ああ、森林浴が心身のためにいいって身をもってわかる気がした。

神宮まで歩いて行ける距離に住んでいたら、毎日、参道を散歩したら、ほぼ間違いなく健康にいいだろうなと思う。

それはともかく いちにち いちにち 無事にすごせますように、それを第一に願っていきたい。








夏は涼しかった?

2021年11月22日 | 日記
あるお店のスタッフの方とお天気のことに話が及ぶ。

「今日は雨ですね」とスタッフの方。


「そうですね。ずっと降ってますね」と僕。

「でも、ちょっと小やみになりましたね」と店員の方。

「そうですね」と僕。

「でも、ちょっと暖かいですね」とスタッフの方。

「そうですね。最近、季節感がよくわからないことが多くなりました」と僕。

「そうですよね。夏も涼しかったですしね」とスタッフの方。

「ええ?」と僕。「夏 涼しかったですか?」とちょっと驚いてしまう。

スタッフの方、しまった、という感じの顔になった。

「夏、暑かったですよね」とスタッフの方が訂正される。

「そうですよ。暑かったですよ」と僕。

今年の夏はさんざん暑かったような気がする。

多分、季節感がよくわからないという僕の言葉に反応して「夏、涼しかった」と言ってしまったと思う。

「そうですね。夏も涼しかったですね」と僕が答えていたら、本当に名古屋地方によくありがちな、ボケっぱなしで会話が終わるところだった。

まあ、そうならなくでよかった。

そこまでボケっぱなしだと逆にぎこちなくなってしまうから、、、。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お天気で思い出したけれど、アメリカのトランプ大統領があまり雪の降らない地方で大雪が降ったとき「それ見ろ、大雪じゃないか、地球温暖化なんて嘘だぜ」とツイートした。

するとたちまち
「トランプはアホだ、あいつはお天気と気候の区別がついていない。大雪はお天気だし、地球温暖化は気候だ」とみんなから反撃をくらっていた。

まあ、トランプさん狙ってやっているとは思うけれど。気候と天気の区別もつかなかったら大統領にはなれない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

新聞に 東京のミッドタウンでクリスマスのイルミネーションが始まったと出ている。

東京にしばらく行っていないのでミッドタウンと言われてもピンとこないけれど、なんしか始まったらしい。

東京に限らず、クリスマスのイルミネーションが増えてきたなとは思う。

町の木々も 紅葉の季節と言うよりは落ち葉の季節になってきた感じだし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新聞の歌の欄にこんな歌が出ている。

“”ダイエットアプリにさえもほんとうの体重はまだ教えてない“” 東京都Kさん


アプリと言えばこのブログのアプリでも、固有名詞をブログ記事に入れると、その固有名詞にまつわるニュースが翌日ニュースフィードの上位に表示されたりする。

下手に、アプリに体重おしえたら、「肥満に効く薬ベスト10」とかいうニュースや広告がスマホに出てきたりして、、、。 僕、スマホ持ってないからよくわからんけど、、、。

本当に色々と気になることの多い時代だなと思う。

それはともかく いちにち いちにち 無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。







山寺

2021年11月21日 | 日記
近所の山寺へ。

駐車場に自動車を止めて山を登る。

駐車場はすぐだけれどそこからが結構長い。

門をくぐる。

お不動産の登りが立っている。

何不動だったか名前が長いので忘れてしまった。

お寺なのに手水がある。しかし、蓮の花の形をした蛇口から水が流れている。そして柄杓(ひしゃく)もない。

微妙に仏教だか神道だか区別がつかないのは日本の寺社によくあるパターン。でもやっぱりお寺だなと思う。

弘法さんも祭ってある。そう言えば今日は21日。弘法さんの縁日。ウンがつくといいのだけれど、、、。

階段をずっと登っていくと、本堂らしき建物がある。建物の前でお線香がたかれている。

みんな煙が自分のほうに来るように手であおいでいる。

まあ、煙のご利益もあるといいのだけれど。僕もちょっと離れたところからあおいでしまった。

仏像がいっぱい並んでいる場所の囲いの石に、大相撲の元名力士の引退後の親方名が刻んである。

この親方、白鵬が俵(たわら)で足をゴシゴシしていたとき、「俵は結界ですから、あそこで足をゴシゴシするなんて考えられないことなんです」と言っていた。

こういう場所に奉納する人だから結界で足をゴシゴシすることがひときわ気になるのかもしれない。

あのとき、北の富士さん、「まあ、私達の時代はいろいろ言われましたねえ」と言葉を濁していた。
(あまり今の文脈に関係ないか、、、。)

そう言えば北の富士さん、「巡業ではお参りに行っていたんですか」とアナウンサーに聞かれたとき、「いやあ、僕はちょっと逆の方向に行ってました」と答えたことがあったっけ。

話が、またそれてしまった。

でも、確か、このお寺の系列の関東地方の寺で力士が、毎年豆まきをしていたような記憶がある。

ひょっとしたら相撲とこの寺と関係が深いのかもしれない。

本堂の脇に、お不動さんの真言が書いてある。とうことはやはりここの御本尊はお不動さんか。正式に調べたわけではないけれど、状況から判断して多分そうだと思う。

お不動さんの真言は短いバージョンなら覚えているけれど、長いバージョンだったので忘れてしまった。

でも、書いてあるのを見ながら何回か心で唱えた。

お賽銭を投げてお参りというかお祈り。

柏手を打ちたくなるのをこらえて手だけ合わせる。

いつか京都のお寺で勢いで柏手(かしわで)を打ったら子供がマネして柏手を打って、お母さんが子供に「ここはお寺だから柏手打っちゃダメなの」と注意していた。

僕への当てこすりで子供に注意しているのか?、少々形が違っていても心がこもっていればいいじゃないか、と思ったけれど、そこはこらえて黙っていた。

よい子はマネをしてお寺で柏手を打たないように注意しましょう。

でも、日本のお参りは柏手を打ったほうがお参りしたような気分になるなと思う。(個人の感想です)

本堂へ参って階段に向かうと、釣り鐘のある建物の端の方でお坊さんが小さい鐘を打っている。

カン カン カン カン カンとだんだんテンポが早くなってきて最後は乱れ打ちのようになって終わる。うまい、さすがプロと思う。

釣鐘堂の付近の広場から、それほど遠くないところにお城と川も見える。かなりいい眺め。

本堂の付近や、山門の付近にピンクや山吹色など薄い系の色の着物を着た女性を何人か見つけた。

みんな和傘をさしている。そしてなぜかみんな男の人と一緒だ。男の人は袴を履いている。

そして、仲間の人の写真撮影にも応じている。

まるで、夏目漱石の小説の挿絵か竹下夢二の絵の世界から飛び出してきたカップルのようだ。

なんだろう、モデルさんか、それとも何かの記念行事か。ちなみに今日は七五三詣りの人も多かったけれどそれとはちょっと違う雰囲気でもある。

山を下へ降りてきて、山門から町へ出る通りにも着物を着た女性と袴を履いた男性のカップルが町に向かって歩いていた。

この女性もかなりきれい。ええとこの人かも知れない。

町の方向に僕の車を止めた駐車場もあるのであとをついて降りていく。

怪しまれないようにあまり近づきすぎないように。コロナのためのディスタンスというよりも怪しまれないためのディスタンスという様相になっている。

それでわかったのだけれどカップルは東南アジアの言語を話している。何を話しているのかわからないけれど、言葉の響きから何となく東南アジアの言語だとわかる。

そうか、東南アジアからの人がなにかの記念に貸衣装を借りてこの装いで歩いているのだな。

まあ、きれいな格好ならしてみたいという願望には国境はないということだと思う。

でも、やはり着物はアジア人のほうが似合うなと思う。

それはともかく いちにち いちにち 無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。






コンビニ

2021年11月20日 | 日記
コンビニのコピー機のところに女性の店員さん二人が立っていた。

少しコピー機から離れたところにおばあさんが立っている。

「レイってどんな字ですか」と店員さん。

「レイは令和の令」とおばあさん。

「おばさん令子っていう名前なの」と店員さん。

「そう。令子」とおばあさん。

おばあさんから情報を聞きながら女性の店員二人でコピー機を操作している。

聴こえてくる話の内容から察するに店員の二人はおばあさんがコピー機で証明書を発行してもらう手続きを手伝っていると言うか実質的に代行している様子だ。

都会ではほとんどお目にかかることのできない光景。

都会だとたとえおばあさんに頼まれたとしても 個人情報の問題がありますから とか 操作を誤った場合の料金の保証ができませんから とか そういう事情で店員の人が年寄りの手助けをしたくてもできないのが現状だと思う。

それに都会だと二人店員がいて二人ともコビーにかかっていてはレジに来る客がさばけなくなってしまう。

まあ、田舎ならではの光景だけれど、見ていて気分の悪くなるものでないことは確かだなと思う。

それはともかく いちにち いちにち無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。



突然の大ヘビ騒動

2021年11月18日 | 日記
今日の岐阜の地方紙に記者が滋賀の父母のところに帰ったらヘビ(アオダイショウ)が出たという話が出ている。

かいつまんで要約すると、、、。


テレビの奥からガサゴソと音が

うん?何だ うちにはペットはいないはずだが、、、。

「うわぁぁぁぁ へびやぁぁぁぁぁ」と僕

「はよ 殺虫剤 殺虫剤吹き! はよ 殺虫剤!」と母。

「なにぃ! ヘビか。ええ?ベッドの下やって? そんならはよ追い出さなあかんがな。何をのんびりしてんねん。はよ追い出せ はよ」と父。「うわぁ また出てきたぁぁぁぁ」と母。「やかましいわ はよ挟むもんかせぇぇぇぇ」「バンバンバン」と父

「挟むもんで床たたいとったら意味ないやん。おとうちゃん」と母。
「うるさい。なんでもええからはよ出さなあかん」と父。

そうこうしているうちにヘビは外へ。
「でもヘビって守り神や言うし。あんなことして追い出して大丈夫なん?」と母。
最初に、 殺虫剤吹けと言ったことはすっかり忘れているらしい、、、。

アオダイショウは毒はないのに、、、、。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

過去にもブログで書いたと思うけれど、僕の家も昔は祖父があんこの製造工場を経営していたので、小豆の倉庫があった。

小豆の倉庫にネズミがいる、そのネズミを狙ってヘビが来るという食物連鎖で、アオダイショウがいた。

下駄箱の下にヘビがとぐろを巻いたときスポーツ万能の僕のおじがヘビを恐る恐る棒でつついたら、ヘビがガッと頭をもたげて、「うわぁっ!」とおじが後ずさりして、後ろで見ていた僕が尻もちをついた。


スポーツ万能のおじでもヘビにはなすすべがなかった。毒はないとわかっているのに、、、。

僕が尻もちをついたとき、おじはヘビに動揺した顔で「ああ、ケン坊 すまんかった」と僕に言った。

まあ、あの時はしばらくしたら、ヘビは自分で下駄箱の下から玄関の外に出ていったけれど、、、。

祖父のあとに工場を経営してくださった知り合いのおじさんの代になってもヘビは出た。

あんこを絞るジャッキの芯棒にヘビがとぐろを巻いてしまった。

このおじさんもトラック野郎の菅原文太もその顔を見たらビビるのではないかというほどのコワモテで体格がよくスポーツ刈りのおじさんだったけれど、ヘビはからきし苦手だった。

及び腰でヘビを棒でつついてもヘビはびくとも動かない。

このときはとうとうあきらめて、山の方に住んでいる、ヘビを扱うのが得意な人に電話して来てもらって追い出した。

しかし、及び腰でつついいているとヘビはびくとも動かないけれど、ヘビになれたおじさんが軽く棒でヘビを誘うだけでヘビは面白いようにスルスルと逃げていくと言うよりも移動していく。

まあ何事もなれが大切ということかとは思うけれど、ヘビに慣れろと言われてもちょっと、、、。

※ちなみに 僕の経験ではヘビに殺虫剤はあまり効果がありません。ヘビが隣の家のお勝手でとぐろを巻いたとき隣のおばさんはバルサンという煙のでる殺虫剤をやったけれど、煙が充満してもヘビは動かなかった。

あのときもとなりのおばさんからお宅のヘビがとぐろを巻いてバルサン炊いても動かないと苦情が来た。

お宅のヘビと言われてもうちもペットで飼っているわけではないのに と思いつつ、ヘビが得意な人が出ていって追い出したな、、、。


それはともかく いちにち いちにち 無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。