ケンのブログ

日々の雑感や日記

くせになりそう!

2021年11月10日 | 日記
岐阜の地方紙に載った短歌 俳句より。

“”初回での見立てと指圧に一目惚れ 癖になりそうこの接骨院“”(一般市民の部)

まあね、気持ちのいいことは何事もくせになってしまう。

変なことが癖になるより健全でいいと思うけれど、、、。


“”当たるかな アイスのぼうをまたなめる“”(小学生の部)

いいなあ。デジタルアプリ全盛の時代でも、アイスのぼうを楽しみになめている子もいるのか。

僕が子供の頃は チョコバットという、乾パンの生地にチョコレートをまぶしたようなバットの形のお菓子が駄菓子屋で売っていた。

セロファンでそのお菓子は包んであった。

セロファンをめくって アウトだとはずれ、ヒットを4つ集めればチョコバット一つと交換、ホームランだと1つだけでチョコバットひとつと交換、だったな。


ホームランもいいけれど、ヒットを4つ集めてチョコバット1つと交換するときの充実感はなんとも言えなかった。

くせになるところまではいかなくてよかった。

くせになったらお小遣いがなくなってしまう、、、。

仮面ライダーのカードがもらえるライダースナックというのも流行っていた。カード欲しさにライダースナックをかって、お菓子をどぶにほかす子もいたりして、校長先生がそういうことはしないようにと訓示をしていた。

いまも、アイドルと握手したさにCDを買って、握手するとCDはほかしてしまうひともいるらしい。

大阪のある歌声サロンの先生がそれを嘆いていた。

中島みゆきさんの歌ではないけれど、時代はまわるなと思う。



“”まちきれず ぶとうひとつ つまみ食い“”(小学生の部)

そうね、つまみ食いの味ってこたえられない。

僕は、味付け海苔をよくつまみ食いしたな。

クラスにも、好きな女の子はと問われて 「磯美人」(味付け海苔のブランド)と答えてみんなに受けてた子いたなあ。浜乙女というブランドもあったっけ。

あと、お伊勢さんのおみやげにいただいた、赤福餅
誰もいないときにこっそりふたを開けて、こしあんを箱の隅から指ですくって舐めるの、おいしかった。

赤福餅を、勝手に食べると数が減ってばれるけれど、あんこだけなら比較的ばれにくい。

まあ、バレてたとは思うけれど、、、。


“”さんまかな においでわかるぼくとねこ“”(小学生の部)

そうね、猫はすぐに来るよね。足音なしでね。

猫を追うより皿を引け ということわざあるけれど、あれは本当に賢い処世術だなと思う。

泥棒が来る と言って怒っているよりもしっかり戸締まりするとかね。



“”髪結ぶ 今日より夏の女なり“”(一般市民の部)

なんか、読んでいるとこちらが恥ずかしくなってくる。

大阪でこんな歌 披露したら みんなからツッコミ倒されて生きていけなくなってしまう。

女性はいろいろお直しが楽しめていいなと思う。

いろいろくふうするのはしんどいかもしれないけれど、、、。

男にとって結婚式の前の一週間はあっという間だけれど、女にとって結婚式の前の一週間は7年に匹敵するほど長いと言った人がいた、だれだっけ、ちょっと忘れてしまった。


それは ともかく いちにち いちにち無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。






あれこれと

2021年11月10日 | 日記
夜、遅くになって、ちょっと駅まで散歩に行くかと思って、でかけた。

駅まで散歩するって大阪にいた頃は当たり前だったのに本当に久しぶり。

こちらに向かって女性が歩いてきた。

僕、黒いブルゾンを着て、頭は丸刈り、大きなマスクをしている。

歩道はかなり狭い。

国道沿いの道で、あたりに人影や光はあまりない。

いやあ、これは、ちょっとまずいなと思った。

国道もあまり自動車が走ってなかったので、とっさに道路の反対方向に走って渡った。

駅に行って、自動販売機の飲み物を見ていたら、電車が来た。

まだ、電車はさすがに走っている。

ただ、これだと、男はともかく、女性だったら、午後10時以降に駅につく電車で帰宅することはちょっと勇気がいるかも、と思う。

大阪にいる頃はあまり感じなかったことだけれど、これだけ人が少ないと、ちょっと考えてしまうなと思う。

女性の場合は、駅からの距離もともかく、駅からの道の雰囲気ということも重要なファクターになってくるんだなと思う。

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新聞にワゴン車の屋根にに乗って、遠投の高さの指示を選手に与える日本ハム新庄監督の写真が出ている。

日本人は特に、車の屋根に乗るなんてお行儀が悪いという感覚は無意識のうちにも刷り込まれているので、一瞬、何 これ と奇抜な印象を受ける。

ただ、記事を詳しく読むと、試合では高い球は使わないから、遠投の高さを制限する新庄監督の狙いがあると出ている。

そういうことを理解した上で写真を見ると、たしかに新庄監督はワゴン車の上から高さはここまでという感じでバットを水平に真っ直ぐに差し出している。具体的でわかりやすい。

素人ではとても、ワゴン車の上からあそこまで見事に水平にバットを差し出せるものではない。

美しいと言ってもいいくらいバットは水平に出ている。

でも、ワゴン車の上に立つ姿はなんともアホっぽく見えてしまうけれど、、、。


ただ、あの水平に差し出されたバットの位置を見ていると、たしかにイチロー選手も、そして、新庄選手も、現役時代は、きっとあのバットの高さを超えない範囲の低い弾道のレーザービームを投げていたんだなと懐かしく思い出す。

本当に、新庄監督をみていると、すごい人なのか、アホの人なのかわからなくなってくる。

それは野村克也さんから“”代表的アホ“”と言われるのだから、仮にアホだったとしてもただのアホではないのだろうけれど。(そもそも、ただのアホでは監督になれないか、、、)

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新聞に慢性痛という言葉が大きな活字で出ている。

よく読むと要するに原因の特定しにくい痛みが慢性化したものを言うらしい。

こういう概念が生まれるとたしかに会話の中で、原因の特定しにくい慢性的な痛みのある場合には、慢性痛ですと言えばとりあえず通じるようになるし、慢性痛かも、ということで受診もしやすくなるし、、、


言葉が人の理解をうみ、また行動様式を変えるのだなとこういう機会に改めて納得する。

ただ、どんな言葉が生まれても具体的にどんなふうに痛いのかは本人にしかわからないという事実に変わりはない。

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小田急電鉄が乗車距離に関わらず2022年から小児運賃を一律50円にすると新聞に出ている。

ねらいは、子育ての負担を軽減し、鉄道利用者と沿線の居住者を増やすことと出ている。

亡くなった義理の叔父の婿Aさんが私鉄の社員だった。

おじは「私はAを婿に持つことで、鉄道会社の経営は沿線開発が大きな要素を占めることを学びました」と言っていた。

そのことを思い出す。

ただ、おじも、そして婿のAさんも、もうこの世にいない。

諸行無常だなと思う。

それはともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように、それを第一に願っていきたい。