ケンのブログ

日々の雑感や日記

トラックのお兄さん

2023年01月23日 | 日記
数日前のの夕刻 トラックの後ろを僕は自動車で走っていた。

トラックは 大きな材木を積んでいる。

もし 材木が落ちてきたら と思い僕はトラックと十分に車間距離を開けて走っていた。

あと トラックの後ろを車間距離を詰めて走ると 前方の視界がトラックでさえぎられてしまい 危険と言うことも思った。

僕は どの自動車の後ろを走るときも 車間距離は 多めにとる方だけれど トラックの後ろの時は さらに 多めに車間距離をとる。

夕刻で道路が混んできていた。

トラックは 大きな 材木を積んでいるので まさに 法定速度で走っていた。

すると 夕方の混雑で トラックの後ろを走る僕の自動車の後ろは かなり 自動車が多くなり 本当に 後方の自動車は数珠つなぎのような感じになった。

それでも 僕は トラックとの車間距離は 詰めずに 多い目に取り続けた。

信号待ちの時も トラックにあまり 詰めて停車すると 僕自身 信号が見えなくなってしまうから 普通乗用車 3,4台分は車間距離をとって信号を待っていた。

ちょっと 上り坂での信号待ちの時だった。

トラックは 発車しようとして 一瞬ちょっと後退した。

その 後退の仕方を見て 僕は ああ、 トラックはオートマチックトランスミッションではなく マニュアルのトランスミッションなのだなと悟った。

トラックは 発車しようとして ちょっと 後退する という動きを2.3回繰り返した。

僕の 後続に並んでいる 自動車を けん制したのかも知れないと思った。

車間距離を詰めると トラックが後退して ぶつかる可能性もある と無言でメッセージを送って後続車をけん制しているかもしれない と僕は思った。

坂道で発信するとき 車体が 後方に下がる。

また オートマチック車がそれほど普及していなかったころ 坂道発進は 緊張したなと思いだす。

ブレーキペダルから足を離して すぐに クラッチをつながないと クラッチをつなぐまでの時間に どんどん 車体が後退してしまう。

トラックは今でも マニュアルのトランスミッションなのかと思った。

家に帰ってきて調べると 積み荷によって車体全体の重さが コロコロ変わる トラックは オートマチックトランスミッションだと逆に 効率が悪い。 

やはり 積み荷の重さに応じで運転手の 感覚で ギアチェンジのできる マニュアルトランスミッションの方が 効率がいいから いまでも 多くのトラックが マニュアルのトランスミッションだと 僕が調べたサイトに書いてあった。

そうなのか と思った。

次の信号でも 僕は トラックと 車間距離を やはり 自動車3台分くらいはあけて 停車した。

坂道の時よりも ちょっと 車間距離を短くしたけれど それでも ちょっと余裕を見て車間距離をとった。

しばらく待っていると トラックの バックライトが 点灯した。

あれ トラックが バックしてくるのかと 身構えると バックライトは消えた。

また バックライトがついたので 身構えると また バックライトは 消えた。

ああ、 トラックの運転手 坂道で 車体を後退させるのも バックライトを点灯させて 実際には バックしないのも いわば わざと やったんだな と思った。

車間距離を とっていたから わざと 坂道で 少しだけ 車体を後退させたり 坂道でないところで バックライトを点灯させたりして トラックは 坂道では 後退することがあるし そうでないときも 車体が 大きいから バックする必要に迫られる可能性が 普通の自動車より 高い、 だから トラックとの 車間距離は 多めに とったほうがいいと トラックの 運転手が 言葉を使わないで 僕に 教えてくれたような気がする。

車間距離をとっていると たまには こうして ためになることを 教えてもらえる場合もあるんだな と思った。

僕が クソ真面目に 車間距離をとっていたから トラックの運転手が ちょっと 僕のことをからかってみた というのも あるかもしれないけれど、、、。

それは ともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように。

それを 第一に願っていきたい。